サンデー毎日 1993年6月20日号
「嫁ぐ日を迎える雅子さん」
サンデー毎日 1993年6月20日号
「宙に浮いた金箔箪笥と謎の人物」
「えらいことになったね。一昔前やったら切腹もの」金沢市内を走るタクシー運転手がつぶやいた。
金沢にある創業大賞13年の老舗家具店「辰巳屋」が雅子さんの婚礼家具に金箔加工会社などと共同で開発したひとさお1000万円の金ぴかの桐箪笥3さおが5月末小和田家から「注文の品と違う」と突き返されたからだ。
辰巳社長はその後行方をくらましたままで6月2日になって1通の詫び文をマスコミに配った。その中で
「善意に寄り独断で作らせて頂きました。また、金箔たんすは一部で報道されているような高価なものではありません」
などと釈明している
金沢では金箔たんす納入の陰に地元選出の大物代議士X氏が介在としきりなのだ。
6月3日夜、金沢市内のホテルで国会議員らも出席して行われた実業家の出版記念パーティでも金箔たんすがもっぱらの話題だった。出席予定名簿に辰巳社長の名前があったからだが、あちこちの人の倭から「X氏が介在しているらしい」と囁きが聞こえた。
福田内閣時代、X代議士は官房副長官を務めており、丁度その時、小和田恒氏は総理大臣秘書官だった。おまけにX代議士系といわれる地元新聞の幹部の子弟である記者が雅子さんの東大時代の同級生という偶然が重なり噂が噂を呼んでいる。
辰巳屋は老舗だが3代目になってカフェを作ったりハウスマヌカンのような店員をおいたりするような店。
「そもそも桐には耐久性・難燃性があり木目も細かく水をはじく。金箔なんて張ったら台無しだ。桐を知らないひとがやったにちがいない」
辰巳屋は市内に約30店ある中でも規模などは中位以下で「元々は家具の修理や小売りの店で自前の工場もない」
「そんなところになぜ小和田家が注文したか」
小和田家の家具調達方法に疑問が。
「家具の注文はデパートに来るかと期待していたんです。が、今回は問屋も通さずメーカー直ですから異例です」
小和田家の周辺からも「なんであんな所に頼んだんだ」という意見も多い。
こうした独自の調達が可能なのは政官界に多彩なルートを持つ小和田ファミリーなればこそともいえそうだ。
要するに代議士のコネ、同級生のコネで安く上げようとした結果、辰巳屋が気を利かせ過ぎたのかもしれないですよね。
週刊女性 1993年22日号
「皇太子さま雅子さまおめでとう」
「独身最後のツーショット」
1993年6月9日
とにかく土砂降りの雨で・・・小和田家は本当に悲しんでいる様子。お通夜のよう。
朝見の儀へ
パレード直前
生地はいいのにデザイン性の全くないドレス。手袋のボタンが外れている。
雅子妃はすっかりリラックスして背もたれによりかかって・・・
東宮御所についた時には超ご機嫌
アントワネットは結婚証書にサインした時、インクがにじんで「不吉」と言われ、エリザベートは馬車を降りる時に王冠を落とし、雅子妃は立ち位置を間違える。
すでにこの時から主導権は我にあり・・・・そして未来の皇室の不吉な予感は当たってしまったのです。