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日本一運のいい女ー新皇后の肖像 3

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 後々になって「馬鹿野郎」という言葉が雅子さんの口から出て来た・・それを国民が事前に知っていたら誰も「ご優秀でお妃にふさわしい」などとは思わなかった筈ですが、愚かなことに庶民には大本営は何も知らせず、本人すら知らなかったのです。

まさか自分が本気で「浩宮妃候補」だなんてねーー

何で1986年の写真週刊誌に載った写真。見るからに綺麗すぎるキッチンで油もひかずにウインナーを炒めている小和田さんですが、無邪気な笑顔が得意満面でしょうがない。

マスコミにやたらサービス旺盛な顔。要するにこれは「勉強も語学も出来るけど実は家庭的」であるという演出に他ならない。

ちょっと美智子妃殿下の

これとよく似てます・・・・不必要な台所を作らせて大仰に離乳食作りをするお姑さんとよく似ていますよね。

でも小和田雅子さんとしては「私が小和田恒の娘でハーバード出て東大入って外務省試験にも合格したからこんなにマスコミに取り上げられるんだわ」と思っていた・・筈です。

この時点ではお妃候補に出てこないんですから。

でもこのくったくのない笑顔のまま、よそのもっとお金持ちで好き勝手やらせてくれる男性と結婚していれば本人なりに幸せだったんじゃないか?と思われて仕方ありません。

娘の幸せより「権力と権威」を望んだのは父親の小和田恒です。

これらの明るい笑顔から「雅子さん入内作戦」は見事にスタートしたんですから。

綺麗なキッチン、すごい成績、結構美人、みんなが欲しかったものをこの女性は持っていたんですよね。あきらかに。

でも一方で冷静な方々としてはまだ小和田雅子を妃候補とは考えていなかったようで

 

  「1987年11月写真週刊誌。

急がれる浩宮妃の条件。有力候補8人に見る血統と才色」

三井史子さん、渋沢肇子さん、服部聡子さん、徳川冬子さん・直子さん(姉妹) 、徳川恵子さん・純子さん(姉妹) 、明石牧子さんの8人。

その中でも当時、最有力と言われたのが渋沢肇子さんだったような気がします。

・日本人であること

・心身共に健康であること

・容姿端麗であること

・語学が堪能であること

この4つが当時の「お妃の条件」とされていたようですが、日本人であることと心身共に健康であることはいいとして、どうしてそこに「容姿端麗」「語学堪能」が出てくるのか。モデルは明らかに正田美智子さん。

家柄より金持ちであること、血筋より学歴があって特に英語がペラペラじゃないと・・という価値観は全て正田美智子さんをモデルにした結果のことなのです。

1980年代はイギリスのダイアナ妃を始めとするきらびやかなイギリス王室が「もてはやされた時代です。ダイアナは家柄がよく皇太子が初恋で本当の「レディ」であったけど実は高卒で保母さんだったという経歴。かの大英帝国王室の皇太子妃選びは学歴より血筋を尊ばれたというのに、「英国のような開かれた皇室」を目指していた日本は真逆の価値観を持っていました。

美しくなければお妃じゃない・・・華やかなお妃、華麗なる皇室外交をするにはまずは英語!ってな所でしょうか。この時代の日本人は誰も「皇室の本義は祭祀である」なんて思ってもいませんでしたね。

浩宮がイギリスに留学し、美智子妃が世界のベスト・ドレッサーに選ばれ、「これからの皇族は華やかなのが一番」と思っていたのかも。

 

そんな中、高円宮邸に招かれた小和田雅子は浩宮と深夜まで楽しくおしゃべり。

宮邸に深夜までい続けるという非常識さも、「この二人は気があっているんだ」となればまあ大目にみるでしょうし、この件で浩宮は「小和田雅子は自分を好きだ」と思ったに違いないのです。

まさか(こればっかりですが)雅子さんの尻が重いのはしつけの悪さのせいだとは・・・誰も考えなかったのでした。

私達庶民は密かな「小和田雅子浩宮妃」作戦が始まっているのも知らずに浮かれていたんですね。あるいは昭和天皇の病気にかかりきりになっていたというか。

サブリミナルのように出てくる小和田さんの写真。

まさに「お妃になる気満々」と言われてもしょうがないけど、本人はさっぱりその気なし!

 

 


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