ダイアナ妃が亡くなってからもう20年も経つんですよね。
あの時の衝撃は忘れられません。
10代の時から憧れて彼女の写真集などはほとんど買いましたし、おかげで世界の王室に興味を持って今に至っているんですから。
ダイアナ妃が結婚した頃は日本も上向きで華やかな時代に突入する頃。
そしてイギリスもまたサッチャー首相とエリザベス女王によって栄光の時代を取り戻しつつある頃でした。
本来はハンサムな10代の礼宮ブームでも起きていた筈なんですけど、世の中、皇室といえば美智子妃一色で、ベストドレッサーを受賞したもんだから、尚更「美智子さま」って感じでした。
「イギリスの王室と比べてなんで日本の皇室はこんなに堅苦しくて地味なんだろう」って思ってました。カリスマ性が欲しかったんですよね。
でも、今思えば、一見自由にやっていそうな王族たちも最低限の守るべき事は守っていたって事です。
今の日本のようにあっさりと伝統やしきたりや意義をなくすなんてありえないんですよ。
年齢を重ねられてご公務と祭祀以外は那須で研究を続けていらした昭和天皇、穏やかな微笑みだった香淳皇后の時代が懐かしく、あの頃は本当にいい時代だったと思います。
あ、そうそう、ダイアナ妃の話ですね。
現在、ダイアナ妃は「ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ」が正式名称のようですね。結婚前はダイアナ・フランシス・スペンサーでしたが。
上に二人の姉、下に弟という微妙な立ち位置に生まれる
小さい頃に両親が離婚
継母と折り合いが悪かった
成績が悪くて高卒後、保育園でお勤め
チャールズ皇太子とは16歳で知り合う
家柄もよくカレシもいない、真っ新な乙女ですから「妃」としてこれ以上の理想はなかったろうなと思います。
学歴?そんなもん、お妃教育で何とでもなるわよーーってな事?
ダイアナは自分にコンプレックスを持っていた女性だと思います。
それはスペンサー家としては後継ぎの男子が欲しくて、ダイアナの上に生まれた男子が死産かなんかで、もし生きていたら自分は生まれてこなかったんじゃなかろうかという不安です。
両親の離婚で母に捨てられた感が半端なく、姉達みたいに美人で積極的でないという部分、さらに勉強に不向きであった事がことごとく人生に後ろ向きにさせてたと。
そんな時、一回り上のチャールズに結婚を申し込まれ「この人が私の人生を導いてくれる」と安心したんじゃないでしょうか?
しかし、夫もまた最初から愛人持ちで・・そりゃあ過食症にもなりますよね。
最初にチャールズと付き合っていたのはレディ・サラ。
保母さんやってた頃のダイアナは、猫背で表情が暗く、決して美人とはいいがたい。
でも結婚が決まって、とりあえず髪と服装を整えて出てきて
「愛してますか」と聞かれてダイアナは「はい」と答えたのに、チャールズは
「もちろん。愛にも色々あるけどね」と答えた・・・まだカミラと手を切ってなかったのです。知らずにカミラにまで紹介されていた自分を後々許せなかっただろうなあと。
ちょっと赤味がかったうっとうしい髪。でもこの「ダイアナカット」が大流行。
当時、高校生になりたての私は、「随分ほっぺの赤いおとなしい人だなあ」と思ったものです。
チャールズ皇太子には関心がなかったから、日本でいきなり婚約が報道されて、突如フィーバーしはじめたという印象です。
この上目遣いが魅力的でした。
雅子さんはこれを真似しているのよね?彼女の場合は邪悪ですが。
婚約報道直後のパーティで。となりはグレース王妃。
貴族の娘として育ちながらもダイアナに服装の教師をしてくれる人はいなかったのか、この黒ドレスは大失敗 散々批判されて一時はワーストドレッサーに。
この頃もまだワーストドレッサー。きっと服じたいはいいものなんだろうと思うんだけど。チャールズは「この程度の女なら扱える」とタカをくくっていそうです。
比較画像・・・比較したくないんだけど若さとセンスにはキャサリンは勝てないわ。
地味にするのが今風、21世紀風と思ってたみたいだけどね。
この時、衛星生中継してたんです。遅くまで頑張って見てたけど寝ちゃった。
世界中に「大英帝国復活」みたいな印象を残しました。
後ろから見るとこんな感じ。いやいやもうこのベールの長さが憧れでした。
集合写真を撮影する前のダイアナ妃。クレメンタインというブライズメイドを抱っこしてますが、幼稚園の教え子。
ウエディングドレスで子供を抱っこしてしまう妃に親近感を覚えます。
違和感ないのよ・・・聖母像みたいで。
「さあもう大丈夫。頑張って」みたいな感じでおろしてる?
声をかけているのはアンドリュー王子。
チャールズは妻に関心がないのか?
ただいま、お直し中。
そしてこんな写真に落ち着きました・・・
ちなみにキャサリン妃は
こんな感じ。好みの問題だよねーーこのドレスは。肩が貧弱に見えるけどね。
ダイアナ妃の真似してみましたっ!あっ!すみません!間違えました!!
大好きなアイボリーシルクのウエディングドレス。
私も絶対アイボリーシルクと思って生きていました!(きりっ!)
でもご本人は皴になってしまうのであまりお気に召さなかったみたいです。