両陛下が美術展を鑑賞されました。
12日。東京国立近代美術館で「美術館」をテーマに5つの
国立美術館所蔵の作品をご覧に。
うーん・・・・皇后陛下の「心臓」云々が発表されてからというもの
本当に怒涛の「鑑賞公務」で。
香淳皇后はこんなにあっちこっちに行かれなかったし、行くとしても
妃殿下方をお連れになって・・が多かったような気も。
皇后陛下は天皇陛下と一緒の時は、とにかく腕を組みたいのですね。
でも。前回、単独の鑑賞公務ではちゃんとおひとりで歩いていらしたわけだし。
お二人だと足が弱くなるのかしら?
たとえ、災害の翌日だとしても、あらかじめ予定されていたから断れなかった
としても、それが精神衛生上必要な鑑賞であるから・・・でもいいんですけど。
高齢の両陛下があっちこっち美術館めぐりをされるのがダメとも言わないけど。
世の中が平和で、安全であったなら。
それは「日本国安定の象徴」であろうというもの。
だけど・・・・・両陛下はご存じないというか、もはや、この歳になって
こんな風な呼ばれ方をするとは想像だになさらないでしょうが
「災害天皇」「災害皇后」・・・・でございますから。
過去の歴代天皇なら、すっかり怯えて譲位ですよーー
でも科学的な視点をお持ちの陛下は、「天変地異は天皇のせいではない」
と思っていらっしゃるだろうし、
「祭祀で国は救われない。救うのは国家の行政である」とお考えでしょうから。
でも、いつもなら「一日も早く被災地を見舞いたい」のお言葉があるかと。
今回はまだありませんね?
開闢以来、ヤマトの地に、日本という国に、人々の中のDNAに刻まれた
「神への恐れ」を天皇自身が否定してしまったら、それによって存在してきた
「天皇」はどうなってしまうんでしょうか?