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皇后陛下81歳に   1

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 皇后陛下 お誕生日おめでとうございます。

ジョギングもされているようですが、無理をなさらず

お健やかにお過ごしください 

誕生日に関して文書回答

 1年を振り返って

「この1年も,火山の噴火や大雨による洪水,土地の崩落,竜巻など

日本各地を襲う災害の報に接することが多く,悲しいことでした。

ごく最近も,豪雨のため関東や東北の各所で川が溢れ,と

りわけ茨城県常総市では堤防が決壊して二人が亡くなり,家を流された大勢の人々が

今も避難生活を続けています。

先日,陛下の御訪問に同伴して同市を訪問いたしましたが,

水流により大きく土地をえぐられた川沿いの地区の状況に驚くと共に,

道々目にした土砂で埋まった田畑,とりわけ実りの後に水漬(みづ)いた稲の姿は傷ましく,

農家の人々の落胆はいかばかりかと察しています。

 詩的な表現だなあと思います。

  物事をこのように詩的に表現できる能力の高さにはいつも敬服します。

  とはいえ、美術館にもいかれたんですよね。

  もしや美術館でもそんなことをお考えに?

 

東日本でも,大震災以来すでに4年余の歳月が経ちますが,

未だに避難生活を続ける人が19万人を超え,避難指示が解かれ,

徐々に地区に戻った人々にも,さまざまな生活上の不安があろうかと案じられます。

また,海沿いの被災地では,今も2,000名を超える行方不明者の捜索が続けられており,

長期にわたりこの仕事に従事される警察や海上保安庁の人たち,また原発の事故現場で,

今も日々激しく働く人々の健康の守られることを祈らずにはいられません。

先の戦争終結から70年を経,この1年は改めて当時を振り返る節目の年でもありました。

終戦を迎えたのが国民学校の5年の時であり,

私の戦争に関する知識はあくまで子どもの折の途切れ途切れの不十分なものでした。

こうした節目の年は,改めて過去を学び,当時の日本や世界への理解を深める

大切な機会と考えられ,そうした思いの中で,この1年を過ごしてまいりました。

平和な今の時代を生きる人々が,戦時に思いを致すことは決して容易なことではないと思いますが,

今年は私の周辺でも,次世代,またその次の世代の人々が,

各種の催しや展示場を訪れ,真剣に戦争や平和につき考えようと努めていることを心強く思っています。

先頃,孫の愛子と二人で話しておりました折,夏の宿題で戦争に関する新聞記事を集めた時,

原爆の被害を受けた広島で,戦争末期に人手不足のため市電の運転をまかされていた女子学生たちが,

爆弾投下4日目にして,自分たちの手で電車を動かしていたという記事のことが話題になり,

ああ愛子もあの記事を記憶していたのだと,胸を打たれました。

若い人たちが過去の戦争の悲惨さを知ることは大切ですが,

私は愛子が,悲しみの現場に,

小さくとも人々の心を希望に向ける何らかの動きがあったという記事に

心を留めたことを,嬉しく思いました。

 愛子内親王の話はNHKで放送されたドラマの事でしょう。

  内親王が自発的に新聞記事でそれを見つけるという事をしたとは思えないので。

  どちらかといえば、悠仁親王の昭和館訪問などの方がよほど心に残る筈で。

  要するに内親王は別格なんだな・・・と思いました。

  でも「小さくとも」の一文字が気になって。

  愛子内親王はもう小さくないですよ?

 

今年,陛下が長らく願っていらした南太平洋のパラオ御訪問が実現し,

日本の委任統治下で1万余の将兵が散華したペリリュー島で,

御一緒に日米の戦死者の霊に祈りを捧げることが出来たことは,

忘れられない思い出です。

かつてサイパン島のスーサイド・クリフに立った時,3羽の白いアジサシがすぐ目の前の海上を

ゆっくりと渡る姿に息を呑んだことでしたが,この度も海上保安庁の船,

「あきつしま」からヘリコプターでペリリュー島に向かう途中,眼下に,その時と同じ美しい鳥の姿を認め,

亡くなった方々の御霊(みたま)に接するようで胸が一杯になりました。

戦争で,災害で,志半ばで去られた人々を思い,残された多くの人々の深い悲しみに触れ,

この世に悲しみを負って生きている人がどれ程多く,

その人たちにとり,死者は別れた後も長く共に生きる人々であることを,改めて深く考えさせられた1年でした。

 視覚的な風景を読み込みながら感動を与える。三羽のアジサシの話は

   まるで小説か映画のようですね。

   正当性の主張のようにも見えます。

  という事は、批判されていることを多少はご存じなのか。

 

世界の出来事としては,アフリカや中東など,各地で起こる内戦やテロ,

それによる難民の増大と他国への移動,米国とキューバの国交回復,

長期にわたったTPP交渉などが記憶に残っています。

また,日本や外地で会合を重ね,学ぶことの多かったドイツのヴァイツゼッカー元大統領や

シンガポールのリー・クァンユー元首相,40年以上にわたり,姉のようにして付き合って下さった

ベルギーのファビオラ元王妃とのお別れがありました。

この回答を記している最中(さなか),日本のお二人の研究者,

大村智さんと梶田隆章さんのノーベル賞受賞という明るい,嬉しいニュースに接しました。

受賞を心から喜ぶと共に,お二人が,それぞれの研究分野の先達であり,

同賞の受賞こそなかったとはいえ,かつてそれに匹敵する研究をしておられた北里柴三郎博士や,

つい7年前に亡くなられた戸塚洋二さんの業績を深い敬意をもって語られることで,

これらの方々の上にも私どもの思いを導いて下さったことを有難く思いました。

また,大村さんや同時受賞のアイルランドのウィリアム・キャンベル博士と共に,

同じこの分野で,国の各地に伝わる漢方薬の文献をくまなく調べ,

遂にマラリヤに効果のある薬草の調合法を見出した

中国の屠(と)(ゆうゆう)さんの受賞も素晴らしいことでした。

スポーツの分野でも,テニスや車いすテニスの選手が立派な成果を上げ,

また,ラグビーワールドカップにおける日本代表チームの輝かしい戦いぶりは,

日本のみでなく世界の注目を集めました。4年後の日本で開かれる大会に,楽しく夢を馳せています。

 私は、こうやって個人名を上げる事には反対です。

  これっていかに皇后陛下が記憶力がよくて、細かく色々なニュースをチェックしているんですよ

  下々の人達の事も一人ひとり見てますよというアピールと思うのですが

  一国の皇后のすることではないだろうと思うのです。

  しかも中国人にまで言及・・・・本当に細かい事で。

 個人名を上げるならスポーツの分野でも上げてほしかったし、そういう不平等感を

   あおることはやめてほしいです。

 

身内での変化は,秋篠宮家の佳子が成年を迎え,公的な活動を始めたこと,

眞子が約1年の留学を終え,元気に戻ってきたことです。

佳子はこの1年,受験,成年皇族としての公務,新しい大学生活,と,さまざまな新しい経験を積み,

また時に両親に代わって悠仁の面倒をみるなど,

数々の役目を一生懸命に果たして来ました。

眞子が帰って来てホッとしていることと思います。

また,この12月には三笠宮様が100歳におなりで,お祝い申し上げる日を楽しみにしております。

戦後70年となる今年は,昭和天皇の終戦の詔勅の録音盤や,

終戦が決められた御前会議の場となった吹上防空壕の映像が公開されるなど,

改めて当時の昭和天皇の御心(みこころ)を思い上げることの多い1年でした。

どんなにかご苦労の多くいらしたであろう昭和天皇をお偲び申し上げ,

その御意志を体(たい)し,人々の安寧を願い続けておられる陛下のお側で,

陛下の御健康をお見守りしつつ,これからの務めを果たしていければと願っています。

体調につき尋ねて下さり有難うございました。今のところ,これまでと変わりなく過ごしています。

 秋篠宮家に関しては人気者の佳子様に関してはきっちりとおっしゃり

  悠仁親王についてはスルー。

 眞子さまが帰国してほっとしているのは私です・・・くらいおっしゃって戴けたら

  「ああ、やっぱりおばあさまなんだな」と思えたのに。

正直、ジョギング映像には驚かされました。

服装がとてもジョギング用とは思えませんが・・・

でもあんなにしっかりと走っていらっしゃる。けれど、立っているときは陛下の

腕にすがらないとダメ。

これは一体、どういう風にとらえたらいいのかしらと

真逆の矛盾。雅子妃と一緒で国民は混乱するばかり。

 孫達に囲まれるでもなく、二人きりで普段着で立つ

両陛下の図。孤独ですよね。今時の庶民と同じです。

戦後70周年にあたり、さまざまな催しや施設を訪問したのは秋篠宮家の方。

だけど「次世代,またその次の世代の人々が,

各種の催しや展示場を訪れ,真剣に戦争や平和につき考えようと努めていることを心強く思っています」

の一文で終わりですか。

一方で愛子内親王への異常な肩入れ。

これはやっぱりと思わずにはいられませんね。

私は、小さな悠仁殿下が、それこそ何世代も前の戦争の話を

常に真摯にきちんと聞かれて展示物をご覧になったりする方に感動しましたけど

皇后陛下はそれよりも愛子内親王の方が印象的だったんだなと。

無論、「内親王は外のお孫さん達とはあらゆる意味で違うから」皇后陛下は

弱いものへの目線を大切にする方だから・・・と好意的な見方も出来ないわけでは

ありませんが。

 

 

 


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