秋篠宮殿下 お誕生日おめでとうございます
記者会見全文
天皇陛下の退位について「二重権威」になるのではないかとの危惧があるが。
秋篠宮
「昨年夏のお気持ちを表明されて以降,様々な意見がありましたけれども,この6月にその法案が通って,それで公布されたことをですね,私たち家族はそのことについて一様に安堵(ど)しております。
今まで80を過ぎても非常に多くの務めをしてこられました。
譲位をされた後は,できるだけゆったりとした時間を過ごしていただきたいと私は思います。
またその次の質問についてですけれども,このことについては私のことではありませんし,私がお気持ちを忖(そん)度して何か言うことでもないと思います。
それについては,直接にお二方に聞かれるのがよろしいのではないかと思います。
(あくまでも文章から察していますが)殿下のお気持ちは「安堵」以外の何物でもないのでは?と思います。
それだけ天皇陛下の「認知症」が進んでいるのではないでしょうか。
そして皇后の影響力も強く、少しも早く表舞台から退かせる事が必要と思われているのではないかと思います。
次の質問というのは「退位の日まで陛下がどういう気持ちで過ごされるか」という点に関してですが、そっけないというか突き放すような感じで、「直接聞けば?」なんて今まで宮はおっしゃった事がないので、ちょっとびっくり。
二重権威について
秋篠宮
二重権威についてですけれども,権威という言葉には幾つかの意味が含まれているように思います。
その人にいわゆる何て言いましょうか,その人に元々付いているものもあるかもしれません。
一方で,その権威によって何かこう,例えば人を従わせるとかそういうような意味合いもあるかもしれません。
もし,今私がお話をした後者の方であるとするならば,陛下は元々譲位をするときには,それまでされていた国事行為を始め,全ての公的な活動を次の天皇に譲るという気持ちを持っておられました。
そのことからも,そういう二重権威という言葉が適当であるとするならばですが,心配する若しくは危惧するという向きがあったとしても,そういうことはあり得ないと私は,それははっきりと言えます。
「そういう事はありえない」という言葉の裏には「あって欲しくないけど、あるかもしれない」のニュアンスがあるような気がしてなりません。
自分が参加した3者会談の席では「全部皇太子に譲る」とおっしゃった筈なのに、どういうわけか「海外訪問」「韓国行き」「被災地訪問」など今以上に軽い身分でがんがんいくよーー的な事が報道されていますから。
秋篠宮の心の中に「危惧」がないと言ったらウソになるのでは?
今後の皇室の在り方
「今後の皇室の在り方については,恐らく今まで皇室が続いてきて,ずっと以前から(続いていて)続けていった方がいいもの,そういうものももちろんあると思います。
また一方で,時代というのは変わってきます。やっぱりその時々の求められることというのもまた変わってくると思います。
そのことを常に念頭に置いておくことが必要ではないかと考えます。
もちろん,これは陛下もおっしゃっていたと思いますけれども,「国民と苦楽を共にし,国民の幸せを願いつつ,務めを果たしていく」,ということがその最も基本的なところにあると考えます。
無難な答えですが、結局は答えが見つかっていないんだと思います。自分達の存在に矛盾を感じる事程苦しい事はないと思いますが。
皇嗣としての気持ちや抱負
秋篠宮
「これは今までに例が見られないことでもあり,なかなか抱負といっても,まだ想像がつかないところもかなり多くあります。
実際にそういう形になって,そしてそれが始動していく中で様々に試行錯誤をしていくことになるのではないかなと思います。
また,皇嗣職の在り方についてですが,これも始まってみないと分からないところがあると思います。
その職という一つの組織の在り方ですので,当然そのハードな面とソフトな面とあると思いますけれども,実際にはその規模であったりとか,人員配置であったりとか,そういうことは役所の方(ほう)もいろいろ考えていることと思います。
また,その職の内容については,先ほど言いましたように,どういう職の在り方がふさわしいかというのを追い追い考えていく必要があるとともに,ある程度前もって方針を考えておく必要があるように考えます。
迷いに迷っていますよねーー前例がないなら作ればいいのか、なぜ皇太子ではいけないのか、それを聞いてほしいです。
秋篠宮殿下としては、もう何もかも受け入れるしかない・・・というどん底感があるんですけどね。
(記者に質問を確認されて)もう一つは分担?
活動の
秋篠宮
「活動の分担ですね。
これは,皇太子殿下とも話合いをしながら進めていかなければいけないと思います。ただ,そういう代替わりがあって,恐らく皇太子殿下の方から私の方へ,譲るというものがかなりあるのではないかと思います。
それらのものについては,できる限り私の方で引き受けたいと思っております。
一方,私が以前から行っているもの,そしてまた,団体の総裁であったり,名誉総裁をしているものもあります。
実際に全体としてその物理的にどこまで可能なのか,このこともよく考えていかないといけないなと思っています。
そして,もう一つは私が今しているものを今度は譲る先がないという事情もあります。その辺りも含めて,追い追い皇太子殿下ともご相談をしていきたいと考えております。
やっぱり皇太子夫妻の公務は全部譲られるけど秋篠宮夫妻の公務は譲る先がないのねーー
皇太子と相談といっても相談できる環境なのか?ちょっと非現実すぎませんか?殿下?
KKについて
秋篠宮
「まず,小室さんの印象ですけれども,(妃殿下をご覧になって)初めて会ったのは,いつ頃でしょうか。
紀子妃
「殿下を振り向かれて)いつ頃でしょう」
秋篠宮
「多分,2013年ぐらいかと思いますけれども,そのときが,初めてになります。
そのときの印象は,大分その,緊張していたということもあったかもしれませんけれども,非常に真面目な人だというのが第一印象でした。
そして,その後も何度も会っておりますけれども,その印象は,変わっておりません。また,娘のこと,娘の立場もよく理解してくれていると思います。
記者:結婚後,どのような家庭を築いてほしいとお考えですか。
秋篠宮
「どのような家庭というのも,なかなか,私から言うのも難しいですけれども,本人たちが幸せだと思う家庭であれば,それでいいなと思います。
(妃殿下をご覧になって)どうでしょうか。
紀子妃
「初めの印象についてですが,初めてお会いし,話をしましたときに,丁寧で穏やかな印象を受けました。
そして今も,同じような印象を持っております。
先日になりますが,小室さんのピアノを聴きたいと話をしましたところ,快く応じてくださり,小室さんの優しいピアノの音色を聴きながら,私たちは心和むひとときを過ごしました。
これから,二人が歩み,築いていく生活が幸せであるよう,心から願っております。
記者:両陛下からはどんなお話を
秋篠宮
「そうですね。両陛下からは,おめでとう,良かったねという趣旨のお言葉がありました。大変うれしそうなご様子でした」
紀子妃
「両陛下は,長女の眞子が初めての孫であり,大切にお見守りくださり,結婚する相手に会ったことを,大変お喜びくださりました」
通り一遍。まさか悪口を言うわけにいかないので「真面目」って言ったんでしょうけど、これは「がっかり」荒らしが入るよね。
もし素直にそう思っていらっしゃるなら、何も情報が入ってないという事になり、「馬鹿親」と言われてもしょうがないですけどね。
宮の「二人が幸せならいい」に全てが集約されていると受け止めるしかないですね。
記者:皇族の減少について
秋篠宮
「今の制度では,女性の皇族が結婚をすれば,皇籍を離れることになります。
一方で,皇室の中で,女性の占める割合が非常に多いわけです。
結婚して皇籍を離れるというのは,制度の問題ですので,そのことについて,私が何か,ここで言うことではないと思います。
よくその,皇族の数が少なくなると,いろいろ活動に支障が出るのではないか,ということを耳にすることがあります。
しかし,それぞれの皇族の活動の中で,もちろんその,共通,共通というのは同じという意味ではなくて,皇族としてのその仕事を,何と言いましょうか,例えば,ある行事に出席する,宮中の行事に出席するとか,その他もろもろあるわけですけれども,それ以外に,かなりの部分で,個人に帰属しているものも多いですね。
そのことを考えますと,これは飽くまで,個人に帰属してしまいますので,仮に人数が減少したとしても,そこには,その点に関しては,それほどの影響は出ないのではないかと思います。
先ほども申しましたように,これは,今の制度では少なくなっていく,これは,そのとおりなわけですけれど,私は,以前もお話ししたかなと思いますが,やはり現状では,その人数の中で,できる範囲,できる仕事をしていくのが,適当ではないかと思っております。
紀子妃
「よろしいでしょうか。(殿下に確かめられる。)長女が結婚しましてからも,(私は,宮様とご一緒に)お互いに健康に気をつけながら,期待される皇族としての大事な務めや,さまざまな活動を,心を込めて努めてまいりたいと思います。
秋篠宮
「これは,あなたがですね」
紀子妃
「はい。私たち,そうですね」
まず、皇族の減少についての考え方は私と同じでよかった・・・・です。それをぜひ国会で言って欲しい。
先日、どこかの議員が「眞子様が降嫁してしまってからでは遅い!早く女性宮家を作れ」とかいってましたが、そんなに心配すべきことではありませんよね。
そして紀子妃のセリフをわざわざ「これは、あなたがですね(眞子や佳子じゃなく)」という風におっしゃったわけです。
でも、紀子妃は「はい。私達・・・そうですね」
ここが謎。
何で紀子様は再び「私達」と言ったのか。「私達」を素直にとればご夫妻という意味なんですけど紀子様の頭の中には佳子様もいらっしゃるという感じで、微妙な考え方のズレを感じました。