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相棒・僕がいた時間・明日、ママがいない

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 D−MATと福家と緊急取り調室は挫折。かったるいストーリーについていけない。

心に余裕がある時に見ますね。

 

 相棒

今回の脚本家はいつもの人じゃないけど、すでに何作か書いているのかしら?

久しぶりに上質で味わいのある、いかにも「相棒」らしい作品になっていました。

こういうのが見たかったのよ。

右京さんの紅茶に対する愛情とかオタクぶりとか。

尾美君のひょうひょうとした印象とか。

無職なわりにいい生活してたりして。あんなに沢山の本に囲まれて紅茶を飲んで。

憧れるなあ。

でもひっかかった女が馬鹿だったかも

 

カイト君が完全にわき役に回るといい作品になるのね。

そうそう、とうとうカイト君も「右京さん」って呼びました

 

 僕がいた時間

立派な両親に育てられて、しかも親が医者なのに、自分の調子が悪い時には

見て貰えない。関心を持っても貰えない。

何と可哀想な青年だろう・・・と思ってみてます。

今後、親や弟が病気を知った時、どんなリアクションするのかなと。

進行していく病気と付き合うって大変・・・・

でも暗くなり過ぎない所がいいのかなあ。

まだ個人的には泣いてませんが。

 

 明日、ママがいない

視聴率が下がった。スポンサーが降りた。

色々あるとは思うけど2回目を見た限りではいいドラマじゃないですか?

ポストに心を寄せる少年。

「夕日がきれいだね」屈託なくて、優しくて、いい少年です。

無論、ポストとは生活環境が違いすぎて将来の価値観に差が出そうだけど

でも、そういうのを超えて友情が芽生えればいいなと。

それとパチでしたっけ?

いつもママのシャンプー持ってる男の子。

この子が本当に可愛いし、ポストとの本当の「姉弟」のような関係に萌えます。

 

存在感を深めたのが園長でしょうか。

一見、すごく厳しい事を言ってるようだけど正論なんですよね。

シャンプーをさっさと「捨てろ!」とか言うのも、早く新しい環境に馴染ませようと

するものだし。多分園長の中ではこの子達を早く「大人」にしなくちゃと思ってるんだと

思います。

三浦翔平君の優しさが「仇」になった事も「傷つかないようにするか傷つけても新しい

方向を見せるか」という究極の選択を描いているのではないかと。

私の隣のお局さんは

「このドラマで苛められてる子もいるみたいだし。何ていうか大げさに描きすぎ?

スポンサーも降りちゃったしね」

とすごくうれしそうにいうので、ちょっと腹が立ちました。

つい「一体、どこの誰がその子が施設育ちだってばらすんですか?そっちの方が問題だし

ドラマの一つや二つで苛める方がおかしいでしょう?」と言ってしまったのですが。

スポンサーが降りたというのも、結果的には「負け」たわけです。

強権力に言論の自由が奪われたともいえます。

全部の回を見るでなく、少なくとも2回目は面白かったのにさっさと結論を出して

降りるなんてスポンサーの風上にもおけないでしょう。

ドラマを作る現場というのは、多分視聴者が考える以上に真剣だと思います。

限られた予算の中、限られた期間の中、あっちこっちから来る縛りに耐えて作っているのに

その結果を見てやらないで、一部が騒ぎ出したから「じゃあ降りる」って

芸術をなんだと思っているんでしょうか。

 

私、「こうのとりのゆりかご」という制度が出来た時はすごく応援しました。

回りが結構バッシングする中で、非常に画期的な試みだと思ったんです。

これで、それまでコインロッカーに押し込められて殺されたりする子が減れば

本当に素晴らしい事だと

「赤ちゃんポスト」っていう名前も病院側がつけたものですよね。

なのに、それをドラマで使ったら「そこに入れられた子供が傷つく。人権侵害」というのは

おかしいのでは?

名づけた病院にはその名前に対する愛はないの?仕方なくそう名付けたのですか?

逆に考えれば、心のそこでは、そういう「赤ちゃんポスト」に入る子、入れる親を

軽蔑しているのではないかとさえ思います。

それぞれの施設の方々も同じです。

ドラマを見て「あなたのいる施設もあんな感じなの?」と聞かれるかもしれない。

子供が「赤ちゃんポスト」とか「明日、ママがいないんだーー」と苛めるかもしれない。

でも、堂々としてればいいじゃない。

すぐに「傷つくから傷つけるな」と相手に求めるのは、「自分は被害者」だという意識に

凝り固まっているどこかの反日団体と同じような気がします。

 

例えば、うちの隣の席のお局様のように、仕出し弁当に煮卵が入っているのを見て

「卵ってすぐに悪くなるんだよねーー」とのほほんと言ったら、そりゃあまさに今

食べようとする方は傷つく。

「何でそんな事いうかな・・・」と思いつつも反論もせず「そうなんですかーー」とやりすごして

思わず卵を食べなかった私。

彼女はヤクルトさんにも「〇〇飲んで健康被害にあったってネットに載ってたわよ」といい

「今日はケンタッキーに行く」と言ったパートさんに「ケンタッキーに使ってる鶏って8本足なんですって」

という。

カツオのたたきが大好きな職員に「カツオには菌が付着してて」といい、1年間、彼女は

カツオを食べられなかったという逸話もあります。

そこまでやったら確かに、そういうつもりはなくてもこれは立派な「嫌がらせ」「いじめ」だと

思いますよ。

 

でもこのドラマはそういう類の無神経ないじめや嫌がらせとは違います。

むしろ、この事で「赤ちゃんポスト」の背景を考えるきっかけになれば病院としても

いいのでは?

例の「赤ちゃんポスト」のドラマでは、子供を養子にした親子の10年後、あるいは

その時、子供を捨てた親の10年後は描かれていません。

何もかも理想通りにはいかない。それこそが現実。

とはいっても、ドラマじゃないですか 一時的にイメージダウンはありえても、すぐに

結論を出すというのはせっかちすぎると私は思うんですけどね。

病院側もスポンサーもドラマを見ようよ。

芦田愛菜ちゃんの鬼気迫る演技は素晴らしいですよ。

三上博史の園長の、怖さの影にある優しさはたまらないですよ。

そしtれあの「コガモの家」の子はお腹いっぱいご飯を食べて、お菓子も食べて

女子会なみにおしゃべりもしてる。

これのどこが可哀想なの?偏見や差別より「毎日が修学旅行かも」と変な

勘違いする子がいるかもしれない。


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