３月１２日、宮中三殿に退位を奉告する儀が執り行われた。
天皇陛下が着ている装束は黄櫨染御袍です。
これは太陽を表している色なのですが応仁の乱の時に燃えてしまい、この色を復活させるのに１００年以上かかっているんです。
天皇が身に着ける最上の装束です。
次回は皇太子が身に着けます。
皇太子が参内したのは午前９時半。皇太子は黄丹の袍を身につけていたといわれますが、３０分で着付けが出来るのか？とネットで話題に。
秋篠宮家以下、皇族方はみな出席。
しかし！皇后と皇太子妃は欠席です。
皇后の理由は「頸椎症神経根症」だから・・・でも最後の祭祀くらい出たらいいのに。どんなに首が痛いったってほんの３０分だけ装束を身に着けてもいいと思います。マッサージだって薬だってあるんだし。天皇が頑張っているのに妻たる人がこれでは国民への示しがつかないのではないか。
結局、宮中祭祀が嫌なのでは？「慎み深く過ごされた」とあるけど、そもそも慎み深く過ごすってどういうこと？誰が見てたの？その写真も出しなさいよと言いたくなります。
また雅子妃も欠席。病気療養中っていうけど何の病気？他の宮家がみんな参加しているのに、次期皇后がこれでは皇室の権威が落ちてしまいます。
雑談ですけど、実は先週、大手町の首塚に行ってまいりました。
昨今話題の首塚ですが、丸の内再開発の今でも首塚はしっかりと回りからガードされて上に物が落ちないように細心の注意を払って守られています。
周辺のビルも絶対に首塚にお尻を向けない様に、見下ろすことのないようにカーテンが閉められ。応接室などの椅子の配置も気を使っているそうです。
なぜなら、首塚には沢山の祟り話があって、その中でも一番大きいのは関東大震災以後、大蔵省を建てようとしたときの火事ではないでしょうか？
戦後も、ＧＨＱがそこを潰そうとするとブルドーザーが横転して死者が出たし、敷地にほんの少しはみ出してた長銀は潰れるし。
そうはいっても祟りの力が強いということは翻って、御利益も大きいということで、この首塚は毎日、人が絶えることがないそうです。
毎日祈りをささげる人も１人や二人ではなく。
私も初めて首塚へ行った時、何ともいえない畏敬の念がわいてきて、ものすごく親権に祈りました。あまりに長く祈っているので友人が「何をそんなに真剣に・・」と言い出したのですが、そりゃ真剣になりますよ。皇居を目の前にしている首塚ですもの。悪霊退散、国家安泰・・・天皇にふさわしい人こそ即位出来ますようにと祈るしかないじゃありませんか。
冷静に考えてこんなにも大事に守られている首塚。絶対に侵されないように、塵一つ落とさないように、大声を出さない、静かにする、頭を垂れる。これこそが畏怖・畏敬の念であり、これが実は皇室の尊厳の源ではないでしょうか。
将門は殺されて１０００年以上、祟りつづけ人々の心を支配し何があっても守らなければならぬという気持ちを国民に抱かせる存在なんです。マッカーサーでさえも、その位置を動かせなかった存在、それが首塚なんですよね。
要するに今の皇室よりもずっと大切にされているのが首塚なわけですよ。
そりゃ、皇室から見たら将門は逆賊でしょう。新王を名乗ったわけですから。
でも、１０００年経って、首塚に対するような畏敬の念を皇室に抱けるかといったら否です。あまりにも世俗化したし、あまりにも身勝手になりすぎました。
首が痛いから祭祀に出ないとか、熱もないのに病気療養中でスキーにはいくとか、ありえない話でしょう？そんな人達を守ろうと思えますか？そう思うのはまさにアカ、共産主義者だけでしょうよ。
神田明神にも行ってきました。普通の土曜日なのに人が一杯で、参拝客はきちんとしきたりを守って参拝しています。国際交流会館でしたっけ？新しく出来た建物には今風のアニメ柄の絵馬などもありますけど、何と神道一式、盛り塩まで売っているんですよね。今日からすぐにでも神棚作ってお祈り出来ます。
私も鈴を買いました。これを鳴らすことで神様にお祈りしているような気分になるかなと思って。
ポケモンＧＯの聖地にもなっている神田明神ですが、結婚式も行われて華やかな雰囲気。装束姿の神主さんたちは男前に見えます。
神道式もいいかなあ・・・姫の時には・・・と思ったりして。
ほとんど無宗教で皇室に興味のない国民だけど、でもこのような神社に来て若い人たちがきちんと２礼２拍手１礼をする姿を見ていると日本もまだ捨てたもんじゃないよねと思います。
だのに！その総本家たる天皇家の二人の后妃と来たら！祭祀は自己都合で出なくていいものではない筈です！！
被災地巡りよりまず祭祀、スキーより祭祀、です。