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ふぶきの宝塚旅行記 3

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11月30日。目を開けてテレビをつけた時から「秋篠宮がーー」って辛坊氏の解説がはじまっておりまして。

あれ?眞子さまのことじゃない。大嘗祭が云々って何の話?って感じだったのですが。

山本長官の「聞く耳持っているんだけどなあ」がやたら印象的で

部屋の前に置いてあった新聞も「大嘗祭」のことがメインでしたし。

でもそんなことはおいておいて。だって今は、夢の世界にいるんですから。

本当はこの日は宝塚の殿堂へ行ってまったりお茶してお買い物して・・・の予定だったんですけど、朝、キャトルが開く前に劇場の方へいったら「立ち見はこちらです」っておじさんが・・ああ、立ち見かあ。

「まさか、ママ、立ち見に並ぶの?」という姫の不審な顔に私は「立ち見でも見れたらラッキーじゃない?並んでみようよ」という事で並ぶことに。

結果は立見席を取ることが出来たけど2列目で、手すりに摑まることが出来ないのね。それでもど真ん中ですから遮るものがなければかなりいい視界。東京の立ち見は2階席の一番後ろであることを思えばこちらがどれ程幸せかわかりましたので。

でもその前にお食事。

 

ソラレスでの公演ランチ。これから始まる立ち見のすさまじさに英気を養わねば。

そしていよいよ立ち見。人生初。その為の装備はなにもなし。(つまりみなさん、立ち見用の楽な靴を履いていたり敷物を持っていたり。でも私達はブーツを履いていましたし勿論敷物もなく。これで耐えられるかな?

そしていよいよ二度目の「ファントム」が始まったのでした。

結果は「立ち見してよかったーー」疲れ切ってしまったけど。姫ちゃんは特に細いヒールを履いていたために足が痛くなってしまったようです。

でも今回の「ファントム」はそんな事も忘れてしまう程でした。

ただちょこっと残念だった彩風咲奈のキャリエール。私には棒読みにしか見えず。だってずーーっと横向いて喋ってるから感情が見えないしね。ただラスト、エリックとせり下がっていくのは正解だと思いましたよ。

朝美絢のシャンドン伯爵は実業家風。アラン・ショレは若いなりに頑張ってた風。彩凪翔のシャンドン伯爵は大人だけど作りとしては朝美とそんないかわらず。

でもアラン・ショレの方は断然舞咲りんと息があっていて面白かったです。

公演カクテル。

こういうの、東京にないから!!ついつい写真を撮りたくなるの。

この日は宝塚ホテルからワシントンホテルへ。

皆さんご存知のようにここには大浴場があります。温泉ですから。

で、そこへ行く時、白いスリッパではみわけがつかないのでブーツで行ったんです。そしたら、入浴後、姫ちゃんのブーツがなくなっていて・・・・・・まさにおみくじで「凶」を引いてしまったがゆえか。

慌てて私がフロントへいき、「娘がお風呂から出ようとしたらブーツがなくなっていて、誰かが間違えて履いていったようです。どうしたらいいですか」と聞いたんですけど、その時の答えが

「えっと、今、この時間ではもう靴屋は閉まっていて・・・・」

はあ?この人、コミュニケーション障害なのか?と思い、もう一度

「娘がお風呂場から出ようとしているのですが自分の靴がないので出られません。どうしたらいいですか」といってやっとスリッパを持ってくるという・・・

で「これからどうしたらいいですか?」と聞いて初めて「えっと・・・まず間違えて残っているブーツを引き取ります」といってブーツを持って行き、フロントに置いて「間違えた人はいませんか?」の張り紙。

でも残っているブーツと姫のブーツは色も違うし姫のにはチャームがついているので一目で他人のものとわかる筈。足のサイズも22センチとかなり小さい。これは本当に間違えただけなのか?

部屋に戻って来た姫はショックでヒステリックになってしまい、「もう戻って来たとしても絶対に履かない」だの「せっかく宝塚行きの為に頑張って買った靴なのに」と嘆くは叫ぶわ。私が「人生にはそういう事もあるから、一々大騒ぎするんじゃありません」って言ったら「だってママは靴を取られていないじゃない」と反論。

まあね。私が履いてた靴と姫の靴では値段が・・姫の方が高いもの。ただ、実際問題、これでは東京に帰れないのです(本当は予備のパンプスを持っていたけど、それはしまっておきなさいと指示)

あまりの姫の言い方に思わずジュニアにLINEで愚痴ってしまったら電話が来ましたよ。珍しい。ちゃんと答えてくれるようになったんだなあと。

翌朝、スリッパのままレストランで朝食。支配人が来て「靴を間違えた人が特定出来たのでこれから部屋に連絡してみます。もう少し待ってください」と言われてやっと落ち着き、結果的には戻って来たんですけどね。

こういう場合、間違えて履いた人から直接の謝罪というのはないものなんですね。ホテル側が「あちらも申し訳なかったと言っているので・・・よろしいですか」なんて言うんだもの。穏やかな日本人でよかったね。

今でも「あれは本当に間違えただけなの?」という疑問符はつきますけど。それでも八坂神社の「末吉」が助けてくれたと思いましょう。

 

とにかくキャトル寄ってレビューショップ寄って、殿堂見てと忙しく歩き回りながらやっと新幹線で東京に帰って来たのでした。

東京ではクリスマスのイルミネーションが美しく、旦那とヨンジュナも一緒に丸の内のツリーを見たり、結構楽しかったです。

 


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