「信長のシェフ」が非常に面白いです
主役の玉森君は・・・・棒っていうか「いざまいらん戦国のキュイジーヌ」という決め台詞を
あまりにも自然に言っちゃうし、森蘭丸役のジャニーズはこれまたひどく下手
でも、ミッチーの信長始め、猿之助まで出て来ちゃう豪華メンバーはみな芸達者
(稲垣君の明智光秀には驚きましたが)
ありえない話だけど、なぜか延々と見てしまうのです。
ナレーションの来宮さんは、ドキュメンタリー・・それも恐怖系のでよく聞く方。
だからすごくリアリティがあるというか、先はどうなるんだろうって思います。
今回は蘭丸のパパが死んじゃって、ミッチーの泣き顔みたら一緒に泣いてしまいました。
いやはや
映画化されるようですね。キムタクも出るとか?
玉森君、もうちょっと表情が豊かだといいんだけどなあ。
八重の桜
「蛤御門の変」って「八月の政変」って呼ばれてるの?
ここらへんの流れは随分よく知っているつもりだけど。
三条実美ほか「七卿落ち」は大雨の中去っていく姿がねえー
三条さん、「この恨みはらさでおくべきや」って言わなかったなあ
ところで、会津の女性はみんななぎなたが出来るんですか?
そりゃあ照姫がご覧になるのに、なぎなたの稽古風景はいいとは思う。
だからって西郷さんの奥様まで・・・・あの方がなぎなたをやってたなんて知りませんでした。
そもそもお嬢様方がたくさんいて、そんな事をする余裕がなかったのでは?
(妊娠と出産の繰り返しだった筈ですが)
しかも山川さんちの奥様にきついセリフを言われているし。
謹慎中とはいえ家老職の妻だし、この場合、山川家の方が下なんじゃないかと?
そこらへんの上下関係がよくわからないなあ。
でも、一言でいうと会津の女性がみんな鉄砲だ、なぎなただってやってたわけじゃないのよーー
勘違いしないでね。
それから、今回は将来の白虎隊士がご出演。
という事はそろそろ飯沼さんとか酒井さんとか出てこないかなあ?
全体的に軽いという印象です。
容保の孝明天皇への信愛や忠誠の尽くし方。
意見を異にする頼母の必死さ。どれも真剣で見応えがある。
なのになぜ軽いと感じるんでしょうか 主役が八重という事で、重くできないとか?
重厚さに欠けるのは仕方ないとしてもだからライトでいいってわけには。
それと・・・新撰組のメンバーが嫌だなあ。本当にただの無頼漢どもって感じで。
とんび
ヤスさんと旭君の関係って・・・すごく濃密ですよね。
今時ありえない濃密さ。
父が東京の息子の所にいくのに、まるで恋人に会いに行くがごとく照れ照れ。
旭の上司に褒められると一気に盛り上がり、ぺらぺら喋りまくるし
そして旭の論文を読んで泣くし。
離れているから余計に考えるし、絆の深さを感じるというか。
さりげなくヤスさんの「ミサコさん通い」の話。あれは面白かったですね。
あの顔で花束持って職場におしかけたーーなんて。不器用だけど直球。
それは旭も同じかなあ
坂本さんへの告白は理屈っぽいんですよ。
一々和尚の手紙を引き合いにだして過去を語り、現在の父を語り
「ゆえに父はあなたが年上だとかバツ一の子持ちだとか、そういう事は気にしません」とか言ってるわけでしょ?
そしてストーカーのごとく、彼女を視界に入れていた事を告白。
なんてまどろっこしくて理屈っぽいんだろう。
でも、そんな濃密な親子関係をみせつけられたら彼女的には自信をなくすよね。
父親と自分、どっちを選ぶかしらって?
旭は最初は彼女を好きになったけど、今はその息子に自分を重ねているような気がするし。
って事は彼女の事は「母親」として見ているんじゃないかって
そこらへん・・・複雑だと思いました。