私、本当に心配していたんです。
香港の民主活動家の周庭氏が収監された時。
それから入って来るニュースと言えば、北京の牢獄の寒さに耐えられないとか、あちらは拷問もあるらしいとか・・・本当に華流ドラマ真っ青の事ばかりで。
そういうのもありなんと思い。
彼女、殺されてしまうのではないか。意識朦朧状態でおかしくなってしまうのではないかと。
でも、6月12日。とにかく予定より早く無事に出てこられた。
痩せて、やつれて・・・気力を感じませんよね。
「休みたい」という気持ち、本当によくわかります。
彼女は、暴力的なデモが起きた時にはもう活動をやめていた。
それなのに真っ先に捕まってしまった。
これは日本びいきの彼女を捕まえることで日本に対するけん制ではないかと言われた程です。
その唯一の頼みの綱の日本は彼女を助けようとしなかった。
他の国が中国を非難する時に、一人黙っていたのが日本です。
日本という国の情けなさは今更です。
中国という国程自分勝手で商売をしても信用ならないことはわかっているのに、それでも中国と取引をしたがる企業が後を絶たない。
騙されても叩かれても店舗を壊されても耐えている。
こんな国は日本だけです。
去年のマスク不足の責任は全部中国にあるのに、日本の企業はそれを忘れてしまったんですね。本当に忘れるのが早い。ボケているのか?って感じです。
周庭氏は出所後のインスタグラムは真っ黒場面で更新
「ひどく苦しい半年と20日間がようやく終わりました。雨の中迎えに来てくれた皆様には苦労をおかけしました。この期間に痩せて弱々しくなってしまったので、これからゆっくり体を休めたいです」
これが精一杯の事だろうと思います。
香港の民主化運動は完全に潰され、今やどんな口実を作って逮捕されるかわからない状態なので、誰も口を開かなくなりました。
自由で活気に満ちていたあの香港は死んでしまったという事です。
休んで欲しい。
今は何もせず。
というか、何とか外国に亡命する事は出来ないのでしょうか。
彼女が香港にいる限り監視がつくし、とても窮屈で疲弊した日々を送らなければなりません。まだ若いのにあまりにもひどい。
海外はこの女性を助けなければならないと心から思います。