ご日程
両陛下
10月2日・・・・天皇陛下 → 離任大使に会う
通常業務
10月6日・・・天皇陛下 → 通常業務
10月7日・・・天皇陛下 → 信任状奉呈式
秋篠宮家
10月2日・・・殿下 → ストックホルム青少年水大賞グランプリ受賞者である青森県立名久井農業高校の生徒ら4人と懇談(オンライン)
10月6日・・・両殿下 → 赴任トルクメニスタン大使夫妻に会う
殿下 → 赴任チェコ大使に会う
赴任トルコ大使に会う
両殿下・眞子内親王・佳子内親王 → 人事異動者に会う
ストックホルム水大賞に関しては宮内庁の日程には載っていません。
両陛下は6日に黒田日銀総裁を呼んで話を聞いていますが、呼ぶ人がいなくなったんでしょうか。そのうち、災害などの報告も呼びつけて行うようにさせるのかな。
愛子内親王 皇居訪問
最近、中国ドラマ「ミーユエ」を見終わりました。
ミーユエというのは秦に実在した宣太后のことで、実際の話とはうらはらに、ファンタジーたっぷりに描かれています。
ただ、事実としてあるのは、王の側室だった彼女の息子が秦の王になり、若い王を助ける為にミーユエが自分で政治をとったこと。
世界最古の女性政治家と呼ばれる所以です。
そして彼女が太后となってから義渠の王と愛人関係になり、彼の子供を産んだ事は事実のようです。
ドラマの中では、義渠君がミーユエを娶り、子供を持ったことで増長し、秦の分割を要求するのですが、ミーユエはそれを承知せず、産んだ子供も亡くなった王の子供として育てます。
その事で、宮中に秦VS義渠という対立が起こり、最終的に秦が勝つのですが。
日本でいえば弥生時代くらいの話です。
で、日本では女帝が子供を産むことは最初から禁じられてきました。
最初に女帝になった推古天皇は未亡人。持統天皇もそう。しかし、皇女が即位すると結婚自体を禁じられます。
それは「女帝が子供を産むと皇位継承に争いが起こる」事が明白だったからです。
藤原仲麻呂と親しかった光明皇后ですら、子供は産んでいません(里中真知子の漫画ではおろしたことになってませんでした?)
男系男子だけでも争いは怒るのに、そこに「母が天皇」まで加わったら、どこに皇位継承の基準を置いたらいいかわからなくなるからです。
「ミーユエ」の中でも、大后が産んだ公子は幼くして領地を与えられますが、その事に不満を持つ国民も多いという設定。秘密は「公然の秘密」としてかたられ、やがてその公子の父が秦の王ではなく義渠君の子という事を知るでしょう。
要するに言いたいことは「現在、男系男子がいるにも関わらず女系でもいいとなると、皇位継承の正当性が失われる」という事なのです。
日本において、女性皇族の役割ははっきり言って「皇室の藩屏を作る為に婚姻する」のということです。でなければ早々に寺に入るとか神宮の巫女になるかしか道はありませんでした。
現在、秋篠宮殿下、悠仁殿下がいるにも関わらず皇位継承権のない愛子内親王を天皇にしようという動きがいかに不穏で皇位簒奪の罪であることがよくわかります。
悠仁殿下はまだ14歳です。
これから大きくなって結婚して子供を何人もうけるかわかりません。
秋篠宮家の男子ですから不妊という事はないでしょうし、それこそ男子が生まれるまで何人でもお子を持って頂きたい。
その結果、誰もいなくなった時は、悠仁殿下の内親王を即位させるなりなんなりすればよろしい。どんなに頑張っても愛子内親王系に皇位は行きません。
しかし、悠仁殿下の内親王即位で皇室は終わると思いますが。
ドラマの世界とはいえ、中国の歴史の中には「女性が強すぎるとろくなことがない」事実が何度も語られます。今、BSプレミアムでやってる「コウラン伝」のモデル、秦の始皇帝の母も大変な人でしたし、則天武后しかり、西太后しかりです。
西太后なんて「女性に政治をさせるな」と遺言まで残して亡くなっていますので。
(清朝に関しては光緒帝がもっと強く頑張っていたら、あの国も救われたんじゃないかと個人的に思っています。非常に残念です)
現在、日本の皇室では美智子皇后・雅子皇后という2代に渡って「女性の力が強すぎる」現象が起きています。トータルで60年くらい。
上皇と今上は完璧に骨抜きにされた状態で、自らのやるべき事を見失っています。
特に上皇が美智子皇后によって、元々左翼思想だったのにさらに洗脳されてしまったゆえに、自ら皇室を滅ぼそうとしている事は見逃すわけにはいかないのでは。
保守派はこの事に触れたがりませんが、天皇あっての皇后である事を再認識すべきでしょう。