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はあ?なお花畑大学教授  2

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 国が滅びたら大変な事になるかどうか。

  亡国という時

  ア)現政権が崩壊するだけで現主権者は存続する。

  イ)現政権は崩壊し、現主権者も交代する

  ウ)日本民族が全滅する

の3つの場合が考えられる。

このうち、ウまで進めば万事休すだが、日本の民族が存続できさえすれば

ア)の場合はもとよりイ)の場合でも

(これが70年前の事態であったのだ)

じっと耐え忍んで努力を重ねれば、世界第2位第3位の経済大国にもなる事が出来るのだ。

 主権国家の意地だの、独立国家の体面だのは棄てて、ひたすら民族生き残り

  を図ろうではないか。

 現政権や現在の主権者よりも民族一人ひとりの人間の方がずっと大切なのであって

  核兵器、化学兵器の使用も可能性としては十分ある今日では個別的自衛権を行使すれば

  かえって危険極まりない事態を招くのではないか。

 ここらへんまで読むと頭がピキピキいって仕事どろこじゃなくなってるんですよね。

  お偉い方に意見するのはどうかと思うんだけど。

まず

ア)の場合・・・・現政権が崩壊し、現主権者は残る。これは例えば自民党が倒れて

         民主党が政権をとった時のような感じでしょうか?

         これが共産党が政権を取ったらはっきり言って恐怖政治の始まりになるんですけど

イ)の場合・・・現政権が崩壊し、現主権者も交代する。

         現主権者というのは先生によると「国民」ですよね?今は「主権在民」なんだから。

         という事は日本政府が倒れて主権者も日本人ではなくなるという事でしょうか?

         それとも先生の頭の中では日本政府が倒れて、皇室がなくなる程度の事とお考え?

         そもそも、天皇がいなくなったら、あるいは主権者が交代したら民族生き残りなんか

         図れないんですけど。

         なぜって彼らは「民族撲滅」をスローガンにしているんですからね。

        先生はイ)こそが戦争に負けてGHQに支配され主権者が天皇から国民に変わった

        だけの話だとおっしゃいますが、主権在民の今、どういう風に主権者が変わるのか。

ウ)まで行ったら万事休すって・・・・万事休すではなくこの世の終わりなんですが。

 「意地」「体面」は棄てよというが、そもそも「日本国」がなくて日本民族が生き延びる

   方法などあるでしょうか?

   イラク難民をみればわかるじゃないですか。彼らは国があってさえ国にいられないというのに

   まして国がなくなったら・・・・それこそチベットやウイグルのように漢民族によって

   血筋を絶やされてしまう事になるのですが、それでもいいのでしょうか?

 日本がじっと耐え忍んで努力を重ねてきたから経済大国になった?冗談でしょ?

   裏側で独立を勝ち取るためにどれほどの犠牲を払ったかわかってますか?

   そもそも「A級」「B・C級戦犯」の方々というのは、罪もないのに日本国が負けた責めを

   一身に請け負って死んで行ったんですよ。

  その犠牲の上に成り立っている日本をして、政権が崩壊しても主権者がダメになっても

   民族が生き残ればいいなんて本末転倒な考え方といえませんか?

 

 以上のようにみてくると、個人に正当防衛権がみとめられる以上、国家には個別的

  自衛権が認められるべきだとは当然には言えないのではないだろうか。

これに対して、いや国家には個別的自衛権が認められるべきでこれを認めないのは

 亡国の輩などという主張に従うと、かえって民族全滅、亡国を招くことになるのではないか。

 それこそ個人と国家を同列に考えるのは粗いのでは。

   個別的自衛権を認めるべきというのは別に個人の防衛権があるから・・・というわけでは

  ないと思うんですけど。

 

 憲法9条論地では、そのほとんどが同条の解釈論に終始し、その結論として合意又は

  違憲が主張されただけでそうした結論を導く決めてとなった筈の実質論が十分い議論された

  とは私にはとうてい思えない。

  ここでいう実質論は例えば次のようなポイントに関わる議論のことである。

  すなわち、それは日本の防衛をどうするべきかに関わる議論のことであって

  そうした議論は日本を攻撃・占領・管理しようとする外国があるのか。

 その外国の国内事情からみて、そうするのは無理ではないか。

   外国がそうしようと思うだけの魅力がそもそも日本にあるか。

 (低資源・人口減少傾向・人口推移の高齢化加速・章句両陛下自給率の大幅低下・

   原発の多数存在・原発のごみ処理問題・自然災害多発・国家財政の破綻顕著・

   武器の発達により基地確保の必要度定価等々を考えてみよ)

   という議論から始めてみてはどうだろうか。

 そうすると、おそらく、攻撃・占領・管理という大事にあえて踏み切る外国はまずはない。

 (関係国の間にホットライン開設が話し合われていることを思えば)

   小規模の小競り合い(例えば小さな島の帰属をめぐるそれ)があるにとどまると

   みるのが穏当な見方だろう。

 そうであれば、今にも軍隊をもって日本に攻め込んできそうな国があるなどと

  国民を「あおる」のはやめて、もっともっと粘り強く外交交渉を進めて上記の小競り合いを

  なくすよう努力すべきではないか。

 このお花畑っぷりにはあきれてものが言えません。

   竹島や尖閣諸島の領有権を「小競り合い」として終わらせるその程度の低さ。

   米倉先生がおっしゃるように魅力のない日本の小さな島をなんで韓国や中国が

   欲しがるかわかっていないのでしょうか?

 「小競り合い」というけど、そもそもが日本のものなのに「実は私のものだった」と

  言いがかりをつけているのはあちらなのです。

   これが外交交渉で何とかなる問題ですか?

  あっち側だって外交で何とかしようなんて思ってない。

  だからこそ領海や領空侵犯を繰り返しているのではないかと思うのですが。

  あんなに広い領土を持っている中国が、それでも南沙諸島に勝手に軍事基地を

  作ってしまう。逆らわないのは外交交渉が足りないのではなく、弱い国だからです。

   武器がないから、戦う人たちがいないから自国を防衛出来ないのです。

  国連も国際司法裁判所もなんの役にもたたない事は、今のヨーロッパをみれば

  一目瞭然ではありませんか?

 

・・・だけど、左巻きの人達は大概、こういう風に思っているのです。

何だかもう・・・という感じです。

 

 


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