もう・・・姫ちゃんったら。あんまり泣くので思わず「音月桂に慰謝料請求したくなった」って言ってしまいましたよ
恋を知らない19歳の乙女の心を奪った挙句に捨ててくれちゃって。これで姫が結婚出来なかったらどうしてくれよう。
いえいえ・・母としての妄言です だってさあ・・「仮面の男」見て泣くなんてありえないでしょ。ねえ?
副組長就任・組替え
月組新副組長 → 慬花ゆりの (3月25日付)
沙央くらま → 月組へ (3月1日付)
明日海りお → 花組へ (3月25日付)
凪七瑠海 → 月組へ (1月29日付)
まず、慬花さん、おめでといございます 花瀬みずかが寿?のようで、本当だったら嬉しい
ああ、でもあの美しい姿を拝見できなくなるのは悲しいけど。
で・・・・組替えの方。これをどう受け取るかという話なんですが。
明日海りおが花へ移動というのは以前から予測されていた事で。つまり蘭とむの後は明日海って事でOK?
最近、気になる望海風斗があげるだけあげといて停滞のままという音月路線で行くの?
蘭寿 → 明日海 → (望海) → (華形) → 芹香 か? だいもん頑張れだけど、花は捨て組になりそう。
沙央は龍と同期だから、いわば別格扱いで同期を支える為。この所やたら同期を支える為の組替えをやってるけど
そういう事しないとっぷとしての格が保てないのか、あるいは本人のメンタルがもたないのか・・・と弱体化が目立ちます。
問題なのは凪七。まあ・・・宙組でもいらないよなあ・・・とは思っているものの、バックが強いしエリザやっちゃったし
今さら下げるわけにはいかない存在(まるでメモカ)
で、とりあえず明日海の後に同期で入る。
龍 → 凪七 → 珠城・・・・・かあ。実力派が多いから別に沙央が行かなくてもいいと思うんですがねえ。
で、宙は 凰稀 → 朝夏 → (七海)(蓮水)? → 蒼羽?
どの組も混戦模様で、安定しているのは星のみ?っていうか、朝夏と花から動かさなければよかっただけじゃないか?とも思い。
最終的に出戻りトップになるのなら・・・・・無駄な組替えだよね。
歌劇団は「組」の意味わかってないでしょ?名前だけ違ってどれも同じなら組なんかなくたっていいのよ
四季や他のカンパニーと違う宝塚独特の「組」の意義をもう一度見直さないと、さらに集客が落ちますよ。
ファンの90%を占める女子はみな身内意識が大好き。「うちの組」「うちのトップ」「うちの〇〇」と呼んで親しむし
それゆえファンクラブの厳しいしきたりにも耐えているんじゃない? そういう事情を全く考えないで運営するというのは
愚の骨頂です 落下傘も出戻りもいい加減にやめよう。トップを支える名目の研12以上の組替えもやめて欲しいです。
2012宝塚総括
今年も大劇場作品はまんべんなく1回ずつ見ました
バウ系は「キャパ」と「ジャン・ルイ・ファージョン」のみ。(「天使のはしご」はスカステ映像)
思えば今年は3人のトップが退団 歌劇団は稼いだなあという印象ですが、ファンから見るとこんなに退団公演
ばかりではありがたみも減るというものだなあと。
なんせファンは最後だからと有り金全部使い切るし。そしたら先がしばらく続かないし。という事はあまり頻繁に
退団公演をやると歌劇団が自分の首をしめる事になるってわけですねーー ある意味ジレンマだわーー
ご贔屓のいない私などライトなファンは月1で十分満足しているし・・・でもそういうファンをながいがしろにすると
後が怖いのよーーともいえるし。
修学旅行とか校外学習で使ってもらえるならそれでいいやーーと思ってるかもしれないけど、観劇マナーを知らない
高校生達ははっきり言って迷惑(農協の団体客も) こんな事ばかりやってると本気で本気のファンを失うぞ・・・と
ラストにちょっと厳しい意見を言ってみました。
さて。恒例のふぶきが決める賞ですが、関西と違って東京では「オーシャンズ」は2012年の作品になります。
そして「めぐりあい再び?」は来年の作品になるのであしからず。
最優秀作品賞・・・・・ミュージカル部門 → 「オーシャンズ」
「エドワード8世」
悩みましたが結局2つ。「オーシャンズ」は間延びしている部分もあり、完璧とはいえず、「エドワード8世」は
ちょっとわかりにくい部分もあり。でも、この2つを超える作品がなかったという事ですね。
潤色では絶対的な力を持つ小池先生ですが・・・忙しすぎて手抜きが見えるようになった?
大野先生はイギリス好きな霧矢の為に秀作を書いてくれましたが、もう少し盛り上がる部分が欲しかったかも。
ショー部門 → 「MISTY STATION」
「CONGA」にしようかどうか迷ったんですが、組全体のまとまりがよかったという事でこっちにしました。
とはいえ、トップのさよなら作品なのに出番が少なく(色々事情はあるでしょうが)
懐かしのフォークとアニメソングをいっしょくたにした・・ごちゃごちゃ感はいなめず。少し落ち着け斉藤君という感じです。
主演男役賞・・・柚希礼音
「オーシャンズ」のダニーにおいて最高の出来でした。ジョージ・クルーニーも真っ青。
主演娘役賞・・・蒼乃夕妃
「エドワード8世」のシンプソン夫人において最高でした。「甘えないで」の一言が色っぽいというか、人妻の魅力に
あふれていましたね。
助演男役賞・・・涼紫央・緒月遠麻
涼は「オーシャンズ」のラスティに関して。涼本来の育ちのよさが出た演技で、ほっこりしました。
緒月は「銀河英雄伝説」のヤンに関して。落ち着いて包容力が出てきた感じで大人の男役へ成長しました。
助演娘役賞・・・美穂圭子・慬花ゆりの
こちらはベテラン二人。どちらも月「ロミジュリ」の乳母とキャピュレット夫人。文句なしでしょう。
最優秀歌唱賞・・・霧矢大夢
「エドワード8世」「MISTY STATION」に関して。宝塚の枠を超えた男役でした。歌唱力も男役の・・・というよりやっぱり
霧矢大夢の・・・と言った方がいいでしょうね。
最優秀ダンサー賞・・・蒼乃夕妃・白華れみ
蒼乃は「MISTY STATION」白華は「セレブリティ」において。かつての風花や星奈のような特徴的な・・・という感じでは
ないですが、とにかくパワフルでキレのいいダンスでした。この二人にもっともっとウルトラC級の技をさせtみたかったです。
きっと、何でもできちゃうんだろうなあって。
最優秀脚本賞・・・大野拓史
大野先生の脚本は色々裏にこめられた思いがあって、そういうのを考えながらセリフを反芻するという楽しみが
あります。複雑すぎてわけがわからないという欠点はありますが、次代の宝塚を担う存在ですから頑張って欲しいです。
特別賞・・・・花帆杏奈
「JIN」の「おさらばえー」に泣きました
新人賞・・・星吹彩翔
「キャパ」「銀河英雄伝説」の演技において。ビジュアルは別としてとにかく上手 新人離れしてます。
第二の風莉じんか?
ワースト作品賞・・・「キャパ」
「ジャン・ルイ・ファージョン」
「キャパ」原田諒は自分の知識や技量にあった作品を作るべき。小池作品「NEVER SAY・・・」の方が
ずっと面白かったよーーって言われるのは嫌でしょう?
同様に「ジャン・ルイ・・」の植田景子も、「ベルばら」とかぶる時代を描くなら、もっと視点をはっきりさせるべき。
彼女の娘役嫌いは異常でラブストーリーを書く資格がないし、宝塚の座付きとしてどーよ?と思います。
男役をホスト状態にしたいなら別な劇団へ行け!と言いたい。
今回はたまたまこの2作品をワーストに選びましたが、正直言って「ドン・カルロス」だって「銀河英雄伝説」だって「JIN」だって
「サン・テグジュペリ」だって「復活」だって脚本としては決してよくないですよ
100周年を前にして座付き作家の劣化は目を覆う程で、こんなんじゃ集客は悪くなるし組の士気も低下します。
何でこんなひどい脚本しか書けないのか・・書かないのか。上演しちゃうんだ
10年以上前から「脚本の見直しシステムを作るべき」と言っているのにいまだに書き殴り脚本でやってる現実に
宝塚の明日は暗いと思ってしまうのです
スターを作るのは1にも2にも脚本です。スターの特性を生かし、引出し、見せてこそ、そこに本当のスターが出来るのでは
ないですか?
なんだって柚希に朝海なみの振付をしないの?音月のダンス力や歌唱力を生かせなかった罪は大きい。
トップはそこに立ってるだけでいいと思ってる?綺麗で何でもそこそこできtれ場それでいいなんておかしいでしょ。
過去のトップスターはそうじゃなかった と、思いますけどね。
2013年のラインナップを見ても組の布陣を見ても心躍るものがない現実に唖然としますが、これまた10年前から
いつかはそうなると言って来たことです。なぜなら作家もスターも一朝一夕には育たないから。
手抜きに手抜きを重ね、裏事情で抜擢してきたツケが今、回っています。
だって・・・研10以上のスターで「これぞ」と思う人、いますか?実力派は軒並み「華がない」と「支え」に回され
線が細くておどおどしたようなのばっかり路線に持ってくる。
回りに何をどういわれようとしぶとく居座った者の勝ちみたいな現状はやめて頂きたいです
人気商売だけど、ジャニーズではないの。ビジュアルさえよければ何とでもなるなんて考え方はやめて。
ビジュアルもホストかキャバ嬢か?という化粧もやめて欲しい 絶対
「GRAPH」やカレンダーの写真を見る度、娘役らの品のない顔にうんざりします。(特に夢咲ねね)
男役も娘役も「今時こんな上品な子はいない」と思うくらいでちょうどいいんです。世間ずれしたような顔は見たくない。
へんてこなまつげとアイメイクは絶対にやめてください
「エリザベート・ガラコンサート」を見た時、紫苑ゆうのトート閣下を見て、これが本当の宝塚のスターなんだと
思いました。徹底した男役芸の研究と完成度で舞台に臨んで来たシメさん。その芸を受け継ぐ人はまだ
現役では出ていない。この所の音楽学校の不祥事もあり、今、根本的に見直さなければならないのは
「音楽学校」の在り方ではないかと思います。
合否を決定する機関からして見直さないと、本当のスターは出てこないでしょう。もっともっと強く厳しく冷静に人材を
選び、育てて欲しいです。