・ 眞子内親王殿下の納采の儀を始めとするご結婚関係儀式等の延期が発表されて以来,このことに関する両陛下,取り分け皇后さまのお考え,ご対応について様々な憶測がなされ,記事にされてきましたが,このことに関し,両陛下は当初より一貫して変わらぬ対応をしてこられました。
・ 両陛下が第一に考えられたことは,これは眞子さまの内心に触れる事柄であり,何人といえども,恐らくはご両親殿下でさえ眞子さまのお考えを待つ以外おありでないということでした。そうした中,ご自分方として出来ることは,極力周囲の雑音から眞子さまを守り,静かな状況を保つ中で,眞子さまがご自分の考えを深められるよう助力なさるということでした。
けれど、散々週刊誌に「皇后陛下の後押し」と書かせてきたのに、それにはだんまりですよね。
周囲の雑音=国民の声・・・なんでしょうか?せっかく皇后陛下上げの記事を書いてくれた週刊誌なのに。
・ そのため,これまで両陛下は共に首尾一貫このことに関し一切発言を慎まれてこられました。
事実,宮内庁長官,次長を始めとする宮内庁幹部,側近である侍従長,女官長や侍従職の誰一人として,このことに関して両陛下のご感想を伺ったり,状況についてお尋ねを受けたことはありません。
平素,両陛下のご相談に与(あずか)る参与,御用掛においても全く同様であります。
・ 一部の週刊誌は,「侍従職関係者」,「宮内庁幹部」,「宮内庁関係者」等のコメントとして,皇后さまが様々な発言をなさっているかのように記していますが,先にも述べたとおり,両陛下は,当初より,細心の注意を払って固く沈黙を守り続けておられ,また,宮内庁職員はもとより,ご親族,ご友人,ご進講者等で,両陛下にこの問題について話題にするような人もこれまで皆無であったと伺っています。
・ かつて,皇居内のゴルフ場であった場所に両陛下の御所建設が計画された際,昭和天皇が愛された自然林を皇后さまが丸坊主にした等の報道がなされ,前後数ヶ月に及ぶ謂われない批判記事の連続により,皇后さまは何ヶ月も声を失われる事態に陥られました。
そんな古い事を持ち出して「だから?」と聞きたくなりました。
因みに,新御所の建設場所は,当時の宮内庁長官の報告と進言を陛下がお受け入れになり,最終的に決定されたもので,皇后さまはこのご報告や決定の場に一度も同席しておられず,新御所の予定地についてお聞きになったことも,まして御覧になったこともありませんでした。
・ 今また,皇后さまは,ご自分の名のもとに,両陛下としてあれ程までにお守りになろうとされた眞子さまや秋篠宮両殿下の周辺で,静かな熟考のために保たれるべき環境に思いも寄らない様々な雑音が立てられていることを驚き,悲しんでおられ,陛下もまたそのことに深くお心を痛めておられます。
皇后さまは,これまでもご家族のどなたかが苦しい状況におありの時は必ず,それは家族全体の苦しみだからと言われ,心配しつつ見守ってこられました。
だったら見守るのではなくばっさり「もうお断りしなさい」と言えばよかったのに。
・ この度,早くより,眞子さまや秋篠宮両殿下,お相手の方に静かに考える環境を与えることを最重要と判断され,沈黙に徹してこられた両陛下のお考えが無にされたことは余りにも残念であり,宮内庁として,この問題に関するこれまでの両陛下のお考えとご対応をお伝えすることに致します。
この文章へのあれこれを書く前に前提としているのは
週刊誌・・とりわけ女性週刊誌は皇后陛下の意の下に数々の記事を書いている
です。
だからこそ
秋篠宮家を貶める記事には抗議しないしさせない
自分のことを悪く言われたと思ったら抗議する
というスタイルが出て来たのです。
今回は特に
この抗議の「主」は陛下ではなく皇后である
という事がはっきりし、今の皇室を牛耳っているのが天皇陛下ではなく皇后であることがよりはっきりしましたよね。
去年の5月以来、女性週刊誌は眞子内親王の結婚の後押しをしてきたのは皇后陛下だと書いてきました。
家柄もお金も定職もない同い年の青年との結婚を反対されないように皇后陛下が許したというスタンスです。
しかもNHKにスクープを流したのが両陛下、とりわけ皇后ではないかとの噂までありました。
小室圭に関して適切な調査をせず「慈愛の皇后」が単純に孫を応援するといういい物語を作りたかったのでしょう。
ところが、NHKでスクープされたその瞬間から小室圭は簡単に身バレして、誰もが「これは皇族の相手としてふさわしくない」と思ったのです。
(ネットの意見の方が先を言ってたという事ですか)
皇后としては
今時結婚に身分差なんかない
秋篠宮家の内親王だからド庶民と結婚してもいい
くらいの気持ちだったでしょう。でも、小室圭の父と祖父の自殺、母子家庭でパート務めなのにお金のかかる学校を出ていることに疑問が噴出、結果的には小室母の詐欺まがいの「借金」が表に出たのでした。
警察庁はこれらの事を把握していて宮内庁に報告したけど、秋篠宮家には報告しなかった。
皇后は正直、眞子内親王が将来、どんなに落ちぶれた生活をしてもそれについては自分の責任ではないと思っているのです。ただ、自分が生きている間だけは「おばあさまのおかげでよい教育を受け幸せな結婚をした眞子」を演じてくれさえすればいいと思っていたのです(多分)
その為なら皇室からお金を出してもいいかとすら思っていたと思います。
地方公務員と結婚した黒田清子さんは、ご自身は非常に地味なご性格ではあるけど、伊勢の祭主になられてから色々とお金のかかる事もあるでしょう。そういう事一切を面倒みているのは皇后でしょうから。
ゆえに怪しいのに天皇が「裁可」を下し、婚約記者会見まで行われてしまったのです。
秋篠宮家は多少の不信を抱えていたからこそ、食事会に悠仁殿下を同席させず早々に帰したのだと思います。
借金スキャンダルが起こっても、「裁可」した以上、覆すわけにいかず、もしこの婚約が失敗だったら裁可した天皇、応援した皇后の責任になりますから何としても納采までこぎつけたかったと思います。
でもやはり「延期」になり、そうなると今度は「皇后陛下は最初から心配していたし、眞子内親王の教育に関して秋篠宮妃に不信感を抱いている」という記事に転換しました。
祖母なら当然と思われる・・・と思っていたのに、その論調は盛り上がらず、紀子妃をあまりに虐めるスタイルに週刊誌の読者も辟易して来たし、ネットでは散々皇后の悪口を書かれるし。このままでは危ないと思ったんでしょう。
今度は「一貫して見守り続け、意見したことなどなかった」となりました。
だったら去年「後押し」時点で抗議すべきじゃなかったんですか?
しかも今回は皇后が秋篠宮妃に不信感を抱いているという事に関しての抗議ではなく
多分に「婚約解消した女性の心の傷」について回りにあれこれ聞いた事に対しての抗議と思われます。
昔の事まで持ち出して「これ以上書いたら私は失声症になるわよ」と脅しまでかけてくるとは。
この文章は東宮職医師団とも似ているし、以前に出された皇后の抗議文ともかなり酷似しており、全ての作者は一人だと思います。非常に感情的で「慈愛の皇后陛下が悲しんでいる」と書けば全てが丸く収まると勘違いしているような。権力をかさにきた文章です。
天皇の「裁可」は重いのではなかったですか?だからこそ撤回出来ないのでは?
よくわからない相手だけど裁可してしまった・・・その責任は全部秋篠宮家にあって皇后にはない。全部あっちが悪いのよーーという心の叫びが聞こえてきます。
また今回の抗議は「東宮家だけが救い」といった事に関しての抗議でもないので、そういった事は事実でOKなのでしょうか?
この抗議こそ、眞子内親王の結婚の後押しにならないことを祈ります。