いや、勿論昭和生まれと言っても元年から６４年まであるので、一律に「昭和生まれ」で片づけるわけにはいかないでしょう。
最近の平成生まれは「昭和って江戸時代の次？」くらいな印象を持っていたりしますし、白黒とカラーの時代があった事も、不思議でしょうがない顔をする。
携帯のない時代なんて考えられない人達にとって、昭和の何もかもが不思議に見えるのかなと。
橋本聖子氏の「選択的夫婦別姓」について
私個人は夫婦別姓でいる必要なないと思っています。
わざわざ法律を変えてまで外国に合わせる必要なないと思いますし、武家社会の名残だーーと左側の人達が言うそれも悪くはないのではないかと思っています。
どちらの姓を名乗るかはカップルできちんと話し合うべきで、男性が「俺が名字を変える？ありえないし」と言ったら結婚しなければいいのです。
中国や韓国のドラマを見ていると、夫婦別姓のかの国の方がかなり封建的で男尊女卑が強いです。「女」は「男」の家庭に入ることが出来ず、子供は永遠に「父の姓」を継ぐのが正しいと思われているからです。
妻は「〇〇氏」と呼ばれるっていう・・これがあちらの伝統です。
（もっとも中国では子供の数が減っているので、２人生まれたら片方を父の姓、もう片方を母の姓にすることが流行っているとか。ここまで来ると行きすぎかも）
欧米でも別姓だから男女平等ではないです。
世界的に、国会議員に女性が何人いるかなどが「平等」のバロメーターとされているようですが、何も政治に関与する事だけが女性の地位の向上に繋がっているわけではないでしょう？
女性を差別して国会議員にしないとか閣僚にしないというわけではない筈。
むしろ、日本では「内助の功」が美徳とされる傾向がありますが、それこそが「差別」と言われたらもう何も言えませんわ。
婚姻届・離婚届のオンライン化
喜ぶ人も多いだろうなと思います。
役所は敷居が高いとか、届を書くのが大変とか。
これで戸籍係のお仕事が減る・・・・わけないですね。
むしろ、離婚件数が増えて大変かも。
押印が大変だからオンライン化・・・っていうのもどうかな。
ああいう届けは漢字一つにしても「戸籍」ときっちり同じじゃないといけないので、パソコンに入っていない微妙な漢字の場合はオンラインで提出できるかどうか。
私には関係ないと思っている人も多いと思いますが、意外と該当する人が多いのです。
それは大学や会社、保険会社などに提出する住民記載事項証明書で「ええっ？」となる人も多い。
「藤」の字一つとっても何種類もあるし、「吉」もそうだし、そういうの点一つ違っていても書き直しになるので、果たしてオンラインでどこまでカバーできるんでしょう？
また、筆跡を見る為の紙だったりするわけです。
同じ人が両方書いていたらおかしいでしょう？
ハングルや、簡体字ならそんな細かな事はないでしょうけど、日本の漢字ってとにかく複雑です。
でも、中国ドラマを見ていると、漢字には日本で考えるより深い意味があったりしてとても勉強になるんですよね。何で中国は簡体字なんか作っちゃったかなあ（あ、別な話ね）
結婚はいいけど、離婚の場合、子供がいたりするとオンラインで簡単に・・と行くのでしょうか？再婚の場合は養子縁組の事も出てくるし、画面に出てくる説明だけで果たして理解できるかどうか不安。
単にハンコがいらない→だから便利とはいえないと思います。
何でもオンライン化されると、そのサイトに入ることから始めて、やれ暗証番号だのＩＤだと色々面倒です。
毎日お役所には「マイナポイントつけたい」人達が来ますが、そもそもマイナポイントってなあに？から始めて、持ってるnanacoやpaypayなどとの提携は職員にやって貰う人が多いです。特にお年寄りは。
だけど、ものによっては事前登録が必要だったりするわけで。
マイナンバーカード作ってもあっさり暗証番号を忘れる人も少なくない。
「個人情報」云々言う割には暗証番号を忘れるってどういう・・・と思うけどね。
来年の春からはマイナンバーカードに保険証が紐づけされます。
私はもうその紐づけ作業は終わっているのですが、「紐づけ」ってなんだ？的な事も考えちゃうんですよね。
マイナンバーカードがあれば保険証がなくても病院にかかれる。
それは便利だけど、保険証をなくすというのは非常に危険で大きなことで大抵の人はそんな事はない筈。だから紐づけにはあまり意味がないと思うんです。
ただ、後期高齢者の場合、保険証をなくす人が沢山います。
ボケちゃって何度もなくしては役所に来る。その際、本人確認するものがなくて四苦八苦する事もあります。
マイナンバーカードに保険証が紐づけしていて、身内がしっかり管理していれば本人が失くしても病院にかかることは出来るでしょう。
オンラインは便利だけど面倒な部分も多々ありますよね。
といいつつ国勢調査はさっさとオンラインで済ませちゃった。
「個人情報取られるかもしれないから怖い―」という４つも年下の同僚の言葉をよそに。