真の保守派が皇室にNO!を突き付ける日
我が家の姫がエリザベス女王とお孫さん達の写真を見て
「イギリスの女王陛下って普通に孫とかかわいがるんだね」と言いました。
この写真です。
90歳の記念写真ですよね。一番小さなシャーロット王女を抱くカーディガン姿の
エリザベス女王。曾孫も孫も立場の差などなくリラックスした様子です。
どうしてこんな写真が撮影出来たのかと言えば、エリザベス女王が普段から
自分の子供達とその子、その孫達に非常に親密に接しているからでしょう。
ここに立つジョージ王子の表情はとても可愛いもので、緊張のかけらすらありません。
家族が大好きっ!という顔です。
そして一番最近の写真。
2016年6月11日。エリザベス女王の誕生日を祝って王宮前に祝賀に来た人々を
前にするロイヤルファミリー。
しかし、ウイリアム王子がジョージ王子に座り込んで話しかけているのを見て
女王が「ウイリアム、立ちなさい」と叱っている所なんです。
この写真にはまだまだ「孫」でしかない王子と女王である祖母との絶妙の距離感と
言いますか、身内ならではの親密さがあり、尚且つだからこそ、王子に物言える
祖母なんだなと思えるわけです。
思えば、結婚前の2011年。ウイリアム王子の勤務先を訪れた女王
後姿しか写ってないけど、女王の「祖母」としての温かみや心配度が
目にみえるようではありませんか?
「ちゃんと飛べているの?」と質問していらっしゃったとか。
それに頭を垂れて聞き入る王子。親密さの中に序列を感じますよね。
一方、日本の皇室で「天皇ご一家」として出てくる写真は
これだけ。
毎年、同じポーズの写真です。内親王方の衣装の違いしかないって感じ。
これからみなさんは「親密度」を感じますか?
画像だとこれでもくだけている方で映像になると、ピリピリとした緊張感が
漂ってきます。
何が違うって、一番年下の悠仁殿下を誰も気にしてない・・・様子を決め込んでいる所。
普通、どんなカメラマンでもよい写真を撮るためには「子供」という要素は欠かさない
ものですよね
私がカメラマンだったら悠仁殿下と愛子内親王を並べるとか、会話してもらうとか
何かゲームをさせるとか、色々考えますけど、この構図で主役は誰になっているか
というと「雅子妃」です。
みーんな雅子妃を見てます。
眞子内親王と佳子内親王は必死にそちらに視線と体を向け、悠仁殿下は
お母様にちょっと寄りかかって興味があるふり?
殺風景な部屋の木目が一層寒々しさを引き立てて。
同じようなワンピースで色違いの内親王方は同じ方向を見るのみ。
どうやったらこんな寒い写真が撮れるんだろうというくらい寒い。
もっとも目立つのはやっぱり着物姿の皇后陛下。
そこで!
今回は「雅子さま大好き」に見習って「貼っていくだけーー」をやりつつ
見慣れて来た写真を別角度で見るとどんな思いを持つか検証しましょう。
まず1991年10月23日に眞子内親王が生まれたのですが
その時の「祖父母」になった両陛下の顔。
この日は両陛下と皇太子が病院を訪れたようですね。
皇太子はこの頃は普通に「伯父」になった事を喜んでいたとか。
今よりは普通。
そして皇后陛下ですが。へえ・・・ピンクのバラとカスミソウの花束。
歩き方がすでに「女優風」になっているような?
っていうか「祖母」にあったいそいそ感がないといえば・・・・ない。
「いい赤ちゃんでした」
というのが皇后の言葉。
「可愛い」でも「とっても可愛い」でもなく「いい赤ちゃんでした」
「いい赤ちゃん」というのは佳子様の時もそうおっしゃってて。
1992年 皇室ご一家の画像
一言でいうと「小さい眞子ちゃんはお留守番」状態。
でも生後2か月だし、室内なら一緒に撮影出来たんじゃ・・・・・
国民はやっぱり眞子さまをみたかったと思います。
主役はあくまで皇后陛下。
1992年1月。ブッシュ大統領夫妻来日の際の画像。
眞子さまを愛し気に抱くブッシュ夫人。
思えばこういう写真がないんですよ。皇后陛下には。
1992年6月。障害児に抱き付かれ優しく抱きしめ返す皇后陛下。
「慈愛」の象徴ですね。
だけど・・・・
1993年正月。
この頃は雅子妃がいないので和気あいあい。
皇太子の「普通」な「伯父さん笑顔」が懐かしいというか。
ここでは紀宮がしっかり「叔母バカ」状態になっているのも嬉しい。
でも、絶対に皇后陛下は手をおだしにならないのです。天皇陛下は初孫に嬉しそうに
一緒に遊ぼうという意志が見られますが。
1993年3月。葉山静養の両陛下、皇太子、秋篠宮夫妻。
眞子内親王はお留守番。何で?って思いません?
歩く順番もひたすら「長幼の序」ったら長幼の序。皇太子が前って感じ。
こういう時に、孫と一緒に歩く両陛下を見る事が出来たら違ったのに。
秋篠宮夫妻だって残してきた内親王の方が心配でしょうに。
孫がいる「祖父母」というより「ナルちゃんのパパとママ」的な印象しかありません。
独身の皇太子に配慮しての静養だったんでしょうか?
だとしたら考えすぎですよねーー
何でそこまでしなくてはならなかったんでしょうか。
紀子妃はこの年、赤十字の名誉副総裁就任ですが、皇后陛下の「配慮」により
延期されています。
思えばこの頃からなーーんか「変」だった日本の皇室です。