週刊誌でみちゃった
犬を抱いた朝海ひかると坂本君のツーショット。背丈もちょうどいいし。
お似合いなんじゃないの?
坂本君ってもう48歳なのよね。イノッチに長野君、岡田君に森田君と先に結婚しているしリーダーもそろそろ。遅い位です。
で、朝海ひかるを知らない方へ。
朝海ひかる
・宝塚歌劇団77期生(同期に安蘭けい・春野寿美礼)
・元雪組トップスター
・仙台出身(萩の月がスポンサー)
なんですよ。
女性週刊誌に書いてあったことは「風と共に去りぬ」のスカーレットや「ベルばら」のオスカルを演じました。
新人公演の主役を経験していないのにトップになった人。上級生の時に当たり役を演じてそこから必死に努力してトップになった人。
だそうです。
ヅカファンとしてはおめでたい話だしねーー水をさすのもどうかと思うけど、「上級生の時の当たり役」ってなんだ?と一瞬考えてしまいました。
ここからは私のイメージである「朝海ひかる」です。
彼女を一言でいうと「鉄の女」です。
何がどうして鉄の女なのかというと、どんなに踊っても歌えるし声が枯れないし、丈夫だということ。そしてダンス力は宝塚随一であること。
朝海ひかるが入団した花組には同期の春野寿美礼がいました。月組には成瀬こうきが、雪組には安蘭けいがいてそれぞれ新人公演の主役を張っていたんです。
当時の花組は男役の宝庫、新人の宝庫で水夏希・彩吹真央・霧矢大夢と下級生に優等生が一杯いたんですね。
新人公演でどの程度の抜擢をされていたかは知りません。
でも、97年TCAで女装して出て来た朝海ひかるは本当に小さくて可愛くてドレスが似合って・・・娘役の方がいいんじゃないかな?と思いました。
98年に宙組へ組替えして香港公演に。ここでも可愛い‥ドレスを着せたい風だったと思います。
姿月あさとお披露目「エクスカリバー」では小柄な騎士を演じ、「シトラスの風」では完璧なダンスを踊っていました。
「エリザベート」でルドルフを演じるも大劇場のみで、その後雪組へ組替え。
宙組時代の彼女について思えるのは、ちょっと棒というか、ダンスは上手だけど自分が男役としてどうありたいとかあまり考えてなかった印象。特に路線に乗る事にもこだわりがなく、あまり競争心があるようにも見えませんでした。
雪組には同期で優等生でバウ経験も豊富は安蘭けいがおり、彼女を挟んで成瀬と二人「だんご3兄弟」と言われたものですが、何をやっても華奢な部分が目立ってしまい、娘役と並ぶと娘役が太ってみえちゃうほどでした。
新人公演の主役を演じていなかったので、2000年「凱旋門」で異例の「役代わり」で主役のラヴィックを演じました。
これが歌劇団の意思というか「朝海をトップにしますよ」という合図。
やがて安蘭は星組へ。成瀬も退団しました。
上級生で当たり役って・・・「ツキヨノウタゴエ」の事ですかね。見てないけど、確かにこれは好評でした。が、馬鹿な作家のせいで「盗作」疑惑が持ち上がりビデオ化されず。
じゃあ、「アンナ・カレーニナ」ですかねえ。確かに美しかったけど。
週刊誌が褒めちぎる程のことはなかったと思います。
トップになってからも、自分の仕事には前向きなんだけど相手役を気遣うとか、そういうのはなかったし。
でも、本当に綺麗だったでしょう?
この氷のような瞳が坂本君のおかげで女性らしく可愛らしく変わっているんだとしたら彼女の女優人生にとても大きなプラスだと思います。
OGのトークなどで見る限り、母になっている春野や成瀬とはちょっと違って、まだお嬢様っぽいなと感じることはありますけど、でも昔に比べたら随分柔らかくなったなと感じます。
宝塚の大事な難易度Eの腕を持つダンサー。
不幸にしたら宝塚ファンの恨みを買います。心してお付き合いなさいませ。