今日から旦那と姫とヨンジュナまた、郡山に行きました。
我が家はジュニアと二人きり
何て静かな家になった事か・・・・
手術まで2週間を切り、「風邪ひかないで下さいね」というお医者さんの言葉通り
この気温の変化や天気に翻弄されないように頑張ります。
郡山に行くと、ひたすら落ち込んでしまうんですよね。悪気はないけど
「早く元気にならないと駄目」って言葉がズキズキ突き刺さってくるの。
誰の為に?って旦那や家族の為なんだけど。それはわかってるけど、私自身の為じゃ
ないって所がどうにもひっかかるんだよねーー
郡山宮夫妻にとって大事なのは息子オンリーで、息子の仕事お妨げにならないように
「早く元気になれ」って言うのよね。
昔からそうだったけど、今もそうなんだよね・・・って思うと、つくづく二人の心の狭さや
視野の狭さにうんざりします。
宮妃は最近「ボケてきたんじゃないか」と不安なんだそうです。
宮の方は自動車免許更新時に認知症の検査もあり異常なしだったけど、宮妃は
検査を受けずに「どうしよう・・・どうしよう」って感じ?
確かに、同じような話ばかりされてるしすごくマイナス思考で、そのくせ自分で言って
自分で自己解決しちゃうから会話が成立しないなと思います。
特に最近、わかっちゃいるけど聞かれる事で嫌なのは、
「ママってまだ生理あるの?」の一言。これ、毎回聞かれるんです。
「はい。あまりにもひどい出血なので病院に行って検査をしたら今回のように
なりました」
と返事をすると「何でかしら?へんよねーー私達の時代には40歳で終わったのに」
「今は50歳前後ですよ」
「何でかしらねーー」
みたいな会話が会う度に繰り返され、いい加減うんざり。
何でも「自分」を基準にして会話するのは人はみなそうだけど、郡山宮夫妻の場合は
それしかないって感じになるから
それと、今回言われた事で気になったのは
「かぐや姫の「神田川」って歌知ってるでしょ?あの歌詞の中で
♪ あなたの優しさが怖かった ♪っていうの、あるじゃない?あの歌詞の気持ち
すごくわかるのよねーー人間は優しすぎちゃいけないの。優しさって人を駄目に
するものなのよ」
と。これって「優しすぎる人間」の代表が旦那で、駄目になった代表が私の事
なんだろうなあと
昔から同じようなことを言ってました。
旦那の学校で先生に「息子さんは本当に優しい子ですね」と褒められて
「でも先生、優しいだけじゃ駄目でしょう?人間はもっと厳しい面もないと」
と反論したそうです。
昔からそれを何度も聞かされて「息子が優しいと言われて悩む母親がどこにいる?」
と思ったんですが、最近はさらに「優しさは罪」だと夫婦で思い込んでいるみたい
これって、何でなんでしょう?
かつて、宮妃は甲状腺の手術をする為に入院、手術を受けました。
入院の日は宮が付添ったものの、手術当日は付添いなし。
ナースに「息子さんでもいいから付添って貰いなさい」と言われた時
「息子には息子の予定があるから」と、結果的に当時高校生だった旦那や大学生の
長男に手術する事すら言わなかったんです。
宮は鉱山勤めだから仕事が不定期で遠距離。
退院の日も迎えに来たのが午後11時だったとかで・・・・・
それい比べると、今回の私の入院には多分ジュニアが付添い、手術当日は旦那が
付添い・・・あるいは両日とも旦那が付き添うか。
あとはジュニアと姫の連携プレーで病院に来る事になるんじゃないかしら?
その為に現在ジュニアは働かずにいるんですし
ゆえに、宮妃には負担をかけず「でもヨンジュナの運動会にはお弁当を作りに
来てやってください」と言ったら嬉々として「そう?カレンダーに書いておく」
と言ったのですが、何度も「じゃあ、私が行かなくていいのね」と。
私などは私の両親がそうだったように、わりと子供を使うたちというか頼るたちというか・・
ふぶき家夫妻の中に「子供には子供の予定がある」なんて言葉はなく
「子供は親の面倒を見るもの。たとえその子供が若くても小さくてもね」
みたいな、ある意味前時代的家父長制度の権化ではあったのですが、その分
「一人娘」として立ててくれたのも事実だし、特権も多かったし、老親の面倒を見る
事で学ぶ事も多かったと思います。
郡山宮夫妻のように「子供は50になっても子供。負担はかけない」主義とは
かなり違うでしょう?
今回、うちの旦那が私に付添ったりする事に内心
「仕事の邪魔しやがってこの嫁は」くらいの気持ちでいるんでしょうし
だから優しいのは人を駄目にすると思うのかしら?
でも・・・「優しすぎる事は人を駄目にする」と堂々と言ってしまう二人って
何となく寂しい人たちだなあと思ってしまいます。
家族としてピンチの時は自然に頼りあう事が出来ない、そういう意識を育てられない
というのは現代では当たり前なんでしょうけど、一層孤独感が増すし
じゃあ、家族って何だ?みたいな。
80歳近くになって「優しさは怖いものだ」なんて言われると、ちょっとがっくりですよね。