オセロの中島さん、無事に親元へ帰ったようでよかったけど。
例の占い師を何でその場で確保しなかったの?
夜中に逃げ出してしまうなんて ちょっと詰めが甘いのでは?
テレ東京で放送した3・11のドラマ。「被災地の新聞社」でしたっけ。
みました。
仙台人には当たり前のような河北新報社。
あのビルの前にある銀杏並木が本当に美しくて・・・そこから東北学院に抜ける
道が好きです。
それはどうでもいいんですが。
まだ記憶が新しいうちにこういうドラマを作られても、あまり感動できないの。
なぜって、たとえば地震発生の時の描写。
大きいのが1回だったけど、本当は断続的に大きな余震が続いて、落ち着ける
余裕はなかったはず。
しかもあの日は大雪が降ったのです。なのに窓の外で雪の風景はなし。
気仙沼とか荒浜も同様。
記者さんが被災してドラム缶の焚き火の側で子供を寝かせていたけど、
あんな事をしたら凍死するって・・・・あの日は大雪だったんだよ。
『寒さ」「冷たさ」「凍えるような感じ」がない東北のドラマはやっぱり失敗だと
思うんですよねーー
方言もあまりなかったし。
新聞記者なんだからたとえ震災にあっても家族より仕事優先なのは仕方ないと思う。
思うけど・・・帰宅難民になった夫を待ちながら心細い一夜を明かした身となれば
釈然としないものが。
家族ってなんだろうなあって考えましたもん。
最も危機的状況の時に、もっともあてにしてはいけない家族。それは「夫」だったり
するわけでしょう?今の日本では。
疑問持たないんだよね。世の奥様達って。私みたいな事をいうと「わがまま」とか
非難されちゃう。そういうものなんでしょうね。
今期のドラマは微妙な感じが多いです。駄作もないけど秀作といえるかと
言われれば・・・でも、今の所、一番の出来は「13歳のハローワーク」と
「ストロベリーナイト」オタク的にいいと思うのは「理想の息子」
野島信司は色々言われる作家ですが、へこまずに頑張って欲しいです
「理想の息子」は親子関係をものすごく皮肉たっぷりに描く事で、本当の「親子愛」を
描いているのかなと思います。そういう意味では意味深い台詞も多いし、よく出来た
脚本だなと思いました。
平清盛 9回目
今回は朝廷がメインのお話だったので、割と集中してみる事が出来ました。
やっぱり平氏の話よりも朝廷の話の方が面白いモンね
(ちらっと出てくる源氏が・・・・)
子供が生まれた事で「反抗期」清盛もやっと一人前の大人になりました。
随分長い思春期だったよなーーと思います。
そんな彼が雅仁親王に対して「子供のようだ」と説教する姿に
「人のこと言えるの?」って思ってしまったのは私だけ?
鳥羽上皇は相変わらずナリ子様をご寵愛(・・のように見えず。あてつけっぽいよね)
崇徳天皇はいじいじ・・・心の声で義清に訴え『一人にしないで」
(そりゃあまあ、子供を産めない正室が自ら離れていくってありえない。よけいに
子供が出来ないじゃないの)
そうこうしているうちに、ナリ子様、男子ご出産 その名もナリヒト親王。
祝いの宴に乗り込んで来た雅仁親王、赤ちゃんのほっぺをつねって泣かせる
という大人気ない振る舞いに及ぶ。
「戯れがすぎる」と上皇に叱られた雅仁君。
「戯れ?上皇様となり子様の戯れでナリヒトが生まれたんじゃないの?
自分の息子を叔父児といって遠ざけて側室を正室より寵愛するなんて
これ以上のたわむれがある?」
そこでナリ子様、突如怒りだしたま子様に向かって「この女を不幸にしてやらねば
気がすまぬ」とまあ・・・側室の癖に大仰なものいい。
それい対してたま子様・・・瞳から涙をぽろり。
「私はわからぬのでございます。人を愛する事がどういう事か。私はただ
院のおおせのままに・・私を育てて下さった院のおおせのままに」
はい この勝負はたま子様の勝ち
いやーー恐るべし壇れい 泣き落としがここまで似合う女性はいないでしょう。
鳥羽上皇なんて、視線を外す事すら出来ないし、自分をかばってくれるナリ子
を怒鳴りつけちゃったし
鳥羽上皇いわく「苛めて泣かせるとよけいに愛しくなる」んだって。
なり子様、逆上して失敗だったわね。
「瀬をはやみ・・・」の歌は西行だよね?
崇徳の歌なの?
まあ・・展開としてはいいのですが、雅仁親王の装束と髪型が異様です
いくつの設定かわからないけど、あの髪型はないだろう・・・・し、真っ赤な直衣って。
今回は、色々スケスケ直衣や十二単が出てくるけど「ファン・ジニ」のありえない
韓服を思い出します。一見華やかだけどありえない色やら柄やら
こういうところも韓国ドラマに毒されているなあって思います。
ところで。
側室のナリ子様がたま子より上座に座っているのはお子様が生まれたから?
でも側室は側室だしなあ。
それにさっさと席を外す藤原家。これまた上皇様より先に退出なんてありえないと
思います 無礼千万だよねーー
さて。
たま子様、義清に抱きしめられて「人を愛すること」を実感しちゃった。
いやーーあんな風に抱きしめられたいと思うけど、あのシーン、そっくりなのが
「冬ソナ」にありましてね
この大河ドラマは色々な部分で「パクリ」が多いとされています。
オマージュというよりパクリなんだそうです。
そこらへんを検証しながら見るのも面白いかも。