続々と夏ドラマが最終回を迎えています。
何とか追いつこうと思っているのですがなかなかそうはいかず。
「蛍草 菜々の剣」は面白かったです。
清原果耶ってすごい女優だなあと思います。「透明なゆりかご」の時から古風なイメージだなと思っていましたが、時代劇が似合うんですね。ぜひ伊藤健太郎君と共演して欲しい。
Heaven?
視聴率が悪かったのか早々に終わってしまったこのドラマですが。
個人的には見ごたえありましたよ。
石原さとみは終わってませんって 衣装をとっかえひっかえ、おいしいワインを飲み御馳走に舌つづみを打つ。いう事が一々めちゃくちゃですが全然違和感なし。
レストランの面々も息が合ってました。
福士蒼汰は大根なのかそう見せているのかわかりませんでしたが、立ち位置としては合っていて回りが引き立ちました。
志尊淳は最初こそ浮いていたものの、最後の方はすっかりホスト風で面白かった。
岸部一徳さんはさすがの年季でドラマを引き締め、勝村政信と段田安則は舞台役者風の演技で盛り立てていました。
それだけに最終回のラストの意味がわかりません。
何で伊賀君が舘ひろしなのか?そんな未来の事まで描く必要があったのか?
どうせレストランを閉めるという所で終わるんだろうなとは思いましたけどね。
最後をどうするか、スタッフは悩んだのかな。原作もそうなの?
もっと続くようなストーリーだったらよかったのに。
しかし、今時フレンチレストランが単独で営業を続けるという設定自体が難しかったのかな。しかも墓場で。
もう少し墓場のレストランという部分を前面にだせばより面白みがあったのかもしれません。
セミオトコ
毎回毎回よくこんなに自分が泣けるものだと思いつつ。最終回まで号泣でした。
山田涼介ってこんなにハンサムだったっけ?っていうか、こんなに男らしかった?
少女漫画風設定からセミがアニメで、男の子になって女の子を守るという王道ストーリーでしょ。
これがぴたっとハマってしまったんですよね。
「なんて素晴らしい世界なんだ!」って毎回セミオが言うけど、この所、ワイドショーで反日ばっかり触れていると日本人ってこんな事を素直に言える国民なんだとほっとしましたよ。
山田涼介なしにこのドラマは出来なかったし、彼の代表作はこれ以上でないかもと思う程でした。
でも、そんな彼をしっかり引き立てたのが木南晴夏で、これまたベストキャスティングでした。一人の「私なんて」という女の子が成長していく姿を見事に演じました。
この人に関しては「貞操問答」という昼ドラで注目してたんです。ちょっと子供っぽいなと思っていたんですけど今回はそこらへんが生かされたようです。
そんなおかゆさんの両親。バリバリヤンキーなママ、田中美奈子がハマっていて笑いましたし、三宅健もちょいちょい笑わせてくれて。
国分寺が田舎かどうかわかりませんが・・・(単に緑が多いだけ?)
でもああいうシェアハウスだったら住んでみたいなと素直に思えた部分もよかったです。
岡田惠和っていい脚本書くなあ。ノリに乗って書いたような本で、羨ましい。
まあ・・阿川佐和子と檀ふみ姉妹のファッションは意味不明でしたけど。
北村有起哉が「菜々の剣」では悪役でこっちではすごくいい人で。スパイスのような人なんだなあと思いました。
今時なデザイナーの今田美桜が作った、ツギハギのドレスがまるで千人針のようで(あ、古すぎか)
今期一番は多分この二つかなあ。その中でも好みとしては「セミオトコ」ですね。