Quantcast
Channel: ふぶきの部屋
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5842

ドラマあれこれ

$
0
0

 私がドラマを見るというので、結構職場で「これってどう?」と聞かれる事が

多くなりました。隣のお局様は私と何とか会話をしようとしているんでしょうね。

一生懸命にワイドショーネタを探してきてくれて

私の知らない芸能界のあれやこれやを教えてくれます。

ドラマ界は「明日、ママがいない」の一件で、死んだなと思っています。

その昔、三島由紀夫がハンセン病の王様を取り上げた舞台をやった時も

かなりもめたようですが、でも結果的には変わらず上演されたとか。

それに比べると、日テレさんは早々に「内容を変える」といい、病院はそれでも

「変えた内容で文句があったらまた抗議する」とか言っている。

一体、病院も養護施設協会も何様なの

「子供が傷ついた」と言えば、何でも通るんですか?ドラマを作った事もない、芝居がなんたるかも

わからない人達が偉そうに制作に口をだす。

そんな事が許される現場。これこそ「芸術の死」ですよ

そんな事がまかり通るという事は、日本において、ドラマも映画も舞台も・・ありとあらゆるものが

「不必要」と思われているからでは?

せいぜい宮崎アニメ、これだけあれば日本は文化国家なんだとでもいいたげ。

確かにドラマなんかなくたって人は生きていけるよね。

じゃあ、俳優なんか必要ないじゃない?アニメだって必要ないじゃない?

いっその事、全部なくしてからそのありがたみを感じるがいい・・・とすら思いますよ。

戦後の動乱期。昭和20年代には、信じられない程ほのぼのとした映画や華やかなレビュウ映画が

作られました。

なぜ?生活する事が精一杯なら舞台も映画も必要なかったじゃないかと思いませんか?

それでもまるで現実を忘れるかのようなものが、ロマンチックな恋が描かれた。

人は、やっぱりストレスを感じるとその「癒し」を渇望する・・・という証拠では?

「明日、ママがいない」は養護施設協会が考えるような、「子供を傷つける」内容ではありません。

ペット扱いもしていません。

最後まで見ず、ストーリーにケチをつけ、作り替えさせたらせっかく上がった視聴率が

また下がるでしょう

この一件こそが日本における「ドラマの終わりの始まり」でなければいいのですが。

 天誅・闇の仕置き人

三ツ矢雄二の声 「たっちゃんがオネエ言葉でしゃべってる」現実

受け入れていいのかどうかわかりませんが、すっごく面白くて大笑いしました。

小野ユリ子演じるサナが一々文明の利器に驚くところ。

着物を着ている人をみつけて質問したりする・・そういう所が妙にリアルで。

京本さんもかっこいいし 楽しいです。本当に。今期一番かも。

 

 三匹のおっさん

今回は「初恋サギ」の話。

私もひっかかるかも。だって突如「小学校の時の同級生です。あの頃、君に憧れてて」

なんて言われたらついつい靡いちゃうよね。

これってある意味、母さん振り込んでサギより成功するかもしれない、恐ろしいワナです。

泉谷しげるのじいさんみたいなのとは一緒になりたくないようなあ。

でもまあ、最後はいい人だし。彼がいい跡取りに恵まれ孫も出来て幸せなのも事実だし。

3人の中でもっとも幸せなんですよね。

それよりこの泉谷さんVS警官というのを見てみたいかも。

「天誅」に比べるとちょっとネタ不足かなという気がします。

同じように町内の設定で、あっちは女ばかり、こっちは男ばかりですけど、扱う事件の種類が

違うんですよね。今のところは「天誅」かなあ。

 

 夜のせんせい

なーんか飽きてきたなあ。何をやっても観月ありさじゃなあ。

せっかく山本耕史が出ているのにちっとも活躍の場がなくて。

おまけに結構同じようなストーリーで詰めが甘いし。

何でもラストは「一致団結で友情がめばえました」とか言われてもなあ。

ラストに出てくる血文字みたいなのが一つのキーワードらしいけど

何だかどうでもよくなってきました。

 

 軍師官兵衛

結構面白いけど、話が飛びすぎませんか?

例えば、官兵衛の奥さん、臨月近いのはわかるけどいきなり産気づいて

どたばたしている間にあっさり生まれて。

こういう時は赤ちゃんの産声の効果音くらい入るでしょうに、それもなし。

そうかと思えばいきなり戦場だしなあ。

武兵衛でしたっけ?で、奥方の侍女のしょこたんとの恋愛も、あまりにも唐突。

着物を縫ってあげたお礼の「櫛」これも渡す場面が欲しかったなあ。

色っぽいシーンなんか何もなくて、いきなり「帰ってきたら祝言」って

こっちの感情が入る前に次の場面に行ってします。かなりはしょってる印象があります。

武兵衛が死んで、あっさり次の家来が出てくるのも納得が。

だって官兵衛、好きだった彼女が死んだ時はあれだけ落ち込んでおかしくなったじゃない?

竹馬の友、自分を庇った人、それも親子で死んじゃったらもう少し落ち込むもんじゃないかと。

ストーリーを急ぐ必要があるにせよ、雑な印象を受けます。

 

岡田官兵衛は本当にかっこいいですね。別に岡田ファンじゃないけど

とにかく表情の一つ一つが絵になるというか。

久しぶりに大河で本物のかっこいい男子を見たって感じです。

中谷美紀の奥様もすごくしっかりしててぴったりだし。

キャスティングはまあまあかなあ。信長がもうちょっと違う人だったらなあ。

 

 S−最後の警官

いやーーオダジョーが土屋アンナをばしばし殴りつけるシーンがさらにあり、

今度は外人の男にまでぼこぼこにされる。CSIでもこんなシーンはないのになあ。

普通、ここまで来たらレイプなのに、それだけはないのねと不思議に思いましたわ。

 

こんな大事になっている時の向井君演じる一悟の能天気な言動には腹立ちを

超えて怒りが 向井は何を考えて演じてるいるの?

シリアスドラマの雰囲気を見事にぶち壊しているじゃないの。

せっかく緊迫感が漂っているのに、一悟が「ちくしょう。何でなんだよ」とかいう度に

ムードがふにゃっとなっちゃう。

しかも、またも上司の言う事を聞かずに単独行動。

ピストルに素手って・・・アメリカドラマの「AROOW」の弓矢よりありえないし。

要するに、NPSを持ち上げといて、その誰かが殉死したら世論は一気にSAT寄りになり

SATのレベルアップがしやすくなるという事?

という事はオダジョーは、陰で日本の警察に協力している事になるんですが。

それにしたって、だったら警察関係者の横川さんをあれだけ殴る必要性はなかったのでは?

顔が変形する程だよ?ひん死だよ?

にも関わらず一悟の妙な明るさが許せんっ

向井君は今回のドラマにはいらないキャラです(主役だけど)

誰?あんな演技をつけた人。本人が持つ雰囲気そのものがドラマというより「普通」で。

緊張感なしの演技で。

だからこそ「ゲゲゲの女房」のような朝ドラならふさわしいんですが。

こういうリアル感が求められるものは無理ではないかと思います。

苦労知らずみたいな顔立ちも問題なのかもね。

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5842

Trending Articles