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韓国史劇風小説「天皇の母」番外編・・・未来の姿

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その日のニュース

「12月1日。天皇陛下の長女、トシノミヤアイコ様が20歳の誕生日を迎えられました。

(白いドレスを着て女官と一緒に皇居前に出るアイコの写真)

アイコ様は皇居、賢所で拝礼された後、ドレス姿で両陛下に挨拶をされたそうです。

皇族は20歳になると記者会見を行うのが慣例になっていますが、今回は両陛下の意向で記者会見は行われません。

アイコ様は現在学習院大学教育学部2年生に在籍されており、勉学に励む一方、毎年冬にはスキーを楽しまれ、ご学友と旅行などにも出かけられています。教育学部では児童心理学を学び、英語も堪能で、留学も視野に入れています。

今後は成年皇族として活動される予定です」

その時の週刊誌

「アイコ様!20歳のご褒美にご一家でオランダへ

「12月1日、アイコ様は20歳の誕生日を迎えられた。

純白のローブモンタントに身を包み、お立ちになる姿はアキシノノミヤ家のカコ様を彷彿とさせる。

『アイコ様はカコ様よりも綺麗だと言われています。

やはり美貌で名高い皇后陛下や皇太后さまのお血筋ではないでしょうか。

マコ様やカコ様はキコ様に似て可愛らしい感じでしたが、アイコ様は正統派の美しさです』

皇族は20歳になると記者会見を行うのがしきたり。

マコ様も記者会見で「父は導火線が短い」などと発言された事があります。

しかし、今回は両陛下のご意向で記者会見は開かれませんでした。

『皇族は見世物ではないというのが両陛下、とりわけマサコさまのお考えです。

マコ様もカコ様もマスコミに媚びるような事を話したりと、気を遣う事は必要ないのです』

マコ様やカコ様と比べてアイコ様は天皇家の一人娘ですから格が違うのだ。

成年皇族になったアイコ様は今後、どのような公務をされるのだろうか。

『アイコ様は天皇誕生日や新年祝賀の儀の時、ベランダに立たれます。しかし、今は学生で勉学中心なので、その他の公務におでましはないのではないでしょうか』

『現在、学習院大学教育学部の2年生であるアイコ様は英語がネイティブでご優秀、日本史にも詳しく、数年後にはオックスフォードへの留学が検討されています』

20歳になられたアイコ様はご結婚の話はないのだろうか。

『両陛下はアイコ様を次期天皇にしたいとお考えでしたが、皇太子待遇のアキシノノミヤ様によって阻まれてしまいました。

特にマサコさまは「女性だからといって天皇になれないのは不公平」として、現在、アキシノノミヤ家とのお付き合いは途絶状態です。アキシノノミヤ家には今年15歳になるヒサヒト殿下がいらっしゃいますが、1宮家の長男にすぎないヒサヒト様が天皇になる事に異論を唱える識者や政府関係者も少なくありません』

アイコ様の皇位継承が決まらない限り、アイコ様の御縁談はないというのだ。

そんな周囲の風を感じているのは、アイコ様はごく控えめに日々を送っていらっしゃる。

今年になってお出ましになったのは夏の葉山と那須の静養時のみ。大学へも車で通い、窓にはカーテンをしてマスコミからの撮影を拒否しているくらい。

そのように控えめでシャイなアイコ様へ両陛下はプレゼント考えているという。

それはご一家でオランダを訪問される事だ。

オランダにはマサコさまのご両親が健在でマサコさまの父、オワダヒサシ氏は国際司法裁判所の判事を引退したばかり。

定年退職されたお父様をねぎらう為、おじい様を喜ばせる為、アイコ様たち天皇ご一家がオランダへ向かわれるというのだ。

『スケジュールはアイコ様が夏休みに入る7月の中旬から2週間を予定しています』

ご一家とオランダと言えば、2006年の「オランダ静養」が記憶に新しい。

適応障害に苦しんでいたマサコさまを当時の女王陛下がヘッド・アウデ・ローの城に招待。現国王夫妻とも親交を温め、今や王妃様とマサコさまは親友の仲。

『今回は、オランダ一のホテルのスペシャルスウィート1フロア貸し切りにして、ゆっくりとプライべートな日々を楽しむ予定です。アイコ様にとって日本にいるより生き生きされるのではないでしょうか。また定年を迎えたオワダ夫妻にとってもアイコ様の訪問は素晴らしいサプライズになるのではないでしょうか』

アイコ様の20歳の春は清々しく始まりそうだ」

 

その日のニュース

「皇后陛下58歳に・・・体調の波があるものの快復傾向に

12月9日、皇后陛下は58歳の誕生日を迎えられた。体調の波はあるものの回復傾向。しかし、『宿泊を伴う公務や園遊会などに出席するのは難しい』との医師団の判断で、現在も病気療養中。

お誕生日には皇后陛下の双子の妹、イケダレイコご一家、シブヤセツコ夫妻を御所に招かれて夕食を共にされる予定。皇族などからの祝賀はお受けにならない」

その時の週刊誌の見出し

「とても58歳には見えない皇后さまの美容術!アーユルヴェーダが若さを保つ!」

「マサコさま定年退職の父の介護へー御所に一緒に」

「マサコさま『これが私の生きる道』伝統よりグローバル」

・・・・・

「未だ病気療養中の皇后陛下、マサコさまだが、58歳のお誕生日を迎えられた。皇后陛下に即位して以来、文書での所感表明をやめられたマサコさま。今のマサコさまにとってマスコミ向けに何か発表する事が大きな負担であるという。

『皇后陛下はハーバード大を主席で卒業し、お父様と同じ外務書に入省し、日本で初の総理大臣になるかもしれないと言われた程期待された方。そんな方が天皇陛下からプロポーズされ、それを受けられたのは私達国民の為だったのです』(BY皇室関係者)

ご自分を発揮できない皇室の環境に苦しみ、適応障害を患われて17年。その苦しみや悲しみは今も続いている。

そんなマサコさまの心を癒すのは実は「リンパドレナージュ」だという。

『皇后陛下は週に2回程エステに行かれ、リンパドレナージュを受けられています。施術するのは日本一セレブな人が集うエスティティックサロンのカリスマエスティシャン。一回5万はするというもので、マサコさまはその施術のお蔭で随分お元気になられたといいます。またこれはアイコ様も利用されています』(BY皇室側近)

マサコ様は即位して以来、「マサコさま流」の皇室改革を行って来た。

歴代皇后が行って来た養蚕を皇太子待遇のアキシノノミヤ妃、キコさまに下げ渡され、赤十字の総裁の座も明け渡された。

『養蚕も赤十字も明治の頃に出来たもので今は時代遅れです』

その代わりマサコさまは日々国連大学に通い、グローバルな活動をされています。

福祉にも心を寄せられ、母・ユミコさんが行って来た日本ユニセフの活動に力を入れられ、たびたび会合にも顔を出されている。

またアジアに関心の高いマサコさまは隣国である韓国へのお揃いの訪問も検討しているという。『実はこれは皇太后ミチコさまからの宿題で、天皇皇后であった時に訪問が叶わなかった事をマサコさまに受け継いで頂きたいという思いを伝えられたそうです』

さらに、講書始や歌会始を廃止し、園遊会もアキシノノミヤ家がホスト役となり、規模も縮小されたが、それは両陛下がグローバルな活動をされる為に削減せざるを得ないものだった。戦後75年を境に戦没者追悼式も廃止され、国体の開会式や閉会式にはマコ様とカコ様がご出席。まさにマサコさまが「私の生きる道」をまい進されている。

そんな皇后陛下にも心配な事が。それは実父、オワダヒサシさんの健康状態だ。今年89歳になったオワダ氏はオランダにある国際司法裁判所の判事を定年退職した。

現在はハーグに居を構えているが、人生の最後は日本で迎えたいと思われているという。しかし現在のオワダ邸はシブヤセツコ夫妻と、イケダレイコさんのお子さんが住んでおり、オワダ夫妻の居住スペースはない。

「年金暮らし」の老人介護の悩みは庶民も皇族も同じというわけだ。

天皇陛下はそんな皇后陛下をおもんばかり、御所にオワダ夫妻を迎え入れるスペース提供を提案されているという。

「皇居の中、両陛下のプライベートな部屋は20を超え、そのいくつかはアイコ様が使用しておられます。さらに開いているお部屋にオワダ夫妻を迎える予定です。』すでに改築も始まっているという。

オワダ夫妻が暮らす予定の部屋はオール床暖房でバリアフリーにしており、窓からは皇居の森が見えるという。

『両陛下のお住まいである皇居に皇后陛下の家族が住まわれたという歴史はありません。しかし、皇后陛下のお身内であれば皇族も同じ、准皇族といえるのではないでしょうか。マサコさまは将来、お二人の妹ご一家も皇居に住まわせたいとお考えです。特にシブヤセツコ様ご夫妻にはお子様がいらっしゃいませんから、とても心配されています』

オワダ一族が皇居に住む日も近い。

 

その日のニュース

「天皇陛下61歳に・・・今年は被災地訪問も。

2月23日。天皇陛下は61歳の誕生日を迎えられた。

宮内庁は誕生日に合わせて陛下の所感を公開した。

『無事に61歳の誕生日を迎える事が出来た事を嬉しく思います。この1年を振り返ると

最も印象に残った事はアイコが成人を迎えた事です。アイコは現在、大学において勉学に励む一方、皇后の傍にいていつも慰めてくれる存在です。今後、どのような立場になるにせよ、アイコが健やかで実りのある人生を送ってくれる事を願っています。

去年は水の問題でニューヨークを訪問し、世界の水問題を考える上で貴重な体験をしました。また。ブロードウエイのミュージカルを皇后と共に楽しむ事が出来た事は大きな思い出です。私はかつてティファニーに失礼な発言をしてしまった事があるので、今回はティファニーで皇后とアイコにお揃いのネックレスを買いました。それもいい思い出です。

上皇陛下とのご縁でベルギーを訪問し、国王ご一家と親しく出来た事は大きな体験です。さらに皇后と私が学生時代に多くの時間を過ごしたイギリスのオックスフォードに二人で旅が出来た事はありがたい事でした。

ヒガシニホン大震災から10年になりますが、今も被災者の方々の苦労はいかばかりかと心が痛みます。私も皇后も今後とも被災者に心を寄せていきたいと思っています」

天皇陛下は3月11日。震災から10年の記念式典に出席する予定。皇后さまは体調次第で同行されるか検討する。

 

週刊誌の見出し

「神社庁がため息 祭祀廃止に?天皇陛下のご意向の陰に皇后陛下」

「寂しい一般参賀 右肩下がりの入場者数に宮内庁も焦りの色隠さず」

「アイコを皇太子にしたい 天皇の悲願 水面下で政府に打診

アキシノノミヤ家は野に下る準備を」

・・・・・・・・・

「天皇陛下61歳の誕生日を迎えて宮内庁が焦りの色を隠せずにいる。

『このままでは天皇制が国民の反感を買いかねないし支持をうけられない』というのだ。

『即位して以来、両陛下の公務の数は減っています。両陛下お揃いでお出ましになるのは外国ばかりで地方へは陛下だけ』そんな姿勢に「両陛下は国民と外国のどちらが大事なのか」と批判が向く事も。

特に嘆いているのは神社庁。神社庁とは日本中の神社を統括するところで、いわば天皇直轄の場所。その神社庁がいうには「陛下は即位以来、祭祀をほとんどされなくなった。神道は合理的でないという皇后の意向もあるのだろう。しきたりを丸投げしている。そのうち日本中の神社は皇室とかかわりがなくなるのではないか』との見方もある。

さらに国内軽視の天皇の姿勢は一般参賀の入場者数にも影響を与え、今回の天皇誕生日の入場者数は最低数を記録。

「人気のあるアキシノノミヤ家を排除してからというもの、皇居には瘴気が漂っている」などというおどろおどろしい話まで飛び出す始末。

2000年以上にわたり、神道の長として日本の象徴として君臨してきた天皇家。しかし、今上が即位するにあたっては様々な軋轢があった。

その一つがアキシノノミヤ殿下の皇太子待遇に対する皇后の反発と言われる。

『内親王しか産めなかった皇后陛下にとってアイコ様が天皇になれないのは人格否定であり男女差別だと考えられている』

天皇家は代々男系でつないできた。現在、アキシノノミヤ殿下にはヒサヒト親王がいる。順当にいけば嫡流はアキシノノミヤ家に行く事になる。

「天皇陛下もマサコさまと同じ気持ちなので、時々側近に「何とかアイコを天皇に出来ないものか」と相談されています。そのうち、先帝がされたように、突然「お気持ちの表明」もありえるかもしれません」

すわ、21世紀の壬申の乱勃発か。

アキシノノミヤ家のヒサヒト親王は15歳。昆虫と野菜作りがお好きな中学3年生。春からは都内の高校に進学予定。

「成績は中の上でお友達も多い。最近ではご両親と一緒に公務の一部を担われている」

一方のアイコ様はといえば、20歳の誕生日を迎え成年皇族となったが「学業優先」を掲げて一度も公務にお出になった事はない。

中学3年生の頃に激やせした後遺症で、今も太る事が出来ず大学にはほとんど通われていないとの噂もある。それdめお進級できるのは皇族ゆえか。

「とにかく今の皇室は秘密だらけです。本当は大学へ通っていないようだ・・・でもそれを宮内庁に問うと東宮大夫がしどろもどろで「アイコ様が元気に通っていらっしゃる」という。

陛下も実は相当健康状態が悪いのではないかとのうわさがあります。

「即位してからろくに地方で行かず、勤労奉仕団への会釈も滞りがち。皇居のプライベートスペースはごくごく一部の職員しか入れません」つまり、天皇ご一家が皇居の中でどんな生活を送られているのか完全にしゃっとアウトされているというのだ。

ここにきて「アイコを天皇に」という陛下のお気持ちは虫が良すぎるのではという意見も国会から出ている。皇室は国民の血税によって存在しているのに、祭祀や国事行為、その他の公的公務を行っていないというものだ。

確かに両陛下の海外訪問は外務省からの依頼というより、両陛下の希望によって実現したものが少なくない。それは晩年の先帝のやり方を踏襲したものだ。

「そろそろ国民も自分達の税金の使われ方に目を配るべきでは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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