無事に嫁公務を終えて帰ってまいりました
3日は事故渋滞が多くて、かなり時間がかかってしまいました。
朝の7時に出たのに、着いたのはお昼。でも、そこからお墓参りをして近くのハーブ園に・・・・
上の子供達が小さい頃に一度来ているのですが、その当時はもっと規模が大きかった気がします。
当時は花に全く興味がなかったので素通りっていうか、つまんない・・とか思ってました。
確かバーベキューなども出来たような?
でも、今は小さくなった分、置いてある花が多いっ
あっちもこっちも花だらけで「きゃーーっ」っと嬉しい悲鳴。
目についたのが去年の冬に枯らせてしまったチョコレートコスモス まずこれをかごに入れて。
それから・・・あったっ 前から欲しかったバラが。ロイヤルミルクティのような色の薔薇
でもそのバラの数々は実は京成バラ園から来てるもので。
いやーーわざわざこっちで買う必要はないのかもしれないけど、近くて遠い京成バラ園だよなーーと。
で・・・かごにぽいっ そしたら優しい郡山宮妃が全部買ってくれました。
ハーブ園の入り口は芝桜が満開。
ハーブ園の入り口からこんな並木が続いてて・・・まるで「冬のソナタ」です。
側にはダムが。
そしてそのそばには・・・仮設住宅が。
正直、こんな所に仮設住宅があっても買い物には行けないし、冬は寒いし。
元々そこで暮らしているならともかくね・・・国のやる事は全く。
郡山の復興状況ですけど、郊外に行けば行くほど新しい建物や住宅が増えておしゃれになってます。
でも駅前が何ともわびしく・・・・シャッター街が連なり、所々新しい店もあるんですが隣が廃墟だったり。
そういうギャップが激しいんですね。
合唱で有名な安積黎明はプレハブ教室で校庭が一杯に。付近には除染業者の宿舎が。
郡山宮夫妻の家も今年、除染するんだそうです。2年も経ってからかいっ
でも、庭の草取りまでしてくれる業者にはお年寄り達が感謝しているとか。
今回は宮妃の話し相手に行ったようなものかなあ。
園芸という共通の趣味が出来たので、そういう話で盛り上がり?ハーブ園では花を買って頂き?
ついでに植え付けて行こうと思ったら手伝ってくれたり?
そして毎年同じような思いで話をされて、すっかり暗記しましたよ
もう、私、郡山宮夫妻の歴史を網羅したかもしれないわ。
でも、そうやって家族の歴史というのは語り継がれていくんだろうなあと思ったり。
宮夫妻は自分達の健康がとにかく心配。
私達から見れば立派に自立した生活をしているんだけど、物忘れが激しいとか、物の名前がすぐに
出てこないとか・・・そういう事が生活に支障をきたしているのではないかと心配らしいです。
宮妃が一生飲まなければならない甲状腺の薬を見せて「私がボケてもこれだけは飲ませて」と言ったので
「了解しました。ボケちゃったら錠剤は無理だから粉にしてもらいましょう」なんて話をして
都会に比べると刺激が少ないし、あまり趣味もない。宮は車の運転をほとんどしなくなったそうですし。
そうなると朝の散歩と韓国ドラマ以外は楽しみがないんだろうなあと。
今回、連れて行ったのはヨンジュナだけですが、子供が放つ熱気と力強さはお年寄りには大きな活力に
なるんじゃないかと思いました。
老後・・・ってもう老後だけど、近所ではデイサービスがどうの、子供と同居がどうのって話があるようですが
私達としては「住み慣れた環境から離れないようにフォロー出来ればと思ってます」と言いました。
すると宮が「いやーーあんたらがお金をだしてくれるんなら千葉の介護付老人ホームでもいいよ」などと無茶ぶりを。
そんなの、無理だってば。
お金のない老人がどうやって暮らすか、大きな問題ですよね。
私の場合、親もなければ故郷もないような状態で。
宮妃みたいに息子に語りかけて「あの頃、隣住んでたあの人覚えてる?」から始まる歴史の話を
する相手がいなくて。
互いの過去を共有出来ない寂しさは嫁にはつきまといますし、私など実家がないからよけいにさびしい。
私だって、時には親の自慢をしてみたいし、ふぶき家はこうでああで・・としゃべってみたいけど
我が家の子供達は熱心には聞かない。
そういうのを真面目に聞く年頃になるまで待たないとダメ。でもそれは語りであって、思い出話ではないしなあ。
まあでもそれは・・・仕方ないからそのうち、このブログで語る事にいたしましょう。小説風にでも。
郡山宮夫妻の家は狭くても一応一軒家。庭もあります。
私が苦労して鉢植えで育てているような植物も、あちらに言わせれば「挿し木すれば勝手に増えるから」だそうで。
羨ましいったらありません。
いつか・・・草取りしながら虎視眈々と庭の半分くらい使わせてもらえるようにしちゃおうっかな
三春ハーブ園