姫とお友達と3回目の月組。
我が家の姫ちゃんは美弥るりとハイタッチして、紫門ゆりやからコースター貰って
ありちゃんともハイタッチできて、幸せ一杯夢一杯の一日でした
おまけに春にふさわしいスミレ色のワンピースまで買っちゃって
来月、大劇場に行く準備はばっちりです
それにしても・・・・スミレ色のワンピなんて若いうちしか着れないよね。
ほんと、羨ましい。若さってすごいなあ・・・・・と
自分が若かった時は殊更に紺だの黒だのばかり着てて損した気分。
もっともパステルカラーは似合わないからしょうがないけど。
「手を洗わない」と姫は頑張ってましたけど。そうはいかなったみたい。
公明党の松あきらさん他ご観劇。宝塚とは縁がなさそうなおじさん達がぞろぞろ
前の席を独占。そのわりにショーの途中で退席したりして。
だったら見るなよーーおじさん達。
公明党さんさあ、北朝鮮がミサイルを発射したのに感激してていいの?
さて、今回、「舞音」は美弥るりかだけを追いかけていたら、何気に見る事が出来ました。
「もう一人のシャルル」とか言ってるけど、完全に別人格じゃない?
だって本物のシャルルよりずっとナイーブで優しいもん
楽が近くなると、みんな疲れてくるのか龍真咲のセリフ回しが一段とひどくて
がなりたてるわ下から上にががーーっとまくしたてるわ。
お願い、そのイントネーションを何とかしないと芸能界でやっていけないよ。
っていうか、息継ぎが悪いんじゃないか?と。
星条海斗も珍しくセリフをかむわ、語尾伸ばしが惨くて。
こんなへんてこなしゃべり方をする人が2人もいたら下級生はどうすりゃいいの?
珠城りょうがものすごくまとも見えました。
出演者について
龍真咲・・・・芝居ではただただセリフを大声でがなりたてるだけ。どうやったらあそこまで
変なイントネーションでしゃべる事が出来るのか不思議。
ちゃぴに対するやさしさのかけらもないから、恋愛物語が成り立たないのよねーー
ショーでも燕尾服の後に消えるのってなんだかおかしくない?
踊りたくないのか踊れないのか。
退団後、何をどうするのかわからないけど女役の方が似合う。似合うけどあの
しゃべり方では無理。
愛希れいか・・・・ちゃぴ様はものすごくかっこいい娘役におなりです。もう余裕のよっちゃん。
しなやかな体の動きは大きな武器ですよね。
どんなに冷たくされても龍真咲の横で笑顔でいるのはいじらしくも感じます。
彼女の活躍で「娘役復権」になればいいけど。
珠城りょう・・・・どっしりした貫禄はあるんだけど、まだ引き出しが少ない印象。
誰よりも安心してみていられるのは利点。でも華という意味では今一つ。
その部分を誰が補うのかなとも思い。
今回は、二番手の羽根をしょってるわりにはあまり活躍の場がなかったような?
あのチェロのシーンは柄が違うような気がするし。
もっともっと骨太でがっちりした役に恵まれるといいですよね。
美弥るりか・・・・背が低い事を除けば全て完璧だと思います。憂いを帯びた横顔とか
あふれ出る包容力とか。「舞音」の後ろからマノンを抱きしめるシーンは
本当に大好き。軍服姿も色気があるし、民族衣装もお似合い。
今の月組には欠かせない男役ですが、あまり便利に使われすぎるのも
どうかと。ショーにおいてはもっと声が伸びると聞きやすいなと思います。
凪七瑠海・・・・すっかり主役の「友達」役が板についてしまった印象です。
演技力もそれなりにあるんだけど、カチャって歌がうまいのか下手なのか
よくわかりません。声量もあるし音程も外さない。でも声そのものが割れてるしね。
聞きづらさを感じる事はあります。
背も高いし実力もあるんだし、もっと存在感を出してもいいんじゃないかしら?
早乙女わかば・・・・可愛いんだけどなあ。どうにも目立たないのよね。
場を与えられれば光るタイプです。
朝美絢・・・芝居でもショーでも目立つ。顔が綺麗。声が通る。キザり方も板につき。
これから本当に楽しみな男役さん。ちょっと小柄に見えちゃうのが残念。
暁千星・・・素顔の方がずっと男役だし綺麗だし可愛い。という事は化粧が下手ということ?
自分が全面に出ている時は笑顔も自然。だけど群舞に入ると回りに合わせるので
一杯一杯で顔が固くなる。
滑舌もまだ悪いし、セリフも棒読みぎりぎり。しかしスター性は半端なく、早く
成長して下さいといった感じ。
とにかくキザり方を早く覚えて欲しい。「目で殺す」これこそが男役には不可欠な要素。
笑顔ももっと自然に。さらにいうなら社会的な経験を積んで「大人」になってほしいです。
「身の丈に合わない抜擢」に戸惑っているのはわかります。
「チケット代にふさわしい働きをしているのだろうか」と悩む気持ちもわかる。
だけど、今はがむしゃらにやる時で、そんな事考えなくてもよろしい。
「私が一番かっこいい。みんなついてこい」くらいの態度でオーケーだよ。
「ママ、ありちゃんファンだからって甘く書いたら不公平だよ」と姫に言われたので
ものすごく厳しく書いたつもりです。
とはいえ、その昔、ねったんに長ーい、本当に長ーい舞台評を送っていた私ですけど
今はそんな元気ない。っていうか、今時の若い人は批判されるのが嫌でしょう?
落ち込む事より褒めてほしい人達ばかりだよね。
ありちゃんはまだ若い。ものすごく若い。漢字の読み方を間違えちゃうほど若い。
だから今は星条海斗さんがおっしゃるように「本を読め」としか言えません。
ただただ必死感がおばさま達にはけなげに可愛らしく映り、同年代には
「私も頑張らなくちゃ」と思わせる何かを持っている事は事実。
このまますくすくと育てば「伝説の男役」になる事も可能。だけどそれはきっと
月組じゃないなあ。
星組に来ない?彼女みたいなおっとりタイプは星組あたりで伸び伸び育つ方が
似合っていると思うんですけどね。
「舞音」って書き直すなら、「独立運動派VS軍隊」にすべきではないかと思いました。
主役のシャルルは海軍にいるんでしょう?
軍とはフランスの象徴なわけだし、そこにわざわざ警察庁を入れる必要はないと
思うの。そしたらクォンだって独立運動派になるし、マノンもやっぱり独立派として
活動しつつシャルルと恋に落ちる・・・という設定の方がありがちだけど
落ち着くと思います。
その運命をあやつるのが美弥るりかとなれば、本当に定番中の定番ストーリー
だけど、変にひねりすぎてつまんない作品を見せられるよりずっといいんじゃない?
きっと政治家の方々も寝てたと思いますしね。