現在でも皇后陛下が折りにふれて口にされる記憶。
成婚の時、小和田さんが「両陛下からぜひにというご挨拶があれば」と言った。
正田家から嫁いだ皇后陛下にとっては驚かされる言葉ばかりで
「何度も思い出してしまうことがあるのよ」と漏らされた。
翻って正田家、特に母の富美子さんの控えめな態度は徹底していた。
富美子さんは関係者に「機械(電話)を通してしか娘と話すことが出来ません」と
語った。
「両陛下自ら頭を下げるなら娘を差し上げましょう」と小和田さんに言われたって事ですね。
それでトラウマになったと。いわゆるフラシュバックのように蘇ってきては嫌な気持ちに
なると・・・そういう事ですよね。
その時に「冗談じゃない。うちの息子の嫁になんかしない」と言えなかった皇后の心の弱さを
悔やむべきです。
心のどこかで痛いところを突かれたと思ったんでしょう。
しかし、富美子さんだって「結婚とはストラグルでしょ」とおっしゃったし、亡くなる前に
雑誌に語った「約束が違う」発言等、似たようなものじゃないかと。
美智子妃が入内してからも度々東宮御所に行っていた事は検証ずみですけどね。
皇 后 「他の皇族たちとの交流が途絶えている事は望ましい事ではないし
それぞれの皇族がどのような公務を行っているかということが
わからなければ、その状況を全く把握していないのと同じことなの」
皇 后 「サーヤとの交流がないというのは。本当に人を助けることを生きがいとしているし
サーヤに聞けば色々なことがわかるのに」
(皇后心の声 ;うちのサーヤはおたくの愛子と違って育て方がよかったのよ)
(雅子妃心の声 ;今更行き遅れの娘自慢ってありえなくね?)
(庶民の心の声 ;年下に素直に聞けるお妃なら苦労しないんじゃないですか?
そんな事、20年も見ていればわかるでしょうに。それにサーヤは降嫁した身。
雅子妃からすれば関係ない人でしょう。本当は「紀子妃に見習え」というべき
なのに)
「御宿カワセミ事件」のおさらい。
皇 后 「御歌というものは、広く公に向けて自分たちの気持ちを歌うものなのよ。
藤原道長が、わがよの春のことをうたったような、自らのことばかりを歌うというのは
ふさわしくないのです」
(皇后心の声 ;愛子が作文に道長を出した時は腰がぬけたわ。さすがにあれはまずいわ。
嘘だってすぐわかるもの)
(雅子妃心の声 ;道長のような生き方をするのが小和田家の願いだし。自分達さえよければ
いいっていうのが人間の本音じゃね?
せっかく皇族という特権階級にのし上がったのに今更なによ)
(庶民の心の声 ;と、いいつつ、今回はご自分のことを詠んでおられますが)
雅子妃 「よくわかりました。皇太子殿下とお話し申し上げて、
心に刻みつけるようにいたします」
(雅子妃心の声 ;今に見てろ。この恨みは忘れない。必ず復讐してやる)
雅子妃の心の声はあながち想像だけでもないように思います。
というのは「心に刻みつける」といういい方は、普通の日本人はしないのです。
普通は「申し訳ございませんでした。心を入れ替えて精進いたします」です。
なのにこのセリフは、皇后に言われたセリフを皇太子に話すと言っているのです。
いうなれば「私、叱られた」と告げ口して、そのことを「心に刻み込む」と言っているのです。
よく韓ドラ史劇で、大妃に叱られた王妃が「肝に銘じます」と答えるシーンがありますが
それと同じですね。
「肝に銘じる」という言葉は日本語にもありますが、そうそう使いません。
大妃 「よいか中殿。これ以上のわがままは許さぬぞ。覚えておけ」
王妃 「お言葉、肝に銘じます」
こんなセリフのやりとりが多くて。
され、文春に書かれたこれらの事は果たして嘘か誠か・・・・と言っているときに
宮内庁より抗議がありました。
その①
宮内庁東宮職は,「週刊文春」1月21日号に掲載された「12月23日天皇誕生日の夜に「お呼び出し」
美智子さまが雅子さまを叱った!」と題する記事について,
週刊文春編集部に下記の内容を伝え,厳重に抗議をしました。
記
1 同記事は,「千代田関係者」とされる人物の発言も引用しつつ,
昨年12月23日の天皇誕生日の夜に催された「お祝御膳」のお食事終了後,
美智子さまと雅子さまが別室に移られてお二人だけでお話をされたとした上で,
そのやりとりなるものを克明に掲載しています。
2 皇太子同妃両殿下のお話によれば,当夜は,皆様おそろいでお食事を済まされた後,
引き続きお居間にて皆様終始ご一緒にご歓談になり,その後,皇太子同妃両殿下,
秋篠宮同妃両殿下,黒田様ご夫妻が順次お帰りになったとのことです。
3 「お祝御膳」の後に皇后陛下と皇太子妃殿下が別室に移られてお二人だけでお話をされたとの
事実は全くなく,また,同誌が掲載したような皇后陛下と皇太子妃殿下との間のやりとりも
一切なされておらず,全くの事実無根であります。
4 このように,事実無根の内容を,あたかもそれが存在したかのように記事を構成し週
刊誌に掲載するとともに,興味を煽るような見出しを掲げることによって,読者,
さらには一般の人々に誤解を与えていることは,極めて遺憾であり,
「週刊文春」編集部には,強く抗議するとともに,記事の即時撤回を求めました。
5 皇太子同妃両殿下には,両陛下より,日頃からお心遣いをいただき,
温かくお見守りいただいていることに対し心より感謝されており,このような心ない
報道が続けられることを遺憾に思っておられます。
これは東宮職が抗議したものです。
こういう記事が出ても、多くの国民は「やっとかーー」くらいにしか考えないと思いますが
東宮としてはありえないスクープだったわけですよね。
という事はリークは千代田だったのでしょうか。
今回は記事が出てわりとすぐに小町東宮大夫が怒りました。相当、東宮夫妻も
頭に来たかもしれませんね。
その②
1月14日の朝刊で,「12月23日天皇誕生日の夜に「お呼び出し」 美智子さまが雅子さまを叱った! 宮
中重大スクープ「東宮と共に人々の前に姿を見せるのが最善の道です。
小和田家とは文化が違うのですから」(美智子さま)「心に刻みつけるようにいたします」(雅子さま)」
という週刊文春の大きな広告をご覧になった天皇陛下は,侍従長に対し,
このような広告は一つ一つ気に止めることはないが,自分の誕生日のこととされ,
自分にはあり得ないこととしか思えないが,何があったのかとご下問になりました。
とりまとめご説明したところ,非常に驚かれ,皇太子同妃両殿下,秋篠宮同妃両殿下,黒田様ご夫妻を招
かれた当夜,お祝御膳に引き続くお居間でのご談らんの間,
皇后陛下は終始ご自身と一緒におられたので,皇后陛下と皇太子妃殿下がお食事が
終わった後に別室に移られて話をされたというような状況は全く起こり得ないことであり,
そのことは当夜同席した全員が承知のはずだと仰せになりました。
同じ14日の午前中には,心配して東宮職に問い合わせた宮内庁長官に対し,
皇太子殿下からも同様の主旨のお話がありました。
翌15日には,長官とお会いになる機会のあった秋篠宮殿下からも
,皇后陛下はこの夜終始一同の談らんの中にいらしたとのお話があり,
更に,お帰りの時にも両陛下して皆様をお送りに立たれ,
当然のこととして皇太子同妃両殿下が最初にお発ちになるのを他の皆様がご一緒に
お見送りになったというお話しがありました。
記事によれば,お夕食後,皇后陛下は皇太子妃殿下とお二人で別室に移られてお話をされたとありますが,
実際には,お夕食後からずっとお居間にて席を立たれずに皆様とお過ごしであり,
陛下のお誕生日というおめでたい日の夜に,陛下や当日のお客様をお置きしてまで,
皇太子妃殿下お一人を別室に呼ばれ,叱責云々という状況が成り立つ余地は全くありませんでした。
皇后陛下は,これまでも皇太子妃殿下を気づかわれ,
自らには誤解を招きかねない多くの記事に対しても沈黙を保ってこられましたが,
今回の記事は皇后陛下のお言葉という形で表した具体的内容を伴ったものであり,
非常に誤解を招く恐れが多いと考えられたことから,ここに当夜の事実をお伝えすることにしました。
これは千代田から出た抗議のようです。
通常なら天皇陛下自ら「こういう記事を気にはとめないけど、何があったのか」とご下問になり
「皇后陛下と皇太子妃が別室に移った事実はない」とおっしゃっているのだから、
週刊誌は嘘を書いているに違いないと国民は信じるでしょう。
現実に信じている人も多いのではないでしょうか。
12月23日の夜に別室で話をした経緯については、最初は「12月26日」のボクシングデーに
呼び出そうと思っていたけど、二度手間になるから誕生日の夜になったと具体的にあります。
ボクシングデーというのはキリスト教に由来する祝日。
わざわざ「26日」ではなく、「ボクシングデー」と書いた所に「皇后の信仰」が見え隠れ
しているようにも思います。
千代田の抗議には「お客様をお置きしてまで」とありますが、夜の食事会に来たのは
秋篠宮夫妻と黒田夫妻、そして東宮夫妻。いわば身内だけだったはずです。
皇后と皇太子妃が別室に移らなかったというなら、「家族会議」のような形で
「将来の天皇家のありかた」を語りあったとしても不思議ではありません。
千代田が拘っているのは「二人きりで別室に移った事実はない」という事ですね。
秋篠宮殿下の言葉にしても、皇后と皇太子妃が二人きりで話した後でも、帰りは
みんな一緒という事は十分にありえる事です。
というか、秋篠宮さま、宮内庁の書いている事が本当なら、まず妻へのバッシング記事に
ご意見なさいませと申し上げたい。
そして、「いつもは黙っている事案だけど、今回ばかりは・・・」というニュアンス。
仮に当日、延々と話したという事実はなくても、もしかしたら折にふれて、これらの事は
話していたかもしれません。
「サーヤに聞けばいいのに」の件も、これが紀宮降嫁前の話ならつじつまがあうからです。
せいぜい、当日、話した事は「ご病気の方はいかが」くらいだったのではないかと。
ではこれは嘘なのか・・・・ともあながち言えません。リークしたのは?
千代田側ではないかとも思えます。
じゃあ、なんで抗議したのか?そこが皇后陛下の「自愛」なんですよね。
天皇も皇后も雑誌記事はよく見ている。
今までは「嫁を労わる慈愛の皇后」というスタンス。雅子妃を庇う事が
国民からもっとも理解を得る手段と思っていた。
しかし、最近はネット等で、ご自分達に批判の矛先が向いているのを知る。
このまま何もしなかったら、いずれ皇太子が即位した時に全ての責は
天皇と皇后にあると言われてしまう。
最近、自分達に対する空気が変わっているのを感じた。
そこで「叱責」記事を出し、「やるべきことをやっているけど、言う事をきかないのは
嫁の方」と訴える。
姑世代からは「雅子様が悪いわよね」と同情をひき、働く世代からは
「雅子妃のような人がいるとこまるわよね」と世論を両陛下に同情的に誘導する。
これは廃妃が目的ではなく、「常に正しい事しかしない、言わない皇后」をアピールするため。
これだけ言ってもきかない皇太子妃が悪い。
悪いけど、そういう嫁を温かく見守っているけなげな皇后をアピールするため。
「美智子さまもご苦労ばかりでお可哀想」と言われたい。
抗議をしたのは、小和田側に千代田がリークしたのではないと思わせるため。
とするなら、秋篠宮殿下もそれに一枚かんだという事ですか?
真実、「皇后と雅子妃二人だけの話し合い」が行われていないという事ですか?
なぜ秋篠宮をわざわざ持ち出す?単に引っ張り込まれたのか意図的なのか?
黒田夫妻には意見を聞かないのか?
両陛下も秋篠宮家も、紀子様や佳子様がバッシングにさらされても完全無視です。
「東宮家より目立ってはいけない」という皇后の言葉は真実確定ですか?
両陛下からみた紀子妃と佳子様は、雑誌に書かれているように見えるという事ですか?
皇太子妃の事は全力で庇うけど、次代の「天皇の母」は庇わないのですか?
国民が嫌だと思っているのはまさにそこなんですよ。
両陛下は考え違いをしておられるのです。
皇后 → 雅子妃 への叱責が本当なら読者・・・つまり多くの国民は少しすっきりする。
なのに「そんな事実はない」と否定する皇室の姿には絶望しかない。
皇后みずから「私達皇族は、現代を生きる日本各地に住む人々に心を寄せ
ごく一般的な日本の家々の中にあるしつけや習慣、伝統と丁寧に関わっていく」と
おっしゃっているのに、
真逆の事しかしない皇太子一家に対して、怒ったり叱ったりした事はないというんですね。
現代社会に生きる庶民は
子供の不登校を他人のせいにしてつるし上げたりしない
1年半以上も子供の教室に張り付いて教師を監視したりしない
障害を持つ子供を放置したりしない
仕事で外国に行ったのに、何もしないで帰国する事はない
実家べったりの嫁は嫌われる
ですよ。両陛下にとって上記の事は「常識」ではないという事でしょうか?
もうわけがわかりませんね。