両陛下が帰国されました。
タイへ立ち寄り、プミポン国王への弔問も。
ワチュラロンコン新国王と。
こうしてみると、あのひどーい国王もまともに見えるから不思議です。
「この人ですらまともになるならうちのナルちゃんだって大丈夫ね」と思われたでしょうか。
完璧に着物姿の皇后陛下ですが、何度もいうように皇室は洋装が礼装なのですよ。
今更服装がどうのっていう方が古臭い・・・・んだろうなあと思います。
皇族と庶民が同じ喪服ねえ 庶民の場合は着物の方が格上になりますけど。
何と申し上げたらいいのか。 少しも高貴な気がしないんですよね。困ったなあ。
回りのキンキラに負けているような気がして。
お出迎えの皇族方。こちらも黒ばっかり。
華子様は青で、絢子女王が茶色。
雅子妃の服装。これじゃ完全に喪服ですよね。っていうか、何で皇族方みーんな黒なの?
こういう時は笑顔を絶やさない雅子妃と誰よりも得意げな皇太子。
どこまでも清らかな眞子さまと佳子様。黒なのに春風が吹いている。
さて、今回の両陛下のベトナム訪問。
週刊誌には「平和への祈り」だとか書かれていますが、今回ばかりは全く意味のないセンチメンタルジャーニーだったと思います。
一体、誰を慰霊に行ったのか。このお二人は母国の人よりもあちらから来る留学生や、元日本兵の妻や枯れ葉剤の犠牲者の方が大事だったのでしょうか?
元日本兵の妻に「だいぶ苦労されたんでしょうね」っていうのはわかる。
わかるけど、戦後もベトナムに残って独立運動に命を捧げた日本兵へのねぎらいの言葉とか、思いとか、そういうのはないのでしょうか?
ただただ、日本が平和を壊し始めているような印象操作ばかりして。
そもそも皇后が政治的な思いを持ってそれを週刊誌に書かせるっていいのか?
ベトナムは社会主義国なのに、なんの抵抗もなく行っていいのか?
日本国民としては悲しくてしょうがないですよね。
これが平成流の「平和を祈る皇室」の姿なんておかしいでしょう?
帰国の途についている時、北朝鮮からミサイルが4発も発射されました。もしその1発でも国内に落ちたらどうなっていたか。そしてその時、日本に天皇と皇后がいなかったらどうなっていたか。
排他的経済水域に落ちたってだけでも大きな事ですし、本来は国にいるべき両陛下だったと思います。
そういう時代なんです。今は。
いつまでも昭和30年代の平和思想を持ち続けていても意味がないわけで。
結果的にタイへ行った事が大きな成果で、これでもう思い残す事はないのでは?と思いますけどね。
これが本当に「最後の海外」になるといいですね。