家族が「戦争」についてどう受け止め引き継いでいくか。
「両陛下におかれては、長きにわたり、国民の幸せを願い
、国民と苦楽をともにされながら、様々なお務めを果たされ、毎
日とてもお忙しく過ごしておられます。両陛下のご健康をご案じしつつ、
どうかご無理をなさらず、末永くお元気でいらっしゃることを心から願っております。
私としては、両陛下のお気持ちを十分踏まえながら、
少しでもお役に立つことがあれば喜んでお力になりたいと思います。
昨年から、こどもの日と敬老の日にちなんでの
施設訪問を秋篠宮とともに受け継がせていただきましたが、
両陛下は、こうしたお仕事の一つ一つを心から大切にされて取り組まれてきましたので、
そうした両陛下のお気持ちに思いを致しながら、できる限りお手伝いをしてまいりたいと思います。
随分遅れての「こどもの日」でしたし、「手伝い」という言葉がひっかかります。
「東日本大震災から、今年の3月で5年になります。
改めて震災で亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、
被災された多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。
私も雅子とともに、これまで被災地を度々訪問しておりますが
、多くの方々が依然として厳しい環境の中で暮らしておられることに心が痛みます。
いまだ復興の道は半ばであり、一日も早く被災された方々の生活が改善し、
安心できる暮らしを取り戻されることを願っております。
それと同時に、訪問するたびに、少しずつではありますが、
復興が着実に進んでいるのを目の当たりにするのも事実です。
特に、昨年も福島県広野町にあるふたば未来学園で高校生とお話をいたしましたが、
若い世代の方々のお話を聞くたびに、自分たちが地域の復興とさらなる発展に
どのように貢献できるかということについて、しっかりとした将来を見据えた考えを持ち、
前向きに取り組んでいる姿が印象深く、とても心強く思いました。
私としても、雅子とともに、被災者一人一人の悲しみやご苦労に思いを寄せ、
厳しい環境の下で暮らす被災者の健康と幸せを祈りながら、
被災地の復興に永く心を寄せていきたいと思っておりますし、
また折を見ながら被災地への訪問を続けてまいりたいと思っております」
また福島か・・・・
「雅子とともに」言わされているのね。
皇太子
「戦後70年という節目の年に、先の大戦に関する様々な展示やお話を見聞きし、
戦争によって日本を含む世界の各国で多くの尊い人命が失われ、
さらに多くの方々が大変つらく悲しい思いをされたことを再認識し、
大変痛ましく思うとともに、改めて戦争の悲惨さと平和の尊さに深く思いを致しました。
そして、歴史の教訓に学び、このような痛ましい戦争が
二度と起こらないようにしなければならないとの思いを強く致しました。
天皇皇后両陛下には、昨年4月には、ご訪問になったパラオ共和国で、
また、先月はフィリピン共和国において、
国籍を問わず先の戦争で命を落とされた方々に対して、
心を込めて慰霊をなさるとともに、
平和への強い思いをそのお姿で世界にお示しになりました。
私たちも、そうした両陛下の平和を思うお気持ちをしっかりと受け継いでまいりたいと思っておりますし、
また、私たちのみならず、多くの方々が両陛下のご訪問を通じて、
先の戦争についての理解を深められたのではないかと思います。
私自身、昭和40年以降、毎年のように、
夏の軽井沢で、両陛下とご一緒に沖縄豆記者の皆さんにお会いしたり、
戦後引き揚げてきた方々が入植した軽井沢にほど近い大日向の開拓地を両陛下と
ご一緒に何度か訪れるなど、戦争の歴史を学び、
そして、両陛下のお気持ちに直接触れてきております。
また、両陛下からは折に触れて、私たち家族そろって、
疎開のお話など、戦時中のことについてうかがう機会があり、
愛子にとってもとても有り難いことと思っております。
やだっ
「国籍を問わず先の戦争で命を落とされた方々に対して、
心を込めて慰霊をなさるとともに」という言い方。
何でわざわざそういう言い方をするんでしょう?
「国籍を問わず」って。
日本人なら日本の為にまず祈るべきだとは思わないのでしょうか?
また、結果的に70年を節目にして思い出す戦争のあれやこれやが
浩宮時代の事である事が問題。
日々、妻や子とはこういう話を全くしていない証拠ですね。
家族そろって聞くチャンスがあるけど「愛子にとってありがたい」んですね。
御文庫附属庫や玉音放送録音原盤の話については、
その場所を実際に拝見したり、玉音放送録音原盤で昭和天皇の肉声を
はっきりうかがうことが出来、深い感慨を覚えました。
戦争を知らずに、平和の恩恵を生まれたときから享受してきた私たちの世代としては、
各種の展示や講演、書物、映像など、過去の経験に少しでも触れる機会を通じて、
戦争の悲惨さ、非人道性を常に記憶にとどめ、戦争で亡くなられた方々への慰霊に努めるとともに、
戦争の惨禍を再び繰り返すことなく、平和を愛する心を育んでいくことが大切だと思います。
そして、そうした努力を次世代にも受け継いでいくことが重要だと思います。
同時に、世界では、いまだに紛争が続いている地域がいくつもあります。
そのような紛争の惨禍が終結し、いつの日か世界全体に平和が訪れることを願っております。
他人ごとですね。