いだてん完走しました!!
いだてん
最終回は視聴率最低を記録してしまったのですが、大河の場合、そういう作品の方がいいというか、わりとマニアなファンがつきやすいですよね。
いだてんもクドカンファンからするとものすごく大きな成功だと言えます。
先週は雨で、「あーあー雨かあ。ブルーインパルスも飛ばねえよ」って言っていたのに翌朝は日本晴れ。これこそ神様のなせる業と思いますよね。
私が生まれた日がこんなに日本人にとって大切で誇らしい日だったとは。
五輪ちゃんの娘、富恵ちゃんと同じな私ですけど(笑)日本でもっとも大事な日にお医者さんの手を煩わせてしまいました。
色々裏方の大変さも知りました。インドネシアが不参加だったこと、知りませんでしたし、北ローデシアという国がザンビアに変わった事も。その時に旗がちゃんと出来ていたなんてすごすぎる!!
聖火ランナーの密かな苦悩も今ならわかります。
ただ走っていたわけじゃないんだなあと。
私、実際に試合は見てないので(当たり前)東洋の魔女の活躍シーンくらいしか知らないんですけど、マラソンでアベベの後ろに円谷さんがいたなんて。
「今の日本がこのような形でいいと思うか?」という嘉納治五郎の言葉に「いいでしょ」っていう。これぞ高度経済成長期だよね。
こんなに純粋にオリンピック精神を形にしてしまった日本はただものじゃないと思います。
びっくりしたのは閉会式がぐちゃぐちゃだったこと。あの伝統は今でもそうですよね。
そうそう、開会式の挨拶を天皇陛下にお願いする・・・というシーンがありましたけど、昭和天皇は偉大でした。
これ、来年やるの?令天が・・・紙を見ながら宣言?横にいる皇后はニタニタ笑って。そういう時だけ出てくる―的な?
今やオリンピックはすっかり政治になってしまって、始まる前からおかしな展開に。これを日本という国がどうどんでん返しして、本来の「精神」に戻していくのか。
二度と昭和39年の五輪を再現する事も、超える事も多分出来ないでしょう。
55年前だったからこそ、敗戦国の日本が力を一つにして頑張ることが出来たんだと思います。涙なしでは見ることが出来ないドラマでした。
それにしても、金栗さん、ストックホルムまで行ってまた走ってたんですね。なんでもっと話題にならなかったの?
教科書に載ってもいいくらいのエピソードですよね。
そんな知らない事も教えて下さって、クドカンに心から感謝します。
俺の話は長い
こちらの最終回もよかったですね。
お姉ちゃん一家がやっと引っ越しをして、満がスーツを着て歩くシーンがじーんと来てしまいました。
お母さんが「でももう7年も待ったのよ」って言ってたけどわかる。その気持ち、すっごくわかる。待つのは辛いよね。でも満が一人前になったらなったでまた寂しいというのもわかる。
お姉ちゃんと弟っていいなとか、叔父さんと姪の理想的な関係があるなあとか、色々思いました。
でも満君、面接でその態度は落ちるかも。いや、その理屈っぽさが受けて受かっちゃうか?