21日は我が家のヨンジュナの運動会でした。
小学校最後の運動会。この時を待っていたのよーー
私はとにかく運動会とバザーは大嫌いで
特に運動会。
子供の数は減っているのに、どうして観客は増え続けるのか。
ジュニアや姫の頃には桜の木が日陰を作ってくれていたけど
それらがばっさり無くなって、今はどこもかしこも直射日光だらけ。
しょうがないので体育館の横あたりにシートをしくも、虫が一杯。
来賓席はいいよなーーテント付きで。直射日光にあたれども、
特等席でみれるならまあいいかなーーって。
それはそうと、ここに突如郡山宮夫妻がやってきたのでした。
「行くかもしれない」とは聞いていましたが、前日まで連絡がなかったので
てっきり来ないとばかり思っていたのです。
しかし、当日の朝 リリリンと電話が鳴って「今、もう関東よーー」みたいな?
え?何時に出て来たんだ?
なんなの?このフットワークの軽さは。私は無理。絶対に無理。
お弁当。多めに用意してないよ・・・・
「いいのよーーあたしたち、コンビニでお弁当買うから」
とか言われてもそういうわけにはいかないじゃないのーーー
でも気を取り直して、お弁当作り。
仕事前の姫ちゃんがおにぎりを作ってくれたし
これでまたバッチリ株を上げて宮夫妻から1万円のお小遣いゲット
今年から騎馬戦と組体操は禁止。
なのでそれがダンスに変わりました。
私なんぞは演技はどうでもいい。とにかくお弁当を届けなくちゃ。
これで精一杯でした。
しかしながら、いつもびりっけつのヨンジュナが徒競走で3位になった時は
正直、嬉しかったですわーー
それこそ、これで「じじちゃん達、来た甲斐があったよね」って感じで。
さらに、障害物競走ではダディと二人三脚をしたのですが、何とここで1位!
1位になったヨンジュナ自体びっくりしてしまって・・・・・
ダディには姫ちゃんから誕生日に贈られた赤いポロシャツを着せていたのですが
お蔭でどこにいるかばっちりわかり、シャッターチャンスを掴むことが出来ました。
また、ラストの「ソーラン節」の時には、偶然にもヨンジュナの目の前に陣取る事が
出来て、カメラ目線のヨンジュナの写真をばちばち
いやーーよかったよかった。
これで親の義務を果たしましたよ。
そして。
帰宅した郡山宮とダディはしばしグーグー。
私も眠たかったのですが、宮妃の語りに付き合うハメに。
宮妃はもう何十回も同じ話をしています。またいまさらそれかーーと思うけど
それをいかにも初めて聞くかのように返事をするのが大変なんです。
それは「旅行」の話。
60歳を超えてから宮妃はバス旅行であっちこっち行ってるんですよね。
それはそれで楽しいと。
でも、もっとも楽しかった旅行は
「あんた達にプレゼントして貰った京都旅行」だというのです。
結婚したばかりの頃。
反対されていた結婚とはいえ、宮は結構大きな額のご祝儀をくれました。
私達の結婚式や新婚旅行は全て自分達の手作りで賄ったし、出席者からも
ご祝儀を貰った為、丸々返せるだけの額はあったのです。
が、それを返さない代わりに「京都旅行」をプレゼントしようと決めたのです。
詳しくは覚えていませんが、京都の嵯峨野をタクシー付きで巡るもので
嵯峨野の高級旅館に一泊、京都ホテルに一泊のプランを考えました。
行ったばかりの時はそっけなく「ありがとう」としか言われなかったけど
今になって、その旅行がいかに素晴らしいものだったかと語りだしたわけです。
何でもタクシーの運転手さんが非常にいい人で、チップを弾んだら色々と案内して
くれておいしいものを紹介してくれた。
嵯峨野の景色は本当に素晴らしくて今でも心に残っている。
またお宿も泊まった事のない高級な所で、あんな思いはあれから一度もしていない。
・・・というような話。
今から30年近くも前の話で、相当美化しているだろうとは思うんですけど
時が経てば経つほど「いい思い出」になっていくっていいなあと思います。
「バス旅行は疲れるけど、タクシーで回ったあれはよかったわ」って感じです。
今になってそこまで言ってくれるならもとしてあげればよかったなとさえ思います。
あの頃はお金に余裕があったからね。
その分、ふぶきの母は除外されちゃって何もしてやれなかったけどね。
思えば、運動会に祖父母が駆けつけてくるというのもヨンジュナにとって
幸せな事ですね。
孫の成長した姿を見る事が出来るのも祖父母にとって幸せな事ですよね。
両者にとって幸せな事ならまあいいっか・・・・と。