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Channel: ふぶきの部屋
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ふぶきの入院日記   1

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 昨日、一歩家の中に入った途端・・・その雑然とした雰囲気に唖然として

「何で・・・何でこんなにちらかっているの?」とジュニアをにらみ

今朝は洗濯三昧・・・まあ、干すのは姫にやらせましたが。

という事で、面白いかどうかわかりませんが10日間のお話を始めましょう。

 

 5月14日 

朝、9時半頃にジュニアと一緒に病院に。

手続きを済ませて産婦人科の病棟へ。

前回、ヨンジュナを出産したのと同じ場所・・・あの時は楽しみがあったけど今は。

部屋は面会ロビーのまん前。ドア口で窓がないので時間の感覚がわからない。

そして今回気づいたのが、私の病室を境にして右側が分娩室。

そして左側は緩和ケア病棟だったこと

まさに「生と死」が交わる場所にいるのかしら・・などと感傷的になったりして。

市立病院の産婦人科病棟は、様々な妊娠トラブルを抱えた妊婦ばかりです。

私の隣のベッドにいる人も、どうやら妊娠糖尿病で絶対安静の様子。

点滴ぶら下げていても、絶対安静でも妊婦さんというのはどこか幸せそうに見えるもので

緩和ケア病棟の人たちは散歩する度に、この産婦人科の廊下を

通りながら「生」の希望に自分の希望を重ね合わせるのか、どれとも別世界の

出来事として捉えるのか、どっちなんだろうと。

でも、もし私が緩和ケア病棟にいたら、産婦人科は辛いな・・嫌だなあって思います。

 

一定の説明があり、採血やら血圧を測った以外はする事なし。

ジュニアはさっさと帰っちゃうし

とりあえず、持ち込んできた漫画を2冊と「宝塚イズム」を読み始めて・・・・

読み終わっちゃった

夕方からドクターの診察と、オペ室ナース、麻酔医、薬剤師の説明を受けて

何となく気分は「病人」に

そうだ・・・明日、手術しちゃうんだ。

私、どうなっちゃうんだろう。病気を治す為の手術なのに、かえって術後に色々な

副作用が起こるのではないか。

心理的にショックを受けて落ち込んでどうにかなってしまうんじゃないか・・・

そんな不安ばかりが募ってきて。

こういう時は音楽よね・・・と、スマホに入れた「宝塚」の音楽で元気になろうと

しました。

♪ だけど気持ちだけは折れたことがない なぜっていつも言い聞かせてる 

  飛ぶんだ ラスティ ♪  (BYオーシャンズ)

そうよね、希望を失っちゃいけない。負けちゃいけないんだよね。

♪ 我々は生きている 決して屈しない ♪ (BYカサブランカ)

そう・・生きる為の手術だと思おう。

♪ 大丈夫 まだやり直せるさ ♪ (BY A LITTLE FIVE)

消灯になっても、ベッドサイドの灯りの下で必死に本を読んだり・・・・

それでも時間はなかなかすぎていかないのでした。


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