何気ないけど大きなニュースだと思います。
黒田清子さん、伊勢神宮臨時祭主に
伊勢神宮の発表
伊勢神宮の式年遷宮や祭祀を司る臨時神宮祭主に黒田清子さんが就任。
現在の祭主は池田厚子さん(昭和天皇4女)だが、高齢の為に黒田さんが補佐。
黒田さんは5月中にも参拝の為に伊勢へ
伊勢の祭主は皇女が務めてきたわけですね。
黒田清子さんは今上の一の姫ですから祭主に就任するのは当然でしょう。
じゃあ、なぜ今なのか。池田さんが81歳という高齢というのもあるでしょうけど
来年に向けての準備じゃないかと。
来年は式年遷宮があるんですよね。伊勢神宮でもっとも大事な行事。
そして悠仁殿下が小学校に入学。慣例として伊勢に参拝されるでしょう。
その時の祭祀を司るのが黒田さんという事になるのです。
祭主は天皇に代わって祭祀を司る重要な役目。
来年の皇位継承権3位の親王殿下の参拝は大きな意義を持つはずです。
親王に限らず、皇族は節目節目に伊勢神宮を参拝します。
庶民で言うなら先祖のお墓参りをするのと同じです。
しかしながらただ一人、生まれてから一度も伊勢に行った事がない内親王が。
それは愛子内親王です。
本来なら小学校に入学時に行くべきだったのに行かなかった。
雅子妃も結婚のとき以来、一度も行っていません
次世代の天皇家が先祖や神をないがしろにしていいのかーーという問題が
ありますね。
順序的には黒田さんの後、祭主になるのは愛子内親王でしょうが、多分、無理。
「ご優秀で」「女帝」候補の筈の内親王は神様とは無縁の存在です。