昨日の夕方から突如、腰が痛くなって起き上がれない状態に。
お薬飲んで安静に・・・でももう何日引きこもり状態?いい加減うんざりなのに
腰のせいで今日も引きこもり 私、何か悪い事した?
何でこうも次々・・・・っていう47歳もいるわけです。
二人の47歳
言うまでもなく、一人は井川意高、もう一人は古川聡。
二人とも1964年、つまり昭和39年生まれ。井川氏は7月、古川氏は4月生まれ
(どうでもいいけど私は10月、旦那は5月生まれです)
昭和39年といえば戦後19年目で、東京オリンピックの年で「もはや戦後ではない」
時代で、豊かな日本に向かってまっしぐらの時期だったのかなと
二人と違って田舎で育った貧乏人の私ですら、時代が豊かになっていく過程は
すごく感じていました。
子供向け番組が豊富
電器製品が毎年のように進化していく楽しさ
洋食文化の定着
「教育ママ」っていう言葉が流行ったりしました。
古川氏は「ウルトラセブンに憧れて宇宙飛行士になった」とおっしゃってましたが
物心ついた頃、アトムが再放送されてて、初代ウルトラマンの最終回見てショック
受けて、セブンの最終回見て大泣きして・・秘密のアッコちゃん見てコンパクトが
欲しくて、魔法使いサリー見てないて・・・みたいな?
仙台は東京よりチャンネルが少ないでしょ?だから「魔法のマコちゃん」を見る事が
出来なかったのねーー (ほんと、しょうもない思い出だわ)
仙台には駄菓子やがなかったので、駄菓子の思い出は一切なく、メンコは牛乳のフタ。
給食の人気メニューはカレーシチューと竜田揚げ?
肝油を飲んだ最後の世代かも
「ヒデキ・ゴロー・ヒロミ」とかモモエちゃんに夢中になり、ベルばら一期世代だし?
そんな時代に生まれて、井川氏と古川氏の二人は似たような学歴を持っているけど
同じ日に、片や逮捕で片や帰還で・・・いやはやです。
井川意高氏 → 愛媛出身。飛行機で東京の学習塾に通う。
筑波大駒場中学から東大法学部へ。
ギャンブルの血筋は祖父・父譲り。かけマージャンを教えてくれたのは
お父さん。
大王製紙社長になる頃からマカオのカジノにハマる。
「同級生から厳しく取り立てる」というのが学友の思い出。
古川聡氏 → 神奈川県出身。叔父さんの影響でお医者さんに。
東大医学部出身で消化器の先生。
「ウルトラセブンになりたい」と思って宇宙飛行士に。
宇宙ステーション滞在時間、日本人で最長記録を達成。
「いもや」があだ名。同級生達は「昔と変わらず明るい」といっている。
同じ年に生まれた二人は東大で法学部と医学部というエリート中のエリート
コースを進み、井川氏は御曹司として華やかな社交界生活にはまり、
カジノですっからかん・・・ついに背任容疑で逮捕。
古川氏は堅実にドクターになりつつも、小さい頃の夢が忘れられずに宇宙へ。
多分、古川氏はお友達が沢山いるでしょうけど、井川氏はいない・・だろうなあ。
どっちが幸せ?とは思わないけど(二人とも育ちが庶民レベルじゃないし)
豊かになっていく時代の光と影のような印象があります。
39年生まれは九紫火星。辰年。よくも悪くも強い運勢らしいです。
女性は・・・キャリアウーマン向き?結婚して幸せって感じじゃないよね。
薬師丸ひろ子とかーー早生まれだけど同学年の一路真輝とかーー苦労が多いよね。
成功の裏に「本当は平凡に幸せになりたかったのよ」みたいな思いが強く
あらわれているような気がしますが
昔の47歳なら初老に入るのかもしれませんが、今時の47歳はまだ自分達が
20代か30代だと勘違いしている気風があるんじゃないかと。
でも生まれながらに沢山の質のいいものを与えられて育っているから、目も高いし
夢も大きい。永遠に自分達の子供が自分を超えることはないだろうと思ってる。
だけど、一方で自分が経験したのと同じものを次世代に与えられるかというと
物心両面でそれは無理と悟っている世代でもあります
左翼思想に彩られて育っているけど、本音は保守派。過去を見直す見識も持ってる。
昭和ヒトケタとは全然合わない。
でもこの先、どう置いていけばいいのか・・・と思って悩んでいるだろうなあって。
この二人のようによきにつけ悪しきにつけお金や夢があれば別だけどね。
両極端な人生につかれきっているような気もするしね。
ほんとうに対照的な47歳だなあって。