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Channel: ふぶきの部屋
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身分と財産があるなしは別

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 まず、お返事させて頂きます。那須や葉山に気軽に「いいんじゃない?」は取り消せとおっしゃる方へ。取り消しません。

だってあそこはれっきとして天皇皇后・皇太子一家だけが使える静養先です。

昭和天皇は晩年半年くらいは那須御用邸で過ごされました。

今上が那須や葉山で過ごすと迷惑と思われるなら住民全体で「外出反対」ののろしを上げるべきです。少なくとも昭和天皇時代にそのような意見はありませんでしたから。

高円宮家から千家家にお嫁にいった典子さんが離婚しそうだと報じられました。

原因はこくまろさんの「心身症」だそうです。

 典子さんはお姫様扱いで何もすることがない

 出雲の寒さに根を上げた

 こくまろさんと本当の意味で夫婦になっていない

 典子さんはしょっちゅう高円宮家に里帰りしてはクラス会などに顔を出す。姑と一緒に帰る事も多い。

 こくまろさんの心に問題がある事は最初からわかっていたんじゃないですか?

出雲が寒い事も。することがないって・・・だったらする事を探せばいいじゃない?

最初から田舎だと馬鹿にしてつまんないから帰るーー的な感じですか?

しかも降嫁した人が毎回宮邸でお泊りする不思議さ・・・公私の区別がついていないようですね。高円宮家。

久子妃はそういう前提で娘を嫁にやって何がしたかったのか?

莫大な慰謝料を貰って離婚し、「鳥取姓」か「高円姓」を貰って都内のマンションで贅沢三昧させる為の布石だったのではないか?とすら思いますけど。

「爆報フライデー」の「天城山心中事件」の内幕を私もみました。

 戦後、愛新覚羅溥傑の妻・浩と娘の慧生と嫮生は浩の実家の嵯峨家に身を寄せていた。

 学習院大学のキャンパスで慧生と大久保武道が出会う。

 二人の交際は愛新覚羅家・嵯峨家共に反対

 二人は天城山で心中

というのが今まで流れて来たストーリーです。

でも、浩さんは「流転の王妃」の中で「慧生は心中ではない」とはっきり書いていらっしゃいます。つまりこれは大久保武道によるストーカー殺人であるという事なのです。

今回、二女の嫮生さんの証言により

「慧生さんは大久保の自殺を止める為に一緒に天城山へ行った」という事が判明。

ここが世間知らずのお嬢様というか、当時はストーカーとかいう言葉もない時代で、相手の異常さに気づかなかったんでしょうね。

でも私が違和感を覚えたのは、番組のラストで

「当時、嵯峨家は華族制度の廃止で自給自足を強いられてたほど貧しかった」つまり大久保青年と立場が違っていたわけじゃない。

「身分違いの恋ではない」これが大久保に伝わっていたらこんな事件は起きなかったのではないか・・・とのくだりです。

これは全然ちがうと思います。

「身分の違い」というのは財産の違いではないのです。生まれや育ちの違い、アイデンティティの違い、価値観の違いなんです。

愛新覚羅家の長女に生まれた慧生さんは溥儀夫妻に子供がいなかったので、生まれた時の性別がかなり重要視されたと思います。

男子であれば溥儀を追い詰めたろうし、女子であっても他の親王と結婚する事によって将来の清朝を担う立場になりかねなかった女性です。

溥儀はいつも溥傑を疑惑の目で見ていたというし、そういう意味では姉妹で誕生した事はちょっとは幸いだったでしょうか。

しかし、清朝にはちょっと不思議な言い伝えがあって「長女は早世する」というもので、浩さんは回りから「気をつけなさい」と言われていたようです。

慧生さんは戦前、嵯峨家に身を寄せて終戦を迎えますが、一方の浩さんと嫮生さんは婉容皇后と逃避行に巻き込まれ、危うく死ぬかもしれない目に遭いました。

その事がトラウマとなり嫮生さんは両親が中国へ帰国する際も同行せず日本人と結婚して今に至るのです。

慧生さんはシベリアに抑留されている父を助けようと周恩来首相に手紙を書くなど、日中の外交再開の架け橋になっていました。

本人がそれを望んだかどうかはわかりませんが、確かに彼女の行為は一つ一つ国際的に意義がある事だったのです。多分、将来もそうだったでしょう。

 

でも大久保武道の方は青森県の裕福な家で育ちました。

当時、青森から上京して大学へ通うというのも難しいなら、家柄重視の学習院に受かった事自体がすごい事だったと思います。

なぜここで学習院を選んだのか不思議ですが、田舎の青年がいきなりハイソナ学生たちの中に入れば浮くのは当然。

慧生さんはそんな彼を気の毒に思い、声を掛けそしてやがてそれは「疑似恋愛」に繋がって行ったのではないでしょうか。

大久保氏から見れば彼女は「神」と同じ。神が自分の前に降りてきて自分の為に笑ったり泣いたりしてくれるわけですから舞い上がるのは当然。

失ったら命はないと思うのも当然だと思います。

思いこむと融通が利かない所、今時の青年にもよくありがちです。

お金があるとかないとかではなく、大久保にとって彼女は最初から手が届かない人だったのです。だからこそ無理心中したと言えるでしょう。

プライムニュースも見ましたよ。

色々な疑問に対して「国民はよいように解釈すべき」という言葉の連発に嫌気がさしました。

 


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