プログラム「めぐり合いは再び」キャスト欄右の柚希とねねちゃんに
姫と一緒に「きゃあ」と叫び声をあげてしまって
なんだかんだいって私も姫もベタな恋愛物大好き派なの。
少女趣味である事は認めますって
めぐり合いは再び2
欠けてしまった先の登場人物をうまく盛り込んで、短いストーリーでよくまとめたなという
印象が。
小柳菜穂子さんの世界「ロリータ系乙女チック」が宝塚の中で立派に一つの地位を築いた
という事なんだなあと。
でも、こういうベタベタなロリータ系の話とコスチュームが似合う組が5組の中でいくつ
あるかというと、それは星だけだと思います。
それもこれも夢咲ねねのおかげでしょうか
ブリブリ金髪のキャンディキャンディ頭にどピンクドレスなんて彼女しか絶対に似合わないっ
いちごショートケーキ風ウエディングドレスなんて夢咲ねねじゃないと絶対に似合わないっ
その昔、劇場前にはピンクハウスのごてごて衣装を来たお姉さま達が立っていたものですが
誰も似合ってなかった!でも今思えば「ねねちゃんになりたい」一色だったのかも。
対する男役陣もこれでもかっというくらいゴテゴテ衣装。
中世的なごてごて真っ白マントが似合うのは柚希しかいないっ
そして・・・・「子供は男がいいか女がいいか」なんて事で喧嘩になっても
「ありかも」と思えるカップルは柚希と夢咲しかいないっ
他の組でやったら演じてる本人達が「ばっかみたい」といってしらけそうだし。
昔の宝塚ってきっと、こんな風に甘くてベタで乙女の夢を叶えるお話
ばっかりだったのかも。老いも若きも一斉に「王子様にキスされたい」願望を
隠さないでいられる唯一の場所、それが宝塚なんだよねーー
銀橋でアリエスちゃんの前髪をツンツンしてお鼻をぎゅっとつまんでそれからキスなんて
素敵ーー と、一人で萌え。
というわけで、非常に面白く見せて頂きました。
etoile de TAKARAZUKA
久しぶりにいいショーを見ました 藤井大介の面目躍如ですね
そもそも星をテーマにしたものは藤井先生得意分野だし。
さりげなく宝塚の昔のナンバーを取り入れたり、「ジェミニ」のシーンなど新しいものもあり。
それぞれの個性を生かした楽しいショーになっていました。
ここでもロリータブリブリシーンが。
第1夜の「アリエス」で「僕のアリエスちゃん」と歌う柚希のかっこいい事
第三夜の「ジェミニ」は紅ゆずるの個性をいかした、本当に面白い場面で。
といいつつ何気に難しいのによく頑張ってるなあって。
第五夜の「LEON」では十輝と柚希の危ないシーンがなんとも
夢咲の「セ。マニフィーク」に「まあ、ツレ様の曲をあんなにガンガンと」と目からうろこで。
第八夜「さそり座」のダンスにうっとりしたり。喜怒哀楽がきっちり詰まってて面白いショーですよね。
まっとうなロケットというのも海外公演には喜ばれるかも。
(お決まりの「見上げてごらん夜の星を」を入れたのもGJ。
出演者について
柚希礼音・・・日本物では衣装がころころ変わって大変な目に合い、芝居でも出ずっぱりで
頑張り、さすがにショーでは少し足が重いような気がしたけど、とにかく元気で
カリスマ性ガンガンで嬉しい限り うまいとか下手とかいうよりもその存在が
宝塚なんだと思います。こういう人を海外に出す事が出来て誇らしいです。
紅ゆずる・・・生真面目なトップと3番手に挟まれてどうしても3の線を求められる、スパイスのような人。
激やせしているのが気になる所だけど、今の星組には紅が必要
緩急・硬軟取り合わせの演技や歌が清涼剤のようにききます。
夢咲ねね・・・星組の路線として「ロリータ」を定着させるなんてある意味すごい娘役です。
ショーのオープニングの白とピンクのドレスもよく似合ってたし。
その代わり色気皆無なのが惜しい
かつらのセンスも随分よくなってほっ あとは素顔でキャバくなければいいんだけど。
真風涼帆・・・3番手も定着。とはいえ、何でいつもおどおどしているのかわかりません。
真風の売りはダンスじゃなかったの?抜擢に自分の心がついていけてないのか
いちいち自信なくて・・いや、それよりも疲れていませんか?
トップがあんなにガンガン踊っても疲れた表情なんか見せないのに、何で?
心にあるさまざまなコンプレックスを払しょくしないとダメだよーー
十輝いりす・・・・なかなかまだ「星組」の人という印象はないんですが、どうやら柚希とも相性が
いいし、紅や真風より何でもしっかり出来る人なのでありがたいと思います。
下級生のいい指導者になるといいですね。
天寿光稀・・・「めぐり合い」のラストの手紙を読むシーンは本当に感服しました。
滑舌と演技力がこれほどしっかりしている人は早々いない。
それにショーでのダンスもとにかくキレがあってかっこいい。
「私は男役ですっ」と全身でアピールしてキザってるのが微笑ましく嬉しい。
真風と真逆ですね。
礼真琴・・・「めぐり合いは再び」の弟君としては可愛い。そしてショーなどにおいての歌唱力は
抜群