ドラマが始まった途端、玉木宏に「半同棲」疑惑。
2億円豪邸にお母さんと妹が住んでいるんだけど、そこに出入りする女性がいる。
しかも親公認の同棲状態
まあ、年齢的には一人や二人の女性はいてもいいし、結婚したっていいけど。
いくら豪邸でも親と妹がいる家に住み込みは・・・・・できないなあ 私は。
結婚しない
初回の視聴率は13%。「ゴーイングマイホーム」と並んだけど「相棒」には届かず。
話がベタというか
菅野美穂 → 35歳設定。5年前に別れた元カレが結婚。妹も結婚確定で家庭に居場所なし。
結婚したいけどできない。
天海祐希 → 庭園コーディネーター?44歳設定。妻子持ちの上司と恋愛関係にあったものの、失敗して
「結婚しない」女に。左遷人事で花屋の店長に。
こういうドラマの根底にあるのは
「結婚すれば幸せになれる」という定義ですね。じゃあ、何が幸せなのかというと
「夫が稼ぎ、妻は専業主婦。かわいい子供が2人か3人。大変よーーおしゃれも出来ないし時間もないし自由もない。
と愚痴をこぼしつつも、実は全く大変そうな顔をしていない。どこかで優越感をはらませている雰囲気を持つ」
ということですね
何でお洒落できず時間なく自由ない生活が幸せなんだーーと私は思うけど、キーワードは多分「子供」なんでしょう。
他人様からみれば私だって「愛する旦那様と3人の子供に恵まれた非常に幸せな専業主婦」という事になる。
いくら本人である私が「違う。これは幸せじゃない」と叫んでも「贅沢なこと言うな」で終わっちゃう。
独身を謳歌する人たちと「幸せかどうか」を分けている境界線は「孤独感の有無」なんだろうなあ
一人は寂しい。歳をとってから一人はもっと寂しい。
でも「家族」がいての「寂しさ」は独身よりもきついってこと、わかってほしいな。
とはいえ、菅野美穂が演じている役は、そういうステレオタイプの「結婚生活」に憧れる一方、いわゆる
世間的な常識「女が30超えて独り身なのはどこか欠陥があるからじゃないか」という視線が痛いだけです。
私たちが20代の頃に比べたら、そんな視線、ほとんど感じなくなったと思うけど、ドラマの中では顕在。
天海の方は自ら「結婚しない」人生を選び「仕事と結婚した」とさえ言う女。
そんなキャリアウーマンが左遷人事で仕事にさえ裏切られ・・さあ、これからどうするの?という話。
そこにキーワードとして登場したのが花屋さんの玉木宏。
出てきた瞬間かた「きゃーーイケメン」と叫んでしまいました。
観葉植物に凝っている今の私には、こんなイケメンがいる花屋さんなら毎日通って育て方なんかを
教わってしまうぞっ
が、そんな彼も「自分は結婚にむかない」と思っている口。
「結婚は重い。自分の人生さえままならないのに人の人生まで背負えるか」って話。
熱い菅野美穂。冷めた天海&玉木です。
韓国ドラマだと・・・男兄弟が必死に嫁さがしに挑戦して、やがて全員結婚・・・というパターンの話になりますが
日本の場合「結婚しない」宣言しちゃっているので、つまり結論が出ちゃってるドラマなんですよ。
「結婚しない」≒幸せ?OR不幸せ? どっちの答えを要求しているのかわかりませんが、こういうドラマは今時
あまり成功したためしがないなあ。
何でこういうリサーチドラマを作りたがるのかな?
菅野美穂は35歳にしては幼い印象だけど、普通にdこにでもいそうな女性で、いちいち共感できちゃいます。
菅野と天海のコンビはほとんど「男役と娘役」のそれで、天海のかっこよさが引き立つったらない
噴水にじゃぶじゃぶ入っていくシーンやら、バイクに乗ってるシーンやら・・・下手な男よりかっこいい。
私が菅野美穂だったらこっちに惚れでしまい「おにいさまへ・・・」の世界に突入してしまうぞ。
対抗措置としての玉木宏は正解。
天海祐希は、いつになく「まとも」な役柄でほっ
怒りまくらない、叫ばない、おちゃらけない天海を見るのは久しぶりかも
石橋凌との関係もぴったりだし。
そして美女に囲まれつつさらに花をしょってる玉木宏
普通にかっこいい男性でいってくれーー恋に落ちるなら菅野美穂と。天海はダメっ 太刀打ちできないぞ。
でもまあ・・・継続視聴決定。
ストーリー自体には希望は持てないけど、出演者の華やかさに免じて。