NHKの朝ドラが終わったあとの番組に出ている有働さんの服装が半そでだった事に
抗議の電話があったとか。NHKは謝罪したらしい
「被災者の事を考えてない」って・・・・・あのね・・スタジオってすごく暑いんですよ。
ビルの中だし照明機材がいっぱいあるし 決して暖房がガンガンきいているわけではないと思うの。
そういう事に怒るなら、愛子内親王の半そでニットに怒りなさいよ。
東宮御所は小学生が半そでニットを着る程暑いのかって。
ましてや「節電・節水をしている内親王」の筈なのにって。
山中教授、ノーベル賞受賞式おめでとうございます。
奥様の着物が「おしどり」「七宝文様」という格式の高いものであったこと、教授が天皇陛下から授与された
勲章を持参した事。何だかすごく好ましく誇りに思えます。
山中教授が晩さん会でエスコートしたマデレーン王女は結婚を控えた王女で、世界3大美女。
奥様のエスコートした王子様はイケメン王子。
そんな王族の間に入ってもきちんとした態度をとり、プロトコロルに従った服装が出来る山中教授夫妻は
どこかの東宮家より皇族っぽいぞーーって
なんせ、日本の皇太子妃は着物が大嫌いなんですものね。
またNHK絡みですが「平清盛」があと2回で最終回だそうですが、史上最低の視聴率を記録したそうです。
それについて
画面が汚いと苦情が590件
平安末期のリアリティを出す為にコーンスターチを多用した事が「画面がみにくい」という苦情に発展。
宮中行事を綿密に描いたことも「なじみがない」という事でペケ・・・とNHKは分析しているようですが
それは違う と、思います。
コーンスターチ多用はリアリティを出すというより(そもそも本当にそんなに埃っぽかったかどうかなんて誰も知らないでしょ)
制作者側の勝手な思い込みによる時代劇セオリーを崩した結果だと思っています。
宮中ドロドロ事件だって日本人は好きだよーーああいう話。
ただ・・・描き方が日本人っぽくなかったというだけの話です
町並み、考え方、セリフの一つ一つが韓国ドラマのようで・・・特に「王家」はまさにその象徴。
宮中を描きながら反日的なドラマを好む日本人はいなかったのです。
関西大学の黒田勇教授の意見
「日本人は大河に壮大なファンタジーを期待するもの。
しかし、薄汚れた衣装や都の土埃、かすんで不鮮明な映像の今回の作品は、王朝ものはきらびやかであってほしいという
視聴者ニーズとの間にギャップがあった。
映像でのリアリティーの追求は、新しい大河の地平を切り開いた意欲作として評価できるが、
視聴者がその水準に追いついていなかったともいえる」
「視聴者ニーズ」に相反した時代劇セオリーの破壊。これはわかりますが「視聴者が水準についてこなかった」というのは
どうかと思います(失礼な。そんなにバカじゃないよ)
そもそも源平合戦は日本人は大好きです。戦国時代と幕末ばっかりで飽きてきてたから、久しぶりに平安末期だーと
期待したんですよ。
韓国史劇を引き合いに出すのもどうかと思うのですが、あちらは李氏朝鮮のワンパターンな政治ドラマを延々とやるのね。
それかファンタジーのような三韓時代。日本より範囲が狭く、ワンパターンな話なのにその都度、思い切りみせてくれます。
それにひきかえ今の大河ドラマはスタッフが視聴者を置き去りにして偉ぶって「リアリティ」なんて言い出すから
そっぽを向かれるのです。
設定のリアリティを追求した所で清盛と義朝がお友達だったーなんてありえないし。
嫌悪感をもたれるような場面をあえて作る事が「芸術」ではないと私は思いますが・・・・・・
PRICELESS
こっちは最初こそ視聴率が悪かったものの、20%超えで「さすがキムタク」ってな話になってるわけです。
このドラマがしり上がりになってきた理由は、中井・木村・香里奈の丁々発止のやりとりが面白いせいかもしれませんが
何よりも小さな会社が利益度外視でモノ作りに励む姿を見るのが日本人は好きっていう話だと思います
普通ならあり得ないでしょう?6万もする魔法瓶を作るなんて。
下請けの企業だって普通は受けない・・・受けないのに「やってみるか」と一丸となって社長の夢に付き合っちゃう。
これが本当のファンタジーだと思いますよ。
金田一が言う事はいちいち理想論で現実味に欠けるし、ミラクルに嫌がらせされてその都度挫折するのに
誰も恨み言一つ言わないで前向き。
貧乏アパートにすし詰めになって生活しているのにみじめったらしさが一つもない。
現実にはそんな事ありえないのに。
韓国ドラマだったら「ミラクル魔法瓶を潰すまで絶対に死なない。この恨みは絶対にたらす!」とかいう復讐ドラマに
なっちゃうけど、このドラマはどこまでも能天気で前向きで明るいの。
模合さんの中堅管理職ならではの悲哀も、同世代のおじさま達に共感されちゃうんじゃないかと。
「二階堂はまっすぐすぎるよなー模合さんだって好きで飲んでるわけじゃないんだぜ」
「直情的に正論ばかりふりかざしてもダメなんだよーそこらへん、二階堂はわからないんだよなあ」
とか。しかも模合さんは子供にまで馬鹿にされて、本気で喧嘩するけど、そんな滑稽な姿が妙にリアル
今回の話もベトナム企業の重役に炊き出しのうどんを食べさせたり、バッティングセンターに連れて行ったり
お金をかけていないけど心がこもったおもてなしをしている部分に激しく郷愁を感じた人が多かったのでは?
どこまでも清く正しく美しい企業の在り方を追求する金田一の姿勢が視聴率を上げているのです。
これが韓国ドラマのように「腹違いの兄に復讐をする話」だったらウケないでしょう。
でも・・二階堂さん。短い間にあっちの会社、こっちの会社って動きすぎ。
人事部は大変だよーーー