今の仕事は延々とパソコンなので肩が痛くて。
今朝、起きたらいきなり旦那が私と姫のお弁当を作っているのでびっくり
一体どんな顔をしたらいいのかしら?と思い、唖然としてたら
「気に入らないの?」と・・・・いや、そうではなく、何かあったのか?と。
浮気?借金?リストラ?怖い事ばかり思い浮かべる私なのでした。
読み聞かせは10分以内に
以前から書いている学校の「読み聞かせ」の続きですが。
私が書いた「やおびくに」の話が3学期から正式に高学年への読み聞かせに
決まり、やれやれ・・細かい手直しだけでオッケーと思っていたら。
先週の金曜日。
この日は朝から読み聞かせ。私は仕事があるので終わったらすぐに職場へ
向かったのですが、残った保護者に教務主任の先生が
「読み聞かせの本を選ぶ時は必ず10分以内に読めるものにしてください」
と結構強い調子で言ったそうなのです。
理由ははっきりしませんが「そういう声が出ている」との事で。
それは教師から?生徒から?保護者から?
読み聞かせの時間というのは実際には15分です。
原則として「絵本」だから、いわゆる「10分で読める物語〇〇年用」は
使えないっていうか・・・やるなら絵本か紙芝居に仕立てないと。
毎年本選びで苦労するのは
学年にあったものがない
時間内に読み切れるものがない
という事。毎回、同じ本にならないように探すのが大変。
そこでお話を作ったらどうか・・・と、高学年に限り「朗読」をしたら?という話になったのです。
「やおびくに」は12分かかるお話。
最初に書いた時は伝承を元に情緒的な物語に仕上がったのですが、
編集をしてくれている人が、ぶつぶつキリ始め、今やすっかり見る影もないすがたに。
ここまで来るともう私の文章じゃないよな・・・情緒的なシーンが全部カットされて
説明文になってるんだもの。
でも、それでも朗読出来るならと思い、黙ってやってきたのでした。
しかし、今回「10分以内に」と言われ、さらにカットが必要に
一体、どこの誰がそんなことを言い出したのか。
教務主任の話を直接聞いたわけではないけど
「長すぎるという声が出ています」と言われたんだとか。
でも、今までの本、たとえば「雪女」にしても「ぶたばあちゃん」にしても
「トビウオのこどもはびょうきです」にしてもぎりぎり12・3分はかかる代物。
2年前には芥川龍之介の「トロッコ」なんてものを読まされて、時間内におさめるのに
苦労した経験あり。
多少オーバーしても、それは子供の為だし、月に1度か2度の事。
それで1分2分オーバーしたからって授業の何に影響があるんだろう・・・そう思うと
個人的に悔しくて。
教師が言い出したのなら → 授業の妨げになる = だったらやめればと思う
生徒が言い出したのなら → ありえない
保護者が言い出しのなら → 例の「そういう事は別な所でやれば」一派かも。
長々読むのは嫌だ。個性を出すのは反対。
さっさと読んでさっさと帰りたい
= 3学期の「やおびくに」反対運動へ
って事になるのかなと。
ゆえに、編集をやってくれてる人が
「今はじっと耐えるべき。正論でも言っちゃダメ。言われた通りにカットしまくって
読む事が大事。既成事実をつくらねば」と。
そういうわけで、作者の私はなーんも知りませんの態度をとりつつ、探りだけは
いれておこうと思うのですが。
誰に言われたかしらないけど、その通り伝える教務主任もどうかと思います。
誰の為の読み聞かせ?
生徒の為と思えばこそ、毎学期、苦労して本を探しているんじゃないの。
人任せにしておきながら、時間制限だけはかけてくるってどういうこと?
本当はね、いせひでことか・・そういう本を読みたいさ。
でもとても15分じゃ終わらないから諦めて、ひたすら短い・・でも短すぎず幼稚すぎない
ものを探して歩いて、買ったり借りたりしているのに
先週の金曜日に私がヨンジュナの教室で読んだのは
「つくもがみ」です。京極夏彦の。これは10分でもあまってしまうので、雑談を入れつつ
盛り上げながら読みました。
大昔、まだ私が3歳か4歳の頃に親に買ってもらった「昔話」を読もうかとも思ったのですが
短かったり長かったりで・・・・
立松和平の「おにの会議」もすごくいい作品だけど、とにかく長くて。
ゆえに物語を作ったんじゃないですかっ 大昔の伝承を伝えようと頑張ったんじゃ
ないですかっ
12分におさめたものを10分以内にしろって・・・・
形だけの、通り一遍の本を読めばいいって話。だから教養が身に付かないし
芸術に触れる機会もなくなるんですよね。
こんなんだったら、来年からはそれこそ「10分で読める・・・〇〇年用」を紙芝居にでもして
使い回しすればいいやと思いますけどね。
なぜ、素直に受け取って貰えないのか。
まあ、真実は来年にわかるかと。
姫ちゃんのお弁当
最近、姫ちゃんが毎日私にお弁当を作ってくれるので
私は幸せです
姫がお勤めしはじめた頃、「お弁当を作ったら?」と言ったら露骨に嫌な顔して
「そんな時間があるなら寝ていたい」と言っていた彼女。
1年半を経て、どういう心境の変化?
彼氏?・・・残念ながらそれはないんだよね・・・ そうだったら嬉しいけど。
一応、水曜日から金曜日までの週3日なんですけど。
中身は冷凍食品が多いですけど、それでも女の子が作るお弁当はカラフル
旦那の茶色いお弁当よりは見た目が断然よろしい。
しかも。
娘に作って貰って出勤できる幸せ。ああ・・・幸せとはこんな小さなものだったのね。
ジュニアと姫。合計5年以上、お弁当を作り続けた甲斐がありました。
(まだヨンジュナがいるんだった・・・)
お弁当箱は古いものですが、お箸とお箸入れはお揃いっぽく
うふっ 春までですけどね(夏場は職場が暑すぎて無理)
誰の成人式だよっ
いよいよ21日に成人式の前撮りを迎える姫ちゃん。
当日は郡山宮夫妻とジュニアがきて、我が家は全員勢揃い。
この日は、家を出る前に姫にご挨拶の口上を言わせようかと
今から文章をひねっている私でございます。
なんせ郡山宮夫妻は「孫が成人するまで生きていられるとは」という喜びよう。
ジュニアがまるっきり何もしなかったし、今まで女の子の成人式を知らずに来た
二人にとって一生に一度のイベントです(あとは結婚式か?)
という事で、夏から延々と準備をしてきたわけで。
もうすぐ美容室に一式を持って行かなくちゃいけないので
揃っているかどうか確認・・・・しなさいっ って言っているのに
まるで他人事の姫ちゃん。
当日は夕食会も予定しているので「何食べたい?」と聞いても
「何でもいいって」って・・おいおい、誰の成人式なのよ
結局、私がぜーーんぶやる事に。
それをみながら姫ちゃんのセリフが
「ママ。幸せでしょ。娘の成人式って母親が夢中になるもんなんでしょ」と。
何様だいっ