次の日の朝は、姫ちゃんの希望にそって
猪苗代にある「世界のガラス館」へ。
http://www.world-glassware.com/
私はいつも、すぐに隣の地ビール館でラオホビールを飲むのですが
今回はお金もないし・・・・・ガラス館を見るだけに
だけど、見たら欲しくなるもんねーーー
ガラス館の隣りにはお菓子館もあり、郡山宮妃はそこで色々なお茶の試飲を
していそうです。
おいしい梅茶を見つけ、思わず「これ、おいしいわあ」と言ったら、横にいたヨンジュナが
「ばばちゃん、それ、僕が買ってあげるよ。お誕生日に何もプレゼントできなかったから」
と言って、買ってくれたそうです
必殺の殺し文句が出て、宮妃メロメロ
ひょえーー
それだけではなく、ヨンジュナはこっそりガラス館でビール用のグラスを買っていました。
後で私に「母の日のプレゼトね。これで絶対にビールを飲んでね」と。
はいっ 飲ませて頂きますとも。
帰京してから早速、ヨンジュナが注いでくれました。もう完璧っ
うちの旦那なんて姫に「これ買って」と小さなストラップを買わせて
最終的に私にプレゼントだそうで・・・・・()
結果的に地ビール館に寄れず、売店でラオホビールを娘におごって貰い
情けないよな・・・と思いつつ飲んでおりましたわ(涙)
おまけに親孝行な娘は瓶で3本おお持ち帰りしてくれて。
布引の風車もみました。
風の谷だーーと旦那は大騒ぎしておりました。
その後、羽鳥湖を超えて「レジーナの森」へ。
ここってペンションや水着で入るお風呂などがありますけど、
要するに別荘地で、沢山売りに出されてました。
いいなあ・・・・と、思いつつ、あまりの高級感に庶民には無理だなあと。
足湯に浸かってその場を離れたのでした。
そして一路「ブリティッシュヒルズ」へ
http://www.british-hills.co.jp/
ここは何といったらいいか・・・・・ここに一歩足を踏み入れたら
原則として「英語」しか使っちゃいけなくて、しかも料金がポンド表記。
宿泊者は「ハリーポッター」みたいなマントを着て歩いているんですが
それがかっこよくて。いいなあ。
入口。完璧にイギリスに迷い込んだみたい。
シェイクスピア像。ここはマナーハウスになっていて、宿泊、講義、英語体験などが
出来るそうです。
カフェ「アスコット」でトイレを借りたんですが、席待ちの人が辞書持って話しているのを見て
びっくり。
屋敷の中はまさに「ダウントン・アビー」の世界で私好み。
グッズも勿論英国品ばかりで、ロンドンのショップにいる感じですか。
どこぞの皇太子妃もここにくれば好きなだけ英語を話す事が出来るんですよ。
いかがですか?
じっくりと英語を学んだらよろしいわよ。
那須に一泊して、翌日は茶臼岳を見て、殺生石を見て。
要するに火山の噴火で沸き上がった石が真っ黒にこげたまんまで残っているんですけど
ここで九尾の狐伝説を聞きました。
茶臼岳といえば、何年か前に皇太子一家が登山をしましたね。
そんなに高い山ではなくて、普通の靴でも大丈夫とか宮妃は言ってましたが
そうなの?
那須の御用邸を横目にみながらいくと
那須のステンドグラス美術館へ
http://stainedglass-museum.com/nasu/
そういえば、ここも皇太子と愛子内親王が来たことがありました。
何もかもがロマンチックで乙女チックでイギリス風。
でも入館料はちょっと高め。無論、グッズも結構高い。
思わず籠にポンポンステンドグラスの置物などを放り込む内親王を思い浮かべて
しまいました。
ガレ風のランプなんて4万5万平気でしょ。
もしかして買ったりしているのかしら。税金で。
本当に素敵なショップなんですよ。
ブリティッシュヒルズもそうですが、福島から那須にかけては「イギリス風」が売りなのね。
この教会を30分貸切ってプロポーズは
いかがでしょう?結婚式もできます。
まるで外国で結婚式をあげるみたいな感じ。アフタヌーンドレスを着たい。
それから今度はオルゴール美術館へ。
ここも愛子内親王が来てましたよね。
つまり、御用邸からかなり近いって事なんです。
ステンドグラス美術館でもこのオルゴール美術館でも、素晴らしいオルゴールの
音色を楽しむ事が出来るのですが、じっと聞き入ることが出来たのかなとか。
私など、イケメンのフランス人形に恋をしそうでしたよ。あまりに美しくて。
自分がいかにアンティークが好きかって再確認しちゃった。
あの方々が何度も那須に足を運ぶのは、多分町全体を包み込む
「外国風な感じ」を味わいたいからじゃないでしょうか?
だけど、キリストの生涯にも、オルゴールの歴史にも全く興味なしの妃は雰囲気だけ
味わって実際には行かないって事でしょうかね。
沢山、素晴らしいオルゴールが売ってたんですが、その中でも
漆塗りに螺鈿細工の宝石箱があって。
これを見たとたん、郡山宮が
「ママ、こういうものを娘に買ってあげようとは思わないの?」って言ったので
意味がわからずにいると
「旅行に来たってアクセサリー類を袋に入れて持ち歩いてさ。少しは
買ってやろうとか思わない?」
っていうんです。
そこで、それまで夢見心地の感情がどかーーんと地獄に落ちましたね。
仮に買ったとしても、宝石箱を持ち歩くわけにはいかないんですから
袋に入れて正解だと私は思う。
でも、確かにこの宝石箱は素晴らしい。素晴らしいけど高い。
ヨンジュナが生まれる前だったら、ぽーんと買っちゃったかもしれない。
フルタイムで働いていたしね。でも今は。
っていうか、宝石箱を必要としているのは実は私なのよ。
真珠だってダイヤだって宝石箱だって、今、必要なのは私。
私ってそういう事も考えちゃいけない立場なのか。
母親がネックレスの類をハンガーにかけている状態でも、娘は漆塗りの
宝石箱が必要と。
そういうものを買ってやることこそ、「母の愛」だと宮は言いたいんでしょうね。
悔しいから旦那に大声で「お父様がこう言ってらしゃいますが」と言ったら
「私はママに言ったんですけどね」と。
財布握ってるのは旦那なんだから息子に言えよ!ですよね。
嫁公務というのはみじめなものなのかなと思った二日間でした。