お友達が教えてくれたサイトです。
5月24日は英国ヴィクトリア女王の誕生日にして「国際ティアラ・デー」なんだそうです。
そこで世界のティアラ20選と称して数々の写真が載っています。
どうしてここに日本のティアラがないのか不思議ですが・・・・
補足説明しながらゴールデンウイークを華麗なるティアラを眺めて過ごしましょう。
何度も書いているのでしつこいと思われるでしょうけど、ヨーロッパ社会においてティアラは元々は家紋のようなもので、権威づけの象徴でした。
家から家へ、女性から女性へと受け継がれていくものです。
新調のティアラも勿論ありますが、多くは古いものを「調整」して使っています。
明治期にティアラが入ってきた時、多分、皇族方はみな戸惑った事でしょう。
日本にはティアラなどの宝飾品文化がなかったからです。
それでも昭憲皇太后を始め、宮妃や内親王方はティアラを特注され、それを一生懸命守ってきたのです。
常陸の宮妃が複数のティアラを所持しているのは、元々華族で皇族とも繋がりがあるからと言えますが、紀子妃は1つしか持っていません。
さて。まずはキャサリン妃のティアラです。
これは「カルティエ製」The Cartier Halo tiaraが正式名称。
1936年製。
元々はジョージ6世が妻に贈ったティアラ。それを相続したのはエリザベス女王
このティアラは他にアン王女も着用されています。
次はダイアナ妃です。
元々はケンブリッジ公爵夫人オーガスタ所有のティアラでした。1913年製。
↓
それがジョージ5世妃のメアリ―が復刻
↓
エリザベス女王に受け継がれ・・・・・・
↓
ダイアナ妃が結婚と同時に受け継ぎました。
ものすごくよく似合っていますね。
今は カミラ夫人のもの。つける人が違うと、こんなに印象が違うんでしょうかね。
それにしたって、よくもまあ・・・・あのダイアナが身に着けたティアラを堂々と・・・・怖いわあ。
そしてイギリス王室といえばもう一人、元ヨーク公妃のセーラがいます。
彼女のティアラは1986年、ガラードという宝石商が作ったもの。
庶民出身のお妃だったから?エリザベス女王からのプレゼントだそうです。
さて、エリザベス女王は自分でティアラを注文していました。
それが
1947年、ビルマから結婚祝いとして贈られたルビーをガラードに依頼してティアラに。
カミラ夫人は他にも
こんなゴージャスなティアラをお持ちで。これまたジョージ5世妃のティアラで。
顔に対してやたら大きいですよね。
され、次はエリザベス女王の娘であるアン王女の娘。
ひたらくいえば、エリザベス女王の孫であるがタイトルを持ってないザラ・フィリップス嬢のティアラ。
シンプルで素敵ですね。
元々はエジンバラ公の母、アリスの持ち物。だからギリシャ王室のもの。
これを受け継いだのがアン王女。
そして娘へ・・・・・
さて、次はエリザベス女王の3男で末っ子、エドワード王子妃のソフィー
なかなか苦労する顔だなあと思います。
イギリス王室最後は
ザラ・フィリップスの兄であるピーター・フィリップス夫人になったオータムケリー嬢のティアラ。
彼女はカナダ人の経営コンサルタント。
お世辞にも美人とは言えない・・・・というかなんというか。
身に着けているティアラは
で、アン王女の結婚時にプレゼントされたものとか。
しつこいけど身に着ける人が違うとこうも・・・・・