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Channel: ふぶきの部屋
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遅咲きのヒマワリ・ゴーイングマイホーム

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 とにかくワイドショーは毎日毎日「尼崎事件」ばかり。

それも何度も同じネタ・・・・今日は角田美代子お気に入りだった「たこ焼き屋」の主人が

スーツ姿で取材に応じていたのでびっくり

でも言ってる事は同じなんだよねーー「何で気に入られたかわからない」「2億円といってた調度品」

「ビジネスに引っ張り込もうと思っていたのでは」

ネットでは「絶対、あのたこ焼き屋に恋をしていた」と書いてあって思わず笑ったんだけど・・・・・

でも、そういう事より重要なのはなぜ、発覚しなかったかでしょ?

「民事不介入」の原則があった・・・で終わらせていいのか?

あれだけ何年も前から近所や親戚連中が騒いで警察に訴えたのに「民事不介入」の一言で片づけた責任は重い。

地域的な問題があって「面倒だなあ・・・手を出したくないないなあ」という気持ちはわかります。

まして虐待されてる本人が「家庭の事だから」と言ってくれたら、そりゃあもう警察としては「知らんがな」かも。

でも、現実に何人も死んでいるんだし、あの時「これは民事じゃなくて刑事事件」として名目を立てて捜査していたら

助かった命も多々あったと思うし、財産を奪われなくてすんだ人たちもいた筈

「洗脳」「飴と鞭」とかいう書き方をしていますが、角田一派のやり口はそんな甘いものじゃない。

半島系のヤクザのやり口、李氏朝鮮時代の拷問のやり口ですよ。本当に。

平和ボケしている日本のマスコミにとってはこれは単なる「犯罪史に例をみない大量殺人」とだけ見えるかも

しれないけど、裏はもっと深くて恐ろしい「思想殺人」のような気がします。

この「尼崎」の話題で一か月も二か月もワイドショーが持つと思ったら大間違い。

いい加減、警察を追及する事をしなければ視聴率は下がるし、国民も飽きますよ

 

 遅咲きのヒマワリ 

最初はなんだかな・・・と思ってみてたんですが、おばあさんが死んじゃったあたりから

俄然景色の美しさと盛り上がり感に「来週も見よう」と思いました。

宇都宮出身で東京の派遣社員だった青年が、リストラされて実家に戻るも、歓迎されていない現実を知り

「四万十で暮らしませんか」という広告につられて高知県へ。

仕事は市役所の臨時職員。しかも老人達の世話・・・

何となく愛想がよくてなんとなく適当にやって・・・って思っていたけど、初めて「人の死」に触れて

「生きている事」を実感するという展開。

もう一人、東京でバリバリの研究者だった女性が、これまた左遷されて地元の病院に移る。

エリート意識と地元の煩わしさ。

でも、「人の死」にふれて、自分の仕事とはなんだろう・・・・と実感するみたいな?

生田斗真はすごくかわいい ああいうお兄ちゃんが毎日「こんにちは!」って来てくれたら

いい老後が過ごせそうな気がするなあ。

でも、あのおばあさん・・・・なんで死んじゃったの?破傷風?

今後、それが問題にならないのかしら?

 

 ゴーイングマイホーム 

このドラマの楽しみ方がわかりました

宝塚でいうなら荻田浩一作品のよう。

つまり

「淡々としててさっぱりわからない」

とみせかけt、実は集中して見ているとさまざまな解釈がそこに生まれて深みを感じる・・・

これじゃドラマじゃないよねーー

ぜったいに「ながら見」はダメ。出演者の行動・セリフ一つ一つを目に焼き付けて

「これはどういう意味が?」と考えつつ見ること。

 

阿部寛・夫 → CM広告会社で管理職だったけど、リストラされてしまった。

山口智子・妻 → 料理家。有名人。

娘 → 母親が作ったお弁当のかずをクラスメイトに売った事が発覚し1週間の停学。

この親子3人。傍目から見るとごく普通の家族。

喧嘩するわけじゃないし、責める事も怒る事もしない。その代わり報告もしない。

キーとなる娘はあらゆる方法母親に反抗しているらしいが、その事が全く両親に伝わっていない。

娘は「母性」にみせかけた母親の「キャリア自慢」にへきえきしているのに、母親はそれに気づかない。

お弁当を売ってた事が発覚しても

「そんなにママのお弁当がまずかったのか」と聞く。娘は「そんな事ないよ。すごくおいしいってみんな言ってた」と

答えると母は「そりゃあプロですから」で終わる。

なぜそんな事をしたか・・・・といういう理由を「おいしいかまずいか」で決めちゃう事が問題なのに・・・・

でも、そういうズレた感覚ってどこの家庭にもありませんか?

それと。「母親以外の人が素手で握ったおにぎりは食べられない」タレント。

それに対して助手が「気持ちわかるかも。私も母がつくったべちゃべちゃのおにぎりが食べたくなるもの」というと

山口演じる妻は「えーーそんなの気持ち悪いだけじゃん。こっちの方がいいよ(自分がきっちり完璧に握ってるおにぎり)」

そもそも「母性」欠如か?

 

妻が映画の料理を担当するので地方ロケに行くといい、舅の見舞いにはいかない。

映画監督は夫の元ライバル?

それなら正直に「なんでそんな奴の仕事を受けるの」「俺の親父の見舞いと看病は?」と聞くべき夫は

ネチネチと監督の悪口 妻に言い負かされて話題をそらされて終わってしまった。

山口智子の見事な「自分勝手」さが不快さを募らせるかも。

あんな嫁・・・今時ならいるよなーーとか?

 

一方、「クーナ」探しをする夫の方は、お父さんの足に見たことのない傷を発見し、ちょっとドキリ。

「親の体のどこに傷があるかなんてわかりませんよね。でも親は知ってる。子供の全部を」

というナースの言葉が響きます。

「お父さん、僕が先にクーナをみつけたら悔しいでしょう」と意識不明の父親に話しかける夫が切ない。

色々な事があって家族がばらばらになっている中で、静かに再生しているのかなって。

 

視聴率ヒトケタらしいけど、いいドラマだなあって思います。

出来れば1回目から2回目を続けてみるといいかもね。やっぱり再放送待ちかしら?


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