新井浩文の逮捕にはびっくりしちゃったなあ。何があったんでしょう。マッサージの女性を暴行って、まんま「モンテ。クリスト伯」でやってた役みたいで。
ワイドショーでやってた野田の少女虐待死の事件をみていたんですが、市長は記者会見で名前を間違っていたのね。「心愛」を「あい」と呼んで間違いましたーーみたいな。
でも責められません。なぜって市長は何も知らないんですもの。
教育委員会や児童相談所の問題が市長まで届くかといえば・・誰も上げないでしょう。事件になって初めて「え?そんなことあったの?」みたいな。
そもそも教育委員会が父親と面談した時、「念書を書け」とか「家族が引き離された気持ちがわかるか。名誉棄損で訴えてやる」と恫喝されてそれがとても怖かったと言っているんですが、怖いならその場で警察呼べよ・・と思います。
それでも「本人が書いたアンケートだから渡せない」と言ったら、父親は「やっぱり書いていたんだ」と思い、それをよこせと迫ります。「同意がないから渡せない」と言ったら母親と一緒に同意書を持って来ちゃった。母親があくまで本人が書いたと言ったので、渡さざるを得なかった・・ということらしいです。
虐待家庭では、父親だけでなく母親も加担するケースがほとんどです。
自らも殴られて怖い
思考停止
娘を女としてみていて憎い
など色々な理由があげられますが、夫婦そろって乗り込んで来てモンスターのように恫喝する人間は異常だと思わない教育委員会の危機管理もなってない。
それこそ怖いから言う通りにした方がいいやって感じでしょ?
あいては犯罪者なんですから、最初に録音するとか警察に即通報するとか、多少殴られてもそれはやるべきでした。
でも、野田に限らず市役所のある一定以上の年齢の人って、地主の子供が多いんですよね。コネで入ると言うか。勉強は出来るんだけどコミュニケーション能力が乏しくてなるべく事務仕事を黙々とやりたいから公務員になった系も多いです。
人の話を言葉通りにしか受け取れず、心を推し量ることが出来ない。出来る人は上司に取り入ってどんどん出世する。そんな感じです。
同じ庁舎内でも横の連携が出来ないので、市民はたらい回しにされてしまう。それもこれも全部職員のアリバイ作りなんだと言ったら言い過ぎかな。
今回、現場である学校が訴えても教育委員会も児童相談所も対応出来なかったのは、頭の中に「公的に出来る事には限界がある」と思い込んでいる部分があるから。
あとから責められるのが嫌で手を出さなかったということなんです。
国から指導を受けても野田市役所は多分全然反省しないと思います。
心の底ではみんな「だって決まり通りにやったもん」と思っていると。
それにしても悲しすぎます。もう二度とこんなことは起こって欲しくない。