17日、東出昌大がドキュメンタリー映画「三島由紀夫VS東大全共闘の真実」のナレーションを務めたということでトークイベントに出演。
しかし、そこでマスコミが繰り広げたのは奥さんと例の女優のことばかり。
最初に「カメラの前で何かを発言することによって、これ以上妻を傷つけたくはありません。お答えできることに限りがあるかもしれません」と言ったにも関わらず、ずーーっと奥さんと女優の話ばかり。
当然、映画とは関係ないわけで「先ほども申し上げたことと重複してしまいますが、カメラの前で私の希望や意志を伝え、それが妻がテレビを見てということは必ずや傷つけてしまうことになりますので、今は申し訳ないがお答えできない」
「やはり彼女の発言、雰囲気を私がここで代弁することはできません」
ばっかり。
だけど、一番頭に来たのはやっぱり「杏さんと唐田さんどちらが好きですか?」という質問。
誰よ、こんなバカな質問したの。いくら何でも失礼すぎるでしょ。
話が飛ぶけど、先日の安倍総理の記者会見の時も、いきなり「おかしいでしょ!」と叫ぶマスコミがいてびっくり。
記者会見を遮ろうとした司会も悪いけど、何もしてないのに「おかしいでしょ」はないでしょ?「これが記者会見と言えますか?」っていきなり切り出すのは、そこだけ切り取っていかに総理が記者を遮ったかと印象操作したいからなんだと思いました。
今回の質問も同様。
「申し訳ございませんが、お相手もあることで、また私の心の内を喋るのは妻を傷つけることになるので申し上げられない」としか言いようがないけど、きっと雑誌は「誠意がない」と書くんだろうなと。
こんなにげっそりとしちゃって。ただでさえ大根役者なのに芸を磨く暇もありゃしない。杏の気持ちはよくわかるけど、ここまで夫を追い詰めたら結果的に自分の為にもならないのよ。
東出君のセリフからは何となく「唐田」の方に気持ちが行ってるような感じがします。彼としたら自分のせいで女優としての先を潰してしまった罪悪感もあるだろうし、弱い女性を守りたいという気持ちがある。
彼にとって杏はあまりにも完璧すぎ、強すぎて「男」としてのプライドが傷ついていたのかもしれません。
雑誌等では、プライベートで杏に偉そうな態度をとる東出君の話が載っていましたが、100%とはいえないにせよ、そういう部分があったとしたらそれは「自尊心を保つ」為の行動だったのではないかと思います。
未だ役者として一本立ちしていない、壁にぶち当たっている東出君にとっては代表作が必要だし、自信もまた必要。
若い女優をリードする事で少しでも自分に自信が持てて、もっと頑張ろうと思えたらよかったんじゃないかなと。
回りが勝手に「子育てパパ」という印象を植え付けてしまい、そのイメージと違ったからといってここまで追い詰めていいものだろうか。
浮気も何も生きていなくちゃ出来ないものね。
貴城けいも完璧すぎる妻なんだよね。
これが北翔海莉のように、姉さん女房の懐の深さを発揮し、お料理でつるとか、夫が「自分の方が完璧に素人だから妻に教わろう」と思っていればうまくいくんですよね。
妻というのは尽くすだけでもダメなんだなと実感。
常に夫をハラハラさせてるくらいがちょうどいいのかもしれません。
杏ちゃんの場合はトラウマがきつすぎて、なお一層生真面目に頑張って「自分だけは」と思う。まるでダイアナ妃みたい。それが崩れた時の失望も大きいんだけどね。
っていうか、私、映画の方が楽しみなのに。
東大生相手に暴言一切なし、理屈で丁寧に話していく姿に育ちのよさを感じました。これじゃあ正田美智子さんとお見合いしても三島からお断りしますわ。