萌え萌えキュン
メサイアー白銀の章ー
私は戦隊物ヒーローには興味がないし、「テニスの王子様」系にも全く興味がないのです。
が、今回、ママ友が「私、浜尾京介のファンなの。浜尾君、今回で引退だから一緒に
舞台を見にいって」と言われ・・・・行ってまいりました。
シアターGロッソまで
昨日は、昼間は宝塚を見て90%くらい女性、それもそこそこの女性達ばかりの中にいまして。
それが夕方からGロッソへ行ったら、今度は99%10−20代の女の子達の群れで。
すごいなーーこの若い熱気。グッズ売り場はちきれそうな勢いの娘達が並んでいるし
会場の花はみーんな「ファンより」で。
激しく場違いである事を嫌でも認識されながら見ました。
最初、何をどう楽しんだらいいのかわかりませんでした。
わけがわからない近未来ストーリー。セットはほとんどなく映像ばかりで、出演者がみんな
小さく見える。アクションがすごいけど、必要性があるのか?と思ったり?
出演者が上手・下手からでてしゃべっては退場するみたいな展開なので、途中で眠くなり
声だけきいていればいいのかと思って目をつぶっていたりして。
でもそのうち、後半にさしかかったところではっとしました。
「ああ・・・これってBLだったのかあ」と。
そう思ってみると、どのシーンも萌え萌えでしたね
ラストに行けばいくほど、戦うシーンがあればあるほど、友情が愛情にすり替わり
孤独なスパイにとって、たった一人信頼すべき「メサイア」という立場も女の子達にとっては
たまらない設定です。
台詞が全部アニメ的で無論、演技もアニメを見ているのと変わらない。
アニメが実写になっただけーー的な印象。
でも、そういうのがわかりやすくて女の子達にはちょうどいいんだろうなあと。
真面目に語るのはどうかと思うけどでも一言言わせて頂くなら。
まず出演者たちっ セリフを間違うな 噛むな 素人っぽい演技するなっ
浜尾京介・太田基裕・松田凌・小野健斗・中村龍介・玉城裕規・六本木康弘・新田健太
・・・・・ここらへんは全員「ういろう売り」100回。
藤田玲は声音使いの名人ね。声優さんになった方がいいと思う。
全員が舞台というよりテレビで育った人達だから演技が小さくて狭い。
舞台は決して広いわけではないけど空間をもてあましているような気がします。
まだ若いからとか、そういう言い訳はきかない。
「型」芝居をきちんと勉強すべきだと思います。
今はただ、感情の流れで演技しているだけだと思いました。