海老さま、ご長男誕生、おめでとうございます ほそぼそですけど、これで団十郎家はつながったぞ・・・・と。
歌舞伎の世界は例外を認めづらい。誰が何と言っても女性は歌舞伎役者になれないというのは決定事項。
それが差別だとかいう話はないですよね。
じゃあ、後継ぎがいなくなったら?当然「養子」でしょう。でもまあ、幸四郎と吉右衛門のように不仲になる事もあるし。
なかなか難しいかも。
でも、とりあえず海老様は生まれたご長男を大事に育てなくてはいけません。かといって自分がされたように
甘やかしてはいけませんよーー 色々なものを一身に背負った赤ちゃんですが、大きくなるのを歌舞伎ファンは
楽しみにしています。
夜行観覧車
うーん・・・原作を読んでいる身としては「こんな終わり方でいいわけ?」でした。
最初から高橋母が犯人と決まっていたなら、ヨシユキだのシンジだのに無駄な行動をさせたような気がして。
高橋克典の刑事もただのかっこつけ。
これは高橋母以外に犯人がいるからこそ、成り立った設定じゃないですか?
遠藤父もまるっきり無駄な動きをして、疑われていたんですよねーー
あまりにも丸くおさめすぎです
そもそもひばりが丘で起きた殺人事件の本質があれでいいわけ?
「前妻の面影に嫉妬する後妻が自分の息子を否定されたような気がして夫を殺した」って。
それってひばりが丘じゃなくても起こりうる殺人ではなかった?
最初は、エリート意識に凝り固まった階級社会が問題だったのに、いつのまにか「家族」問題になって。
そして小島さんはあっさり・・・・・・和解?
一体何でよなよな徘徊してたのか?とか、まーくんは?とか・・・ただ単に遠藤母に「これからもよろしく」って
言われて慰められるものなのか?
原作をある時点から切り捨てているんだと思うんですが、それならそれで最初からやってくれないと。
原作のよさも消えちゃったような気がします。
泣くなはらちゃん
後ろ向きな越前さんは前向きな工場長になり、明るい漫画を描く事が出来るようになりました。
ニートの弟も漫画を描く事に意欲をみせ始め、矢東薫子さんは奇跡のカムバック。
悪魔ちゃんと副工場長はくっつくかも。
そんな風に「成長」を見せてくれたという点ではいい最終回ではなかったかと。
まあ、予定調和というか祭が見えていましたけどね。
個人的には越前さんとはらちゃんがくっついてくれればよかったなあ。
ピノキオみたいにはらちゃんが本物の人間になって・・・とか。
そもそも越前さん、一度漫画の世界に行ったのにもう戻らないのはなぜ?
はらちゃんの漫画を描いていた人、「大橋さんの息子さん」役で出ていたようですが
なかなか可愛い どんな漫画を描くのかしらねーー個性的でいいかも。
カラマーゾフの兄弟
これまた平凡な終わり方だったなあという印象。
末松が犯人だったのはいいとして、勲は教唆にあたるのではないか?なんて考えは全くなし。
一人で殺して一人で自殺した末松ってなんだよ・・・
気が付けば満はあっさり無罪。
3人それぞれを道を行く。小栗さんが一番おいしい思いをして終わりか?
「カラマーゾフの兄弟」ってそういう話だったっけ?
末松に延々と語らせて、延々と聞く勲君の端正な顔ばかりが印象的で終わりました。
(勲&諒は色白なのに三つだけが真っ黒なのね)
まあねえ・・・しょうがないっか。短すぎたのよね。きっと。
それなりに楽しめたからいいとしようかなあ。