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Channel: ふぶきの部屋
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ラスト・シンデレラ

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 もう5月も終わってしまうのね 歳のせいか、1年が早すぎるっ

藤原達也がとうとう結婚 あの可愛いかった坊やがもう31歳で年上女房かあ。

9年の付き合いって事は20代に入ってすぐから?あの頃、結構彼って色々噂がありませんでしたっけ?

だ・・・大丈夫?ちゃんと年貢を納めるんだよっ

 昨日・・・衛生劇場で夜中に放送してる古いドラマの再放送を見てました。

「おやじ太鼓」という作品で。これって1968年制作なんですね。昭和43年。

木下恵介監督?脚本に山田太一の名前があってびっくり。

それというのも、小さい頃・・・多分、再放送だと思うのですが夏休みの昼とかに延々と見てたんです。

あまりに面白くて

今考えると、ドラマの舞台は田園調布の建設会社社長宅。雷親父を絵に描いたようなお父さんに従順な母。

息子が4人に娘が2人。お手伝いさんが2人もいるという超ブルジョア家庭

なんせ電話が2台あり、各部屋にはインターホンが。マッサージ機まで(1回10円)ある。

魔法瓶に製氷機付冷蔵庫。おやつはドーナツにコーラ。

長男はお父さんの会社で働き、娘も一応働いている。2番目と3番目は大学生?4番目は浪人中?

あの当時、家族の1人を大学出すのも大変だったのに・・・現実離れした裕福さでした。

それはいいんだけど、何気なく見てたら、それに小夜福子さんがご出演になってたんですね。

多分、最晩年の特別出演のような感じで

役柄は長女の彼氏のおばあさま。「おばあちゃま」と呼ばれている、しっかり者のおばあさん。

孫のお友達が来て、ミルクを出して「お味はいかがでしたかしら。お好きならいくらであがってください」

なんて早口ながらさらさらおっしゃる。

でも、このしわとシミだらけのおばあさまが本当に小夜さんなの?って思ってたら、ドアップになった時に納得。

なぜって「男役顔」だったから

葦原さんが「ケンちゃんのおばあちゃん」でご出演してた時も、きりりとした顔立ちでしたよね。

小夜さんは遠目にはほわっとしているんだけど、アップだときりり。

何だかとっても得した気分でした。

こんな所に元ジェンヌを見て喜ぶのはヅカファンならでは 

あれから40年以上経つのに色あせないドラマで、我が家の姫と大笑いしながら見てました。

菅井きんが演じるお手伝いさんがそりゃあもう面白いんですよねーーー

姫はお手伝いさんが住み込みだって事にびっくりしてましたけど、あの当時、ちょっとお金持ちだと住み込みの

お手伝いさんがいたのかしら?「コメットさん」もお手伝いさんだしねーー

仙台みたいな田舎にいると、東京の田園調布の暮らしがふつうなのかと思ってみてましたよーー

 

 ラストシンデレラ 

 

何ていうか・・・40代独身女性の「憧れ」がつまったドラマなのね。

だってさ・・・若い男性にエスコートされてホテルに泊まる。ベッドの上には花びらがぱあーーー

二人でワイン飲みながら・・・・でも最終的にカレシの思い出話聞いて母性本能くすぐられて終わり。

でも翌朝は「仕事に遅れる」かもと思いつつ、いちゃいちゃきゃっきゃっ いいなあ・・・・と思ってしまう自分が悲しい。

手を取って跪かせるのっていいわあ。ホストじゃ嫌だけど。

 

でも、最後の方で篠原&藤木がしみじみ語っていたように

「年齢のせいか、気を遣う関係は疲れるよなあ」

「じゃあ、恋は出来ないよね」

ってわかる。そこなのよね。1日2日の緊張と気遣いならいいけどそれが数年続くっていうと面倒だもんね。

まして主婦歴24年目になると、デパートのチラシみて「あ、アクセサリーが安い。欲しい。買ってくれないなかあ。

無理だよなあ。来年25年なのに、多分何も買ってくれないしどこにも連れてってくれないだろうなあ。

二人きりのロマンチックなんてもう永遠に縁がないんだよなあ」とため息ついてぐちぐち。

姫は「ママ達、十分いちゃついてると思うけど」と慰めてくれるけど、私が欲しいのは三浦春馬なのっ

・・・・・・・・(汗)

私を喜ばせてくれる為に、ホテルのベッドに花びら散らしてくれる男なんだよっ

せっかくホテルに行っても「ここ、いくらだっけ?勿体なかったかなあ」だの、来月からどうしよう・・・だのって

考えたくないのっ

 

ドラマからそれたけど、篠原涼子のピンクのワンピース姿は可愛かったです。

とても2児のママとは思えず。

幸せなんだろうなあ。

 

 

 

 


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