両陛下 火葬で陵を縮小
宮内庁風岡長官の定例会見
江戸時代以来土葬だったものを火葬に変更
両陛下の陵は別々にするも寄り添うような形に。
葬儀は伝統通り、皇居内に「殯宮」を造営。
フジテレビでは「常に国民を思われる陛下のお気遣いがある」として
震災・台風・竜巻などの災害による影響を最小限に抑え、国民生活に影響のないように
配慮した葬儀にしてほしいとのご意向。
国民がひどく暑い中や寒い中に立たされるような事がないように・・・とのお考え。
昭和天皇と香淳皇后の陵が並列になっていないので「敷地がないのでは」と
心配されている。だから陵を今までより縮小した形にする。
合葬も検討したが皇后陛下が「あまりにも畏れおおい」という事で別々に。
複雑な心境ですね。陛下、そんなに国民に気を遣わないでくださいませ。
確かに昭和天皇が亡くなられたのは真冬で。お正月明けでございました。
れん葬の儀が行われた日などは東京が大雪で、驚いたし、また本当に寒くて
冷たくて、震えながらテレビを見ていたような気がします。
(アパートではエアコンつけても寒かったのよ)
でも、その寒さや冷たさや白い雪すら、すさまじい記憶となって残っています。
天皇というのは歴史上の人物です。
その方をお見送りする時代にいるのだ・・・と感じる事が国民として名誉であり
誇りなのです。
葬儀は世界中から要人や王族が集まる場です。
あまりにも縮小したりすると、それはそれで日本の権威にかかわる事。
津波や竜巻が来ない限りは、そのようにご心配下さるな。
陛下がご即位のときから、日本では震災が2度あり、山の噴火や台風災害が
相次いでいます。
もし、陛下がお考えになるなら、その原因は「今の皇室の在り方」にあるという事です。
ご自分さえ犠牲になれば・・・ご自分さえ質素にすれば・・というお考えは
お捨てになって欲しい。
むしろ、「だからこそ皇太子夫妻を何とかせねば」とお考えになって頂きたい。
昭和天皇のれん葬の儀を見た世界の人達は、日本の伝統の素晴らしさに
息をのんだといいます。
絢爛豪華な即位の大礼もよいけれど、「喪」を表現の仕方にこそ
民族の在り方が現れると思うんですが
ご自分が亡くなられたあとの事まで心配しないといけない天皇陛下って
歴代の中でもあまりにも気の毒でお可哀想だと思います。
今、陛下がなさらなければならないのは、葬儀の事じゃなくて後継ぎの事。
悠仁殿下にきちんと皇位が渡るように道筋をつけること。
「男系男子」だから安心という常識が通用しない世の中になり、とんでもない
モンスターを赤坂御用地に入れてしまったのですから。