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Channel: ふぶきの部屋
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八重の桜・dinner・とんび

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成人式の日に雪とは・・・・

可哀想だけどしょうがない。実は私の成人式の日も仙台は大雪だったのです。

朝、美容室に出かける頃には積もり積もって大変な事に。

うちの旦那(当時は我が家の下宿人)が大学の先輩から車を借りてきていたのですが

雪のせいでバッテリーがあがってしまい、それを直すのに延々と・・・タクシーも来ないし。

結果的に何時間遅れ?

振袖で写真を撮るにも何時間も待たされ、結果的に成人式には行けませんでした。

それでも友人のカレシが成人式の会場で待ってるというので、旦那が車で送ってくれたのですが

それを見たカレシが「浮気」と勘違いして、いきなり彼女を殴ってしまい

(いくら友人が「ふぶきのカレシだ」って言っても納得しなかったので)

みんなで止めて大騒ぎ とんなDV現場を見てしまう事になり、不吉な成人式でしたわ。

思えばその後の数々の苦労を予測しての事だったのではないかとすら思い。

こんな雪でも、裾に気を付けていい思い出を作って欲しいですわ。

 

でも、雪が大好きな私 積もってくれてありがとう

 

 八重の桜 

時代は慶応三年でしたっけ?佐久間象山が捕まって吉田松陰も捕まって・・・・

せっかくの塾も尻切れトンボ。

山本覚馬さんの「やむにやまれず・・・狂気とはそういうもの」という言葉が印象的。

会津の為に脱藩してまで黒船に乗ろうとした事はすごいけど、そんな郷土愛がどこまで通用するか。

会津も一枚岩ではないのよね

 

小さな新島君が出てきたのはサービス?

覚馬さんとあんなに歳が違うんだなと実感。川崎さんとも随分違うから数奇な出会いだったわね。

 

照姫登場 いやー稲森さんは何であんなに上品で美しいのでしょうか

「ロンバケ」にキャピキャピ娘で出ていた過去なんていらないって感じですよね。

常盤御前も素晴らしかったし、滝山殿も素敵でしたーーそして今回は照姫

容保君、シスコンなのかそれ以上の感情があるのか微妙ですが、あの容保・照姫・敏姫の

絵はとても美しく情緒的でした。

敏姫は後に容保の妻になるけど早世するのですね。

血が繋がらない姉と弟、妹。それが何のゆかりもない会津の藩主の家で一つになり

会津に忠誠を尽くさなければならないとは。

あの頃の人の運命とは・・・と、考えさせられますよね。

 

大きくなった八重さん。くるりんぱっ にはお母さんじゃないけどびっくり。

ガタイがよくて身が軽くて力持ち。これぞ兵士になるように生まれてきたみたいですね。

実在の八重さんは美人にほど遠く、夫には「見た目は美人じゃないけど心はハンサム」と言われたお方。

どこまでもおおらかで破天荒な人だったみたいで。

でもまあ、とりあえず砲術を教えて貰えてよかった。

お父さんやお兄さんが妹の事をこんなに真剣にあれこれ考えてくれるなんて、あの当時の武士の

家ではあまりなかったことではないかと

八重さんの場合、弟があんなだから、才能がある方に継がせたいと思うのは当然かもしれませんが。

 

 dinner 

腕が優秀で優しくてお客の気持ちを第一に考えるシェフが経営するレストラン。

働いている人達も頑張りや。

それがシェフが倒れて経営を続けられなくなった途端、味は落ちるわサービスは落ちるわ。

レストランってそんなものなのか?と思ってしまいます

ちょっと極端すぎない?

早々に辞める人もいるし。あんなにいいシェフの元で働いていたんだから、恩を返そうとか

思わないわけ?

シェフ代理のおじさん、今まで何やってたの?少しは力を発揮しろよーーとひとしきり。

 

まあ、どこにでもある話だし、新しい料理長と衝突する展開もよくある。

でも見入ってしまうのはわき役の方々の優秀さ。

こういうどこにでもいる人を普通に演じる事が出来る役者はすごい。

だから見る側も集中できるって話よね。

そういう中に飛び込む江口洋介の実力の程はいかに?

 

 とんび 

NHK版・・・私的には面白くなかったんですけど。だからこっちもあまり期待していなかったのですが。

NHK版ではわざとらしく見えた昭和の風景が、こちらでは自然に見えたのはなぜかしら?

ヤスオさんのキャラがウッチーに合っていたのかしらねーー

私生活では「結婚生活が合わない」だのって言ってるウッチーが、ドラマでは家庭の暖かさに

涙を流す これぞ役者だわーー

 

常盤貴子のミサコさんも本当に清楚で可愛らしくて、ヤスオさんが照れちゃう気持ちはよくわかる。

ラストの、ヤスオが謝るのに彼女が謝らない理由について

「私、甘えてるんです。ヤスオさんなら謝らなくても許してくれるだろうって」

って殺し文句 ヤスオじゃなくても全ての男はこれでイチコロですわ。

 

「生ぐさ」と呼ばれているお坊さんが野村宏伸で久しぶりのご出演。

「THEフライデー」の一回目でトシちゃんと一緒に出演した事が+になったのかしら?

明るくなってよかったー 元々いい役者さんでしたから、この調子で頑張って欲しいです。

 

そもそも、ミサコが死んだ事。職場の荷物が落下してでしたね。

今なら訴訟問題になります。その場合

「休日に夫の職場で事故に合った配偶者とその子供に補償は必要か?」という話になると思います。

こういう場合、どんな答えがあるのか・・・

昭和40年代だから「妻と子供がそこにいたのが悪い」で済んじゃうのかな。

でも、山崎さんという人が荷物の積み方をきちんとしていたら、事故は起きなかったわけで。

でも、ここで山崎を責めないのが日本人だなあと。

「俺が休日に職場に来たのが悪い。なぜ来たかといったら喧嘩したから。喧嘩したのは

パン食が嫌だと言ったから。なぜパンが嫌だといったかといえば不機嫌だったから。

なんせ不機嫌だったかといえば・・・雨が降っていたから。雨が悪い。ミサコが死んだのは

雨のせいだ」

こんな発想、日本人じゃなきゃしないって。

韓国ドラマだったら、山崎さんをぼこぼこにして「よくも俺の妻と子供を殺したな!

お前も殺してやる!胸が張り裂けそうだ!」とかいって大騒ぎ。あげくに「この恨みは一生忘れない」

といってヤスオさんは飲んだくれて死に、旭は母を殺し、父を死なせた山崎さんに復讐を誓う・・・

という全く別物のドラマになっていたでしょう。

 

でも、今回の名演技は何と言っても旭君役の子役でしょう

いやーーすごいっ 大きな目をくりくりさせて笑ったり泣いたり。

笑えっという所で笑い、泣けっといった所で泣けるすごい役者です。

お母さんが死んだ時、和尚さんとお風呂に入りながら「おかしゃん死んだの?」っていうのが可愛くて。

そのあとヤスオが出て行って「おとしゃん、どこへいったの?」と探し回る姿もまた素晴らしくて。

椅子を使ってドアのカギをあけて出る・・・・という知恵者。

おとしゃんに「お父さんも悪かったけど、お前も勝手にカギをあけてでたらだめだ。誰がいるか

わからないのに」

「わかるよ!おとしゃん、ダンダンダンっていうもん」

これで号泣・・・・・完全に落ちました。私。

和尚さんの「お母さんは違う所へ行った。どこへいったか探してご覧」の意味は

「心の中にいる」という事だったんですね。

子役君のあまりの可愛らしさに目を細めてしまう私でした。

 

 

 


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