目下、撮りだめしているドラマを見る一日を過ごしております。
それにしたって、今季のドラマの視聴率は散々。
「とと姉ちゃん」だけは22%を保っているけど、他は「99・9」で15%くらい?
「世界一難しい恋」で12%くらい?
あとは軒並みヒトケタ。
名作になりそうな予感の「火の粉」とか「僕のヤバイ妻」なんて2%とか3%だよ。
これは、面白いとか面白くないとかいう前に、視聴者自体が
「難しいドラマは嫌だ」と拒否反応を起こしているのでは。
多分、バラエティの方がずーーーっと視聴率をとれるわけだし。
バラエティのレベルが・・・とは言いたくないけど、突発的な何かが起こってぎゃははと
笑い飛ばして翌日「ねえ、昨日のあれみた?」って会話の糸口になれば幸いって
感じかなあ。
職場では「火の粉みてる?夜遅いからみないの?録画しないの?」みたいな会話で
終わってしまうしね。
特に月9の視聴率が悪いみたい
福山雅治でヒトケタだよーー 福山でヒトケタ。
当たり前じゃん。ストーリー聞いた時から「今時こんなの誰もみない」と思ったもん。
フジテレビは何を考えているのか。っていうか、もう何も考えなくていいから
反日をやめてね。
では、視聴率が悪い原因は何なんでしょう?
ラヴソング (フジ)→ 初回10%で4回目にして8%
福山ファンは頑張ってみてますっ
しかし、父親役もこなすいい歳のミュージシャン崩れが年頃の
女の子に恋をして・・・というのはちょっと古い。
80年代ならありえるかもしれないけど、今はそんな夢を見る時代じゃない。
私の個人的イメージですが福山さんって表情豊かな俳優とはいえないでしょ?
かといって大昔の田村正和みたいにキザが似合うわけでもないし。
三上博史みたいな超すご俳優でもない。楽器が弾けるから合わせて
ストーリーを考えましたみたいな? 今時ピンのミュージシャン自体少ないし。
若い人の共感を得られないのかも。
重版出来!(TBS) → 初回から9%・・・ちょこっと7%いってまた9%
これね。面白いんですよ 黒木華とオダギリジョーの上下関係が
ものすごく面白い。
スポ根並のやり方で原稿をとるヒロイン。でもちっとも重くないってところが。
コミックのドラマ化としてはうまくいってる方じゃないでしょうか?
ただ、展開がちょっと緩慢で黒木の演技に全てがかかってる印象があります。
テンポがよくないのかもしれませんね。
でも健闘している方。
僕のヤバイ妻(フジ) → 初回が8%で1%づつ下がり続けている。
これもね、面白いんですよ。っていうか木村佳乃が本当に「ヤバイ」
こういう女優さんを妻にしている東山君って偉い。
完璧な笑顔の妻を恐れる夫・・・これぞドキドキな展開です。
じゃあ、なんで視聴率がとれないのか。
うーん。若い人がみない。「難しくて怖い」というのが我が家のおバカな
姫の印象です。見てる間は釘づけなんですけどね
伊藤英明も木村佳乃も好き嫌いの激しい俳優だからかなあ。
タイトルも悪いかも。もうちょっと「見たい」を引き起こすようなものを
考えられなかったかな。
個人的にはキムラ緑子と高橋一生の夫婦が面白くて。
世界一難しい恋(日テレ) → 初回からずっと12%くらいを保ってます。
二回目以降、集中してみる事が出来なかったし、面倒になって
見るのをやめたんですけど。嵐ファンはしっかり見ているという事ですね。
恋愛に不器用な社長さん・・・っていうのはわかります。
でも、この話、昔、草君でやってませんでしたか?
日本における「格差恋愛」は不器用な男が女性の清純さに惚れるという
設定が定番なんですよね。
もうちょっとシンデレラ感を刺激してくれたらいいなと。
波留との相性もいいとは思えません。
「あさがきた」の流れで見る人もいるかもしれないけど、先が読めちゃって
飽きるのかも。
グッドパートナー(テレ朝) → 初回12%からじりじりと1%づつ落ちてる。
これもねーー面白いんですよ
竹野内豊と松雪泰子の相性がばっちり。元夫婦で同僚。そして
竹野内は「俺は顔がいい」と自負してる。二人はいつもいがみあってるけど
時々「パパ」とか「ママ」とかいう言葉が出るのが視聴者の心をくすぐります。
これもタイトルに問題ありかな。副題の「無敵の弁護士」をメインにした方が
よかったかも。何でもカタカナがいいとは限りません
早子先生、結婚するって本当ですか(フジ) →初 回が7%弱で後は下がり続けています。
今時こんなタイトル(笑)これだけで見る気失せる。
小学校の先生が結婚相手を探す話。いやはや。そこまで結婚に拘る
理由はなんでしょう。
っていうか、公務員は婚姻率高いと思うんですが。
舞羽美海目的でもちょっとなあ。
ドクターカー(日テレ) → 初回から4%3%台をうろうろ。
当たり前じゃない?脚本がひどいもん。
ドクター調査班(テレ東) → 4%・・テレビ東京だから?でも、これも面白いのよ。
谷原さんもいいけど、高畑淳子のこわーーい演技も。
ストーリーもよくて金曜日の8時にふさわしいと思うけどね。
「ドクター」ってつくと「面白くない」って思うのかしら?
私、結婚できないんじゃなくてしないんです(TBS) → 初回10%で、今8%。
意外とテンポがよくて面白いけど、39歳女性がそこまで
男性好みに変身する必要性があるかどうかは別。
彼女がコンプレックスを抱く必要はない。結婚しなくていいじゃん?
井上芳雄君が出てて、とてつもない嫌な役で。一緒に出てた久世星佳
さんのキャラが濃かった。
お友達役の蘭寿とむさんも定着。
でも、ヒロインの憧れのカレシにイマイチ魅力がないのよね。
不機嫌な果実(テレ朝) → 初回が8%。今更不倫ものってわけでもないしなあ。
ナイトヒーローNAOTO(テレ東) → 初回が2%今1・5%
深夜枠ならこれでもいいってことかしら。
EXLEでは数字がとれないってわかっててもキャスティングする
テレビ局の裏が透けて見えて嫌なのよ。
お迎えデス(日テレ) → 初回9・8%で一旦10%に上がったけどでも・・・
一言でいうと「わけがわかんない」ドラマです。
我が家の姫いわく「面白いわけないよ」だそうで。何で?って感じ。
漫画とイメージが違いすぎるとかなんとか。
火の粉(フジ) → 初回が10%で後は8%台に。
草々にネタバレしちゃったかな。こういう心理サスペンスは今時の人に
うけないのかな。面白いのに。
99・9ー刑事専門弁護士(TBS) → 初回16・9%、2話で19%、今16%
ストーリーの面白さと嵐ファンで持ってます。
松潤はそんなに目立たないよね。香川照之&映美くららの夫婦が
面白いのと榮倉奈々がまあまあ。
それでも見ちゃうのは、やっぱり展開が早いからかなあ。
OUR HOUSE(フジ) → 初回が4.6%でずっとこの数字。
この責任を全部芦田愛菜に押し付けようという動きがあるけど
私は反対です。この責任は脚本家と演出家にあるのでは?
なんたって山本耕史がちゃんと「父親」してないし。出番少ないし。
何でここでシャーロットなのかわかんないし。
芦田愛菜は年齢に合わない毒舌ばかり。これじゃ数字がとれないよ。
子役が生かされてないもん。
ゆとりですがなにか(日テレ) → 初回から8%とか9%とか。
まあ、わかる人にしかわからないドラマでしょう。ちょっと難解。
クドカンらしさはあるものの果たして「ゆとり世代」としてひとくくりにして
いいものかどうか。
主人公の3人の立ち位置が今一つわからないしなあ。
もうちょっとぶっとんでくれるといいかも。
吉野嘉高氏の「フジテレビはなぜ凋落したのか」を読みました。
彼は元フジテレビ社員で今は大学の先生です。
フジテレビという所はいい意味でも悪い意味でも「仲間意識が強い」会社だそうです。
非常にドライで厳しい日テレと比較してそう書いています。
仲間意識とチャレンジ精神が生かされた結果が「THE MANZAI」や「ひょうきん族」の成功
だったらしい。
「楽しくなければテレビじゃない」のキャッチフレーズは今も同じだとか。
でも、新しい社屋になってからは「仲間意識」の分断が起こり、一時低迷。
それを救ったのが「フジテレビ村」
「踊る大捜査線」などからドラマへシフトしていく。トレンディドラマも好調だった。
でも、90年代以降入社した人達はエリート意識を持ち、優等生が多い為、新しい
発想が生まれない。数ある不祥事もあって凋落した・・・・らしいです。
いわゆる「フジテレビデモ」にも触れられておりましたが、それは直接の原因では
ないとかなんとか。
まずフジテレビに韓国人社員はいない・・・・大学で学生達に何度も聞かれ、そのたびに
「そんな事ない」って否定しているのに誰も信じてくれない。
マスコミが悪いみたいな?
個人的にフジテレビの凋落はやっぱり「韓流ごり押し」が最初であったと思います。
吉野氏は「韓国ドラマは安くて大量買い付けが出来るから放送しているだけで
決して韓国を推しているわけではない。韓流スターが多数出演していたのも
たまたま時期が重なっただけ」と書いているけど、それならどうしてすぐに
止めなかったのか。
彼の本にも「スポーツ番組で国歌斉唱を流さなかった」事は事実として書いてあるのに
理由には言及されなかった。
高岡蒼甫が発した「韓流ごり押し」発言は、実は国民の多くがそう思っていた事であり
それを発した彼が結果的に芸能界を干される事になった・・・その責任はフジテレビに
全くないのでしょうか?
今季においても「早子先生」で反日ぶりを示していたそうで、そういう小さな事が
視聴率を下げている現実を受け止めないフジテレビの傲慢さが「凋落」の原因では
ないのでしょうか。
吉野氏がどの程度のランクの社員だったかはわかりませんが、幹部の中に在日及び
アカの思想の人がいるかどうかなんてわからないのでは。
隣りで仕事をしている人が実はアカだったかもしれないし。
吉野氏風に言えば、今季の「ラヴソング」も忘れられない80年代回帰の作品で
時代に逆行しているに他ならない作品ですけど、そんな事より大事なのは
テレビ局としての「思想」です
彼はニュースなども担当していたようですが、愛子内親王誕生でわきたったとは
書いてあっても「悠仁親王誕生」については書かず。
当然「紀子ちゃんブーム」の真っただ中にいた筈なのに・・・とも思い
彼自身が反日の中にいれば、それが普通でなんとも思わないのかもしれないと。
まあフジテレビ以外にも反日テレビ局は沢山あるけど、どれも苦戦してませんか?
愛国心のないテレビ局は滅びるといいわ・・・・と、思います。