姫ちゃんと二人で、星組二回目を見て来ました。
日比谷は向かいのクリエでジャニーズが公演をしており、またヅカも
1回公演で出待ち人数がすごい事に。
さらに団体さんの旗持ちがいて・・・・帰りは女性だらけになってました
ジャニーズもさあ、わざわざクリエでやらないで日生劇場になさいよね。
それかオーブ。若い人は渋谷へお行きなさい
今回は二階席から見ました。
「こうもり」の方はやっぱり前半が眠い。
筋がわかった上で見ると、ますます主役がファルケでない事がわかり
何で北翔海莉に公爵をさせなかったんだろうなあと疑問符が。
確かに、公爵の役に紅ははまっているけど、まだトップじゃないし。
ファルケを主役にするならもうちょっと何とかして貰わないとなあ
変に話をいじってわかりにくくしちゃったんじゃないか?と思い。
しかもトップと娘役がほとんど絡まない。それを無理やり絡ませるという荒業。
歌も、北翔らしさがないっていうか、あの声のよさを生かしたメロディでは
ないよねって思い。
見れば見るほど、ファルケ博士が脇役っぽくなっていって、ちょっと情けない気分。
妃海風が演じたアデーレと綺咲愛里が姉妹だなんてパンフみないとわからないでしょ。
そこらへんの人間関係がいい加減っていうか、はしょりすぎじゃないの?
そういえば綺咲が髷を落としてしまって、拾って持ってたなあ。
ロケットも一人、羽根を落としてたし。
衣装とかセットとか、そういうのは宝塚らしい華やかさがあり、団体さんも
最初は「わあっ」って思うかもしれない。
ロビーでシャンパンを飲みました。
姫ちゃんと乾杯 ちょっと気分に浸れますね。
公演デザートもなかなかおいしかったですよ。
ショーの方で思ったのは
北翔海莉はつくづくなんでもできるエンターティナーなんだなと。
だけど、トップスターというのとはまた違う。
ジーン・ケリーっていうより、ジュリー・アンドリュースのような印象。
宝塚におけるトップスターというのは、何が出来るかというより
圧倒的な光を放っていないといけないんですよね
究極の「私が一番!」というオーラを出さないと。
北翔のオーラは「北翔先生」のオーラ。
だから組子は真面目に頑張るし、完璧であろうとする。
そういう意味で真ん中に立っている事に違和感はないのです。
ないけど、スターを見ている気分にはならないんだよねーー
じゃあ、紅ゆずるはどうなんだ?と。
今回、芝居ではほぼ主役の立ち位置。
ショーでもど真ん中に立つ事が多かったです。
だけど、ごめんなさい。
二番手としても頼りない・・・・なぜか?
それは「二枚目」になり切れていないから。
トップスターっていうのは完璧な二枚目。白でないといけないのです。
紅にはそれがない。もっときつく言えば「品格」がない。
技術がない・品格がない・二枚目じゃない・・・・これってかなり問題?
後ろからポスト羽生結弦的礼真琴が追いかけてきて追い越しそうだってば。
ソチのデーみたいに力尽きるなよと言いたいですね。
シメさん曰く「星組は貴公子の組」だそうですが2代続けて「らしくない」トップが
出たら星組ってどうなるんだろうと心配になります。
伝統というのは、一旦途切れたらそこで終わってしまいますからね。